リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

ドリームメンバーが集まります!

2022年06月27日 | 石垣島の問題

前勢岳のゴルフ場リゾート開発予定地を流れる幾つかの沢の魚類調査にドリームチームが集まりました! メンバーは魚類学会、美ら島財団、国立環境研究所、生命の星・地球博物館、WWF、アンパルを守る会、石垣島エコツーリズム協会です。明日から本格的な調査を行い、30日には記者会見を行います。一応全国のマスコミに向けてですので、皆さんの目にも留まるかも知れません。

興味がある方は上記した団体のSNSにも出ると思いますので、そちらを見れば確実だと思います。是非ご覧になって下さい。

★画像はワザと顔が分かりにくいように処理をしています。

おそらく新種だろうと思われる種がいる事は分かっているんですが、捕獲出来るだけでなく色々と裏取りをしないといけないので直ぐと言う訳にはいかないかも知れませんが、近年中発表出来ればとの事です。

また経過報告をしますね。

 

#魚類学会 #美ら島財団 #WWF 
#リフトアップ石垣島エコツアー #石垣島エコツーリズム協会

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ツマグロゼミも鳴く季節

2022年06月17日 | 生き物

5月の終わりごろから、家の庭でツマグロゼミが鳴き始めました。この時見たのは羽化したてだったんですが時間が15時過ぎ。オイラの感覚では夜や早朝に羽化するんだと思ってたけど、こんな時間にするんですね。

北限の宮古島では天然記念物で絶滅危惧種です。色付いて来るとグリーンだったりオレンジだったりの色になります。高い小さな音で鳴くので気付いてない人もいるし、歳をとると聞こえなくなると言いますが、オイラは今のところまだ聞こえてます(笑)。と言うかこのセミの鳴き声が聞こえていてもセミだと思っていない人や、このセミの存在を知らない人の方がウチナー、ヤマト、関係なく多いんじゃないかと思います。オイラも石垣に来た頃は何の鳴き声か分かりませんでした。

★先日案内したRBCの映像が流れたけど、クレジット入れてくれてませんでした。「ニュース映像に入れた事がない」と言うのが理由だそうです。無償で協力、クレジットも入れない、そのうち誰も何もしてくれなくなると思うけどな。取材陣は良い方達で、この件でお電話頂き何度も謝られていました。LINE交換もして「石垣に行った時は、またお会いしましょう」と電話を切りました(^^)/。

 

#リフトアップ石垣島エコツアー #ツマグロゼミ 

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マラリア地獄 白水強制避難地での撮影案内

2022年06月10日 | 石垣島の問題

 先日、八重山平和祈念館から電話があり、「慰霊の日に合わせ、RBC(琉球放送)が白水を案内してくれる人を探してるんだけど、お願いできますか?」と連絡がありました。あいている日だったので「良いですよ」と二つ返事。

 白水と言うのは於茂登山系の渓谷の一つで、今の於茂登登山道の西側に位置します。石垣島の大川、登野城の人達が旧日本軍により強制的に避難させられていた場所で、当時も山中はマラリア原虫を媒介するハマダラカがウヨウヨいる、そんな場所でした。

当然避難した住民は次々とマラリアにかかり、毎日のように亡くなって行きました。それでも始めの内は亡くなった方を集落の火葬場まで運んでいましたが、白水だけでなく他の山中に強制避難させられた人達も亡くなる方が続出。とうとう追いつかなくなり空き地で焼いたりしたのはまだ良い方、終いには白水避難地から少し離れた場所に穴を掘り、一時的に亡骸を埋めてたほどです(戦後掘り起こし、きちんと埋葬したそうです)。

 ではなぜマラリアに罹ると分かっているのにそんな山中に強制的に避難させられたのか? それは言葉のせいです。旧日本軍は何を言っているか分からない沖縄方言(石垣方言)を使う地元民をスパイだと疑い、自分達に分からないと思って悪口を言ったり、敵国に情報を漏らしているんじゃないかと疑ってかかっていたからです。実際そんな事はないんですが、極限状態で精神的にもおかしくなっていたんでしょう。石垣島でオイラは聞きませんが、疑心暗鬼にかかった旧日本兵にスパイ容疑で殺された沖縄県民は驚く程多く、一家全員皆殺しと言った事も珍しくありませんでした。

 撮影したいのは「島民が生活してた場所」という事で、軍関係の場所には興味が無く撮影もせず、しばらく入った辺りで石を3個置いただけの簡易竈跡や当時のままのヤカンや皿を撮影して「もう大丈夫です」って事であっという間に終わりました。オイラも直ぐに終わって「楽ちんだったなぁ」と思ってたら「他に何かありますか?」と聞かれ、つい「奥に天皇壕(御真影壕、国民学校の天皇・皇后の写真や絵を守る為に安置した壕。島民よりも安全な最も奥に作られた)と八重山支庁壕があります」と言ってしまい、このあと後悔する事になるのです(笑)。

