リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

干潮の海は面白い!

2022年09月28日 | 海が好き!

干潮時の海は色んな生き物観察のチャンスですね。普通干潮時の観察と言うと岩場か多いんですが、砂浜の干潮時もわりと楽しめます。昼間でも勿論面白いんですが、今回は夜の砂浜です。特に写真を撮る方には水中カメラを持っていなくてもある程度キレイに撮れるのが干潮時の良さ。
さぁ、カメラとライトを持ってレッツら・ゴー!です。

始めはイソギンチャク(3Cm位)です。透明で黒い?斑点模様が美しいですね。盛んに触手を動かしてましたから、獲物を探していたんでしょう。夜の砂浜は魚も警戒心が薄れオイラの長靴にも当たってくるくらいですから、イソギンチャクも獲り易いのかな? ん?、このイソギンチャクは砂中から出ちゃった見たいですね。
この場所は台風の影響でかなり砂が動いたようで、その証拠が側にありました。

赤で囲んだ部分、砂の棘みたいのが砂地から飛び出してるように見えます。これ本当は飛び出しているんじゃなく、ゴカイとか海に棲むミミズの役目をするワーム状の生き物が粘液とかで砂を固めて作った巣が周りの砂が流されたおかげで残った状態です。同じ様な物が陸上でも時々見られますよね。
きっと中にはまだ住人がいるはずです。高さわずか1Cmほどの砂の筒状の巣ですが、どんな生き物が住んでいるんでしょうね? 他のでもよく「何で確かめなかったの?」と言われますが、お家を壊してまで中を見たいと思わないオイラは観察者失格でしょうか?(笑)

ハゼの仲間(5Cm位)かな。そんなような形の魚ですね。この子はおそらく眠っているので全然逃げません。でも眩しいと思うので一気に2~3枚撮影して直ぐ止めました。

最後はカニさん(3Cm位)。これ砂に潜って行く途中です。沖縄の砂地は基本サンゴの砂なので白っぽいのが保護色なので、そこに棲む生き物も白っぽいのが多いですね。

夜じゃないと出て来ない、見られない、見ずらい生き物も沢山いるので、昼だけでなく夜もぜひ行って見て下さい(自己責任で)。安全の為に二人以上で、知らない海ではライフジャケット付けて、あと何所からエントリーしたか分かるようにLEDの点滅灯をスタート地点に設置。そうじゃないと全然違う浜に戻って、下手したら車まで延々歩く事になりますよ(笑)。

 

#リフトアップ石垣島エコツアー #干潮 #観察 

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久しぶりに水中写真

2021年08月25日 | 海が好き!

以前使っていたフィルムカメラ用の水中ハウジング(数十万円)が「もったない」ので、デジカメが使えるように今年の冬頃だったかに改造(前にも書いたかな?)しました。それから随分経ってしまいましたが、ようやくお重い腰を上げました(笑)。久しぶりなもんだから物凄く下手で、その癖難しい強マクロのセッティングで組んでしまい、さらにシュノーケルでの撮影なのに面倒臭がって近場の波のある所(観音崎北側)に行ってしまい、全く満足の出来る画像が撮れませんでした。

その画像だけだと余りに下手クソ過ぎて、せっかく見に来てくれた方に申し訳ないので、過去の載せた少しはマシな水中画像も載せておきます。

イソギンポの仲間だと思います。皮弁(頭飾り)が目立たないから、フタイロカエルウオかな?でも頭もツートンだな。

メアジかボラの群れかな?キレイですね。とにかく2点とも15年くらい前に撮影した物なので、さだかではありません。

そして今回撮影したのがコレ↓

ハネウミヒドラ(ハネウミヒドラ科)でしょうか?こう見えて「ヒドロ虫」と言うクラゲの仲間で、植物ではなく動物です。先の泡が付いているように見える所を「ヒドロ花」と言い、小さいクラゲの様なのが付いています。そこから触手を出しプランクトンを食べます。時期が来ると本当に小さいクラゲの形で分離し泳いで離れて行きます。キレイだと思って触るとクラゲと同じようにピリピリするので素手では触らない方が良いですよ。

透明度が低く、ストロボの角度も良くなく、ハウジングのレンズの泡を取り忘れたのが逆に面白い画になりました。これからまた少しづつデータを取って、まともの画像が撮れるように精進します。

#リフトアップ石垣島エコツアー #ウミヒドラ #ヒドロ虫

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海岸沿いの洞窟

2021年05月15日 | 海が好き!