 言った時点で行くって言わなきゃ良いなぁと思っていました。なぜなら何度となく行っているオイラはこの先どう言う事になるか分かっていたからです。そしてその予感は的中。「それ良いですね、撮りましょう!」と言う事で行く事になりました。
「ガ~ン!」
 進むにつれだんだんとコシダの繁茂が激しさを増して来ますが、この辺りはまだ序の口。天皇壕のある場所には行くには、沢をもう一度渡らないといけません。沢の中で転ばないよう、ゆっくりと足元を確かめながら渡ると、そこにはもう道はありません。しかも伐開するのはオイラ一人。ここに来るまでに既にだいぶ切って切って来ました。今回はボランティアだったので、カメラを持っているカメラマンさんや三脚を持っているカメアシさんに交代して貰う事はまず無理ですが、身軽なディレクターさんならっと思ってチラッと見たら、彼が一番バテバテ。黙って鎌を持つ手を振り続けました(>_<)。途中アダンで手を切ったり、棘のある蔓が刺さって出血したりしましたが、これはいつもの事。コシダジャングルを抜けた時はホッとしました。血だらけになった手を見たディレクターさんは引いてました(笑)。 梅雨明け後も雨の日が続く石垣島の山中、汗だくになり、ヌカカに刺されまくり、帰ったら耳が「でっかくなっちゃった!」でサルみたいになってて触ったらプルンプルンでした(笑)。痒い~!

 無事、最奥の天皇壕、支庁壕を撮り終え、雷が鳴り始めて雨の風を感じていたオイラは増水をビビっていましたが、何とかなりました。結局雨は帰宅後暗くなってからでしたが、沖縄は雨が降るとアッと言う間に増水するので、常に気にするところです。

 今回は石垣島の戦争体験者S子さん(粟石の回でヘレン・F・フォスターさんを案内していたS子さんと同一が当時避難していた場所と言う事で、S子さんの証言に合わせ白水で撮影しました。放送は6月17日、18:15からの「RBC NESW Link」内でS子さんのインタビューと共に流れます。沖縄県の人しか見られないと思いますが、興味があったら見てね!

★最後に、
ディレクターさんが「当時の人達もここを歩いたんですね。話しだけでなく、実際に来ると実感します」と言う言葉が印象的でした。

#リフトアップ石垣島エコツアー #慰霊の日 #白水強制避難所 #戦争遺跡 #RBC NESW Link

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第19回 身近な水環境の全国一斉調査

2022年06月07日 | 何でも

コロナに負けず、今年も「身近な水環境の全国一斉調査」をやりました。全国では19回目、石垣島では16回目になります。去年に引き続き今年もコロナ過の為、一般募集は行いませんでしたが高校の部活は大丈夫と言う事で、八重山農林高校の生物部と八重山高校の希望者が参加してくれました(今回生物部は他の調査日と重なって不参加)。

総勢24名くらいで、東、西、中央、轟水系、アンパル水系の5班に分かれての調査です。
今年のオイラは東コース。八重高の生物の先生と生徒3名が一緒に回ります。

最初は新川川の長間橋です。水面まで下りられないのでバケツに縄を付けて採水します。新川川は3チームが場所を変えて調査するんですが、ココが一番下流側のこのポイントです。毎年行っているCODパックテストの最大値8を超えてしまいました!

新川川は生活排水等の垂れ流しがあり確かにそれが原因の1つなんですが、最大の理由は石垣のほぼ全てのホテルのリネンなどを処理しているクリーニング工場からの工場排水です。以前ここからの排水を何倍まで薄めれば数値範囲内に収まるか試して見た事があります。しかしどれだけ薄めても数値内に収まらないので途中でやめました(>_<)。

こちらは石垣島全調査ポイント中、毎年一番良い結果(キレイ)が出る沢です。今、水温計を見ている所ですね。ビックリしたのが他のチームで水温を知らべる時に、高校生の数人が水温計の扱いが分からなかった事です。生まれた時からデジタルの水温計しか使った事がないその子達にとっては初めての経験だったようです。

裏に行くといつも立ち寄る売店で、立派なゴーヤ2本100円で買いました。お昼近かったので、おばぁが美味しそうな「焼きそば弁当、薄焼き卵のせ」を準備していました。食いたかった~!

#リフトアップ石垣島エコツアー #身近な水環境の全国一斉調査 #COD 

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100歳の大おばぁ~が、今日逝きました。

2022年06月02日 | 何でも

今回は完全な自分事なんですが、今年2月に100歳になった大おばぁ~(大叔母、婆ちゃんの妹)が今日亡くなりました(ちなみにオイラも2月生まれ)。オイラは東京にいる時、数回しか会った事がなかったんですが、最後の方は会う度に「この人は誰だっけ?」と言ってました(笑)。だってその頃すでに70代後半ですから。
戦時中は20代ですから当時の事を鮮明に覚えていて、「空襲にあった時、布団被って死んだ人を踏みながら逃げた」とか壮絶な話を聞きました。

申し訳ないのが、一人の身内にも看取られず逝かしてしまった事です。大おばぁは病院というか高齢者施設と言うかが併設したマンション見たいのに住んでいたんで誰にも気づかれず亡くなった訳ではないんですが、やはり身内が誰もそばについててあげられなかったと言うのは、物凄く申し訳なくて、悲しくて、辛いです。思うと涙が出ます、ごめんなさい。

それに島に棲んでいると直ぐに行く事も出来ず、施設とヘルパーさんが全てやってくれる事になっているんですが、それも申し訳なく思います。
なるべく早く内地に帰り、手を合わせたいと思います。

画像は2年程前、コロナが落ち着いている時に帰省した時載せた、大おばぁの住んでいた中野の空の画像です。

合唱

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