石垣島にはありとあらゆる地質が見られます。今回も久しぶりに海岸にある洞窟にい行って来ましたが、考えて見たら前回も銃眼痕で、穴ばかり入っていますね(笑)。

開口部、広く見えますが、ヒト一人入れる程度の大きさしかありません。

洞内は常にしゃがんだ状態で移動しないといけないくらい低いです。水の流れは無く乾いていて、新たな二次生成物はもう出来ないだろうな、という状態です。もう一つ奥にも部屋があるんですが、怖くて入れません(笑)。

石垣島は石灰岩が沢山あるで探せば洞窟はいくらでもありそうですが、最近無責任なSNSが多く、もの凄く軽い気持ちで自然に入って行く人が増えているので気を付けてください。今日もサンダルで山に登ろうとする若い女性二人がいて「ちゃんと靴を履いた方が良いよ」と言いましたが、あの後どうなったかは分かりません。

#リフトアップ石垣島エコツアー

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良い夕景でした。

2020年11月14日 | 海が好き!

本日仕事関係の人と遊びに行った時に撮影しました。自営業のオイラが仕事先の人と大勢で出かけるのは珍しいので面白かったです。新コロの今、飲ミュニケイションもままならないのでオイラが皆さんをフィールドにお連れしました。

アウトドアなら新コロもそれほど気にする事も無いのでストレスも無く、みんな楽しかった!と言ってくれました。皆さんも今こそ子供の頃に戻り外で元気に遊べば良いんです。そして夕空見ながらお家に帰ります。あの頃はそれが当たり前だったでしょ?

#リフトアップ石垣島エコツアー

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謎の穴だらけ!3

2020年04月08日 | 海が好き!

今回の最初の画像、細かいのの集団が嫌いな人は、イヤな画像です(+_+)。

何だか良く分かりませんね。ブドウがびっしり?タピオカ?

答えは、「イソギンチャク」の集団でした。わざわざこんなに狭い所に、こんなに沢山で、さびしがり屋さんですね(笑)。

ここからは番外編。「フジツボ」なんですが、オイラが今まで見た事がある中でもかなり大きいフジツボでした。イソギンチャクも地域と種類によって食用にしますが、フジツボこそ食べる地方は多いです。何せ甲殻類ですから、美味しいに決まってる。刺身で食べる地域もあるそうです。 ところで石垣島で「カメノテ」を見た事がある方いますか?どうもほんの一部にしかいないと言う事なんですが、どこにいるのか良く分かりません。あと石垣島でも「ヒジキ」が取れる所がある、という伝説みたいな話もあります。

もし知っている方がいたらコメント欄ではなく、メールでコッソリ教えてください!

最後は不思議な光景です。「コシダカアマガイ」などの殻に入った「ヤドカリ」がアチコチでひっくり返っています。なんで?と思ったら、人にビックリしてパッと引っ込んだヤドカリが、ひっくり返ってしまうようなんです。つまりアマガイの貝殻の形状のせいで、引っ込むとヤドカリ君の意に反して「クルンッ」とひっくり返ってしまう、と言う事のようです。ヤドカリ君にしてみたら、困った問題ですねぇ(笑)。

#リフトアップ石垣島エコツアー

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謎の穴だらけ!2

2020年04月06日 | 海が好き!

通常ならなかなか見る事の出来ない潮間帯の生き物も、大潮の干潮時に行けば大抵の物は観察出来ます。今回はその2回目。ナガウニが開けた?謎の穴にはナガウニ以外どんな生物が見られるでしょうか?

最初はヒザラガイ(クサズリガイ科)。名前は知らなくとも大抵の人は見た事があると思います。8枚の殻に覆われ平たい海のワラジムシみたいですね。ただしワラジムシのような脚は無く貝に近い生き物です。味もアワビに近く美味しいのですが、下処理が大変で中途半端に煮ると固くなってしまいます。数時間茹でて薄皮とか殻を剥いて食べます。殻は基本的に8枚殻ですが、産まれて直ぐは7枚殻でやがて8枚目が出来てきます。たまに9枚のもいます(笑)。磁鉄鉱で固めた歯舌で岩面などを削りながら藻などを食べる為に、この穴をさらに深くする一因の一つと言って良いでしょう。

化石で見つかるこの仲間もほぼ同じなので古くからいる生きた化石の一つですが、あまりにも当たり前にいるのでシーラカンスのような扱いにはなりません(笑)

ハナマルユキ(タカラガイ科)がいました。これも良く知られた生き物ですね。動く時に外套膜を出し殻をほぼ包んでしまうので、こんなにツルツルキレイな状態を保てます。装飾品とか色々利用されますが食用にもなります。以前にも書きましたが、殻の周りを岩などにコンコン、コンコン叩いて割って一周するとパカッと上側取れ、身が取れるんだ、と昔々おじいさんに教わりました。

★食用にする場合、海の生き物は貝に限らず魚でも何でも稀に毒化してたりアレルギーの人がいるので自己責任でお願いします。

次回に続く

#リフトアップ石垣島エコツアー

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謎の穴だらけ!

2020年04月03日 | 海が好き!

先日3月26日は大潮で、沖縄では「浜下り」と言って女性が海水で身を清め厄払いをする日でした。浜下りも時代とともに変化していき、現在の浜下りと言えば「干潮時の海に出かけ潮干狩りをする」と言うのが定番です。大潮の時は海での自然観察には持って来いで、オイラも仲間と一緒に地質や干潮時の生き物観察に行って来ました。

普段海水中に没してる場所でも大潮の干潮時に来れば何時もは見られない色んな物が見られます。この日来た岩場ではご覧のように謎の穴が沢山開いています。
「何だこれは!?」

近場で見るとこんな感じ。穴と言っても丸い穴ではなく長方形の溝が所狭しと無数にありあります。中を覗いて見るとナガウニ(ナガウニ科)が入っていました。ナガウニは暖かい地方に多くいるウニですが、このウニが食事をする時、丈夫なエナメル質の歯を使って岩に生えた藻を岩ごとガリガリと削り取って食します。食事の為だけでなく波などで流されないようにワザと穴を掘り身を隠しているんではないか?と考えられています。

ただ、一からナガウニ君がガリガリと削って穴を開けているのか、もともと少し凹みがあるような場所を気に入って利用しているのか分かっていません。と言うのもこのような穴の中にはナガウニだけでなく、色んな生物が住みついているからです。はたして最初の一噛みはどんな生物なんでしょう?と言うより誰もが最初の一噛みなのかも知れませんね。

続く

#リフトアップ石垣島エコツアー

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謎の穴だらけ!

2020年04月03日 | 海が好き!

先日3月26日は大潮で、沖縄では「浜下り」と言って女性が海水で身を清め厄払いをする日でした。浜下りも時代とともに変化していき、現在の浜下りと言えば「干潮時の海に出かけ潮干狩りをする」と言うのが定番です。大潮の時は海での自然観察には持って来いで、オイラも仲間と一緒に地質や干潮時の生き物観察に行って来ました。

普段海水中に没してる場所でも大潮の干潮時に来れば何時もは見られない色んな物が見られます。この日来た岩場ではご覧のように謎の穴が沢山開いています。
「何だこれは!?」

近場で見るとこんな感じ。穴と言っても丸い穴ではなく楕円形の溝が所狭しと無数にありあります。中を覗いて見るとナガウニ(ナガウニ科)が入っていました。ナガウニは暖かい地方に多くいるウニですが、このウニが食事をする時、丈夫なエナメル質の歯を使って岩に生えた藻を岩ごとガリガリと削り取って食します。食事の為だけでなく波などで流されないようにワザと穴を掘り身を隠しているんではないか?と考えられています。

ただ、一からナガウニ君がガリガリと削って穴を開けているのか、もともと少し凹みがあるような場所を気に入って利用しているのか分かっていません。と言うのもこのような穴の中にはナガウニだけでなく、色んな生物が住みついているからです。はたして最初の一噛みはどんな生物なんでしょう?と言うより誰もが最初の一噛みなのかも知れませんね。

続く

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モズク大量!

2020年03月30日 | 海が好き!

週末は大潮(浜下り)だったんですが、友達から「モズクが取り放題だよ!」と連絡があり、チョッとだけ行って来ました。だいたい家から海まで車で5分。着いたら物凄い数の車が止まっていたので少しだけ移動。海岸林を抜けて海に出ると誰もいません。岩場だったので2~3分横移動して砂地に方に行くと、モズクがいくらでもあります!

5~60Cmくらいのデカいザルに、ものの30分もすると大量!
今夜の分だけ取れれば良いやくらいで来たのに、あっという間に取れました。

今回は「座間味のシークヮーサーぽん酢」で頂きます。普通のぽん酢醤油として使うにはチョッと甘くて好きじゃなかったんですが、モズクには丁度良い味! 沖縄のオキナワモズク(ナガマツモ科)は噛み応えが「ブリン、ブリン!」。毎年食べてるけど、やっぱり美味い!

岩場には4月も近いと言うのにアーサー(標準和名ヒトエグサ(ヒトエグサ科))がまだ付いていました。
全国的に総称としてこの手の海藻をアオサと言いますが、アーサーとアオサ科の~アオサとは別種です。

時間があればアーサーも貝も獲りたかったんですが、早く帰りたかったので今回は止めておきました。それにしてもチョッと収穫しただけで、何と腰の痛さよ!(笑)

#リフトアップ石垣島エコツアー

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石垣島26度の夕日

2020年01月24日 | 海が好き!

数日前から石垣島はドンドン気温が上がり、この時17時過ぎ、気温26.4度(25度以上夏日)の夕日です。

#リフトアップ石垣島エコツアー

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