リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

ヘーギナー飛行場跡そばの壕 最終回

2013年12月30日 | 何でも

今回で最終回です。 今来た通路を戻りコンクリ台のある場所を曲がります。 最後はD壕と呼ばれる方へ。

あれ?C壕は?と思うでしょう。 オイラもそう思いますが、D壕に続く通路が資料ではCになってました。 この下に敷いてある?コンクリは当時どう使われてたんでしょうね。

D壕も少し出口に向かって登りになってましたが、外に出る事が出来ました。 昔は出てから道があったのかも知れないけど、今は木々に囲まれた亜熱帯ジャングルそのものです。 当時内地から来た旧日本軍の兵隊さん達は、故郷と全く違うこの森を見てにどういう気持ちでいたんでしょうか? それにしても壕から出たら行き止まりと言うんじゃ変ですよね、いざと言う時の逃げ道がないと。 どこかに通じる道跡があるなら何時も山でやるようにカマを持っていって復元しないといけませんね。

外側からD壕の出入り口を見るとこんな感じです。 B豪と同じ、爆風が直に中に入って来ないようにと言う事でしょう、三分の一くらい埋められてるような感じです。 土をどかすと詰まれた石垣が姿を見せるんでしょうか?

この時は天気が悪く暗かったので次回は天気が良い時に、山の先輩で資料にも出て来ないような戦跡を発見・復元しているHさんなど何人かで訪ね、また皆さんに報告したいと思います。

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ヘーギナー飛行場跡そばの壕 3

2013年12月27日 | 何でも

石灰岩むき出しの中を通ってしばらくいくとコンクリで補強された部分が出て来ました。 こうなると落盤の心配がグッと減り、精神的に宜しいですね(笑)。 良く見ると真っ直ぐ行く道と右に曲がる道があり、その角にはコンクリの台があります。

近づいてみると台の上には当時使われていたであろう碍子(がいし・電線を通す時に使う絶縁用の陶磁器で出来た部品)がありました。 調べて見ると、この台の上には発電機が設置されていたようです。 

まずは右に曲がらずに真っ直ぐ進むと、見え辛いかも知れませんが出口が殆ど埋もれてて外に出る事が出来ませんでした。 ちなmに最初に入った場所がA壕で、この口がB壕だそうです。 出口が埋もれてると思っていたら調べた時に分かったんですが、爆風が直接入って来ない様にする工夫として、ワザと岩が積んであったそうです。 それプラス土砂か何かで大分埋もれて来てるんでしょう。 今度行く時は汚れても良い格好で行って、隙間から外に出て見ようと思います。

このコンクリのトンネルですが、良く見ると筋がいっぱいありますね。 昔の技術と言うか戦時中で物が無い為にチョッとづつチョッとづつ作ったのか、型枠が細い板を沢山使うという組み方だったのかな?

さて、次回が最終回です。 さっきの発電機の台があった曲がり角の先に行ってみましょう。  

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ヘーギナー飛行場跡そばの壕 2

2013年12月25日 | 何でも

さぁ、いよいよ入り口が見えて来ました。 琉球石灰岩の崖に手掘りで掘った壕です。 と言っても当時はみんな手堀です。 かつては沢山の人がいて、こんな「ジャングルの中の洞窟」じゃなく、施設って感じの雰囲気だったんでしょうね。

当時この壕を掘るのに手伝わされたと言う方も多数健在で、全員ではないかも知れませんが賃金を貰っていたと言う証言もあるそうです。 観音寺部隊が使っていたそうで、護部隊壕と言われてたようです。 

では入ります。

最初真っ直ぐ歩いていくと左に曲がる角に来ました。 良く見ると焚き火のような跡とビンがあります。 曲がり角なので明かりを付けていたのか最近の物なのかは分かりませんが、ビンは当時の物ですね。

曲がると直ぐに岩が沢山。 この時は落盤したのかと思って怖かったんですが、後から調べたら牛が奥に入らないように詰まれた物だそうです。 以前この辺りはちゃんとした牛の水のみ場等もあり(今も跡が残ってる)、その牛とは別物だと思いますが、オイラが石垣に来て間もない頃に通った時は水牛を見た覚えがあります。 

つづく

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ヘーギナー飛行場跡そばの壕 1

2013年12月23日 | 何でも

今回は石垣島の戦跡シリーズで、ヘーギナー飛行場跡の側にある通称「ヘーギナー三連結壕」です。 当時は弾薬や燃料の倉庫だけでなく飛行機自体の格納庫もあったそうですが、オイラが確認してる分には見当たりません。 調べて見ると戦後に道路に使う砕石として殆どが爆破され使われてしまったそうです。 石灰岩なんて何所にでもあるのにわざわざココを破壊しなくてもなぁ。 

さて、その壕へと続く道ですが、ご覧の通りです。 もちろん画像だと余計分かり辛いんですが実際にもかなり分かり辛く、教育委員会等が行っている「戦跡巡り」などに参加するとか、その後に行くとかしないと初めての人には見つけられないかも知れません。

壕の入り口に行く途中にも人工的な物が色々あり、下の画像では石灰岩を細長く切り取ったような感じになってます。 いったい何の為にこういう形の切り出し方をしたんでしょう? 

今度は人工的と言っても違う類のもので、道の途中注意して見てると円柱状に数メートルの高さの石灰岩に囲まれた空間があり、その中に入ってみると画像真ん中ちょい右にあるように石を組んだ場所があったりして、風葬跡のような感じです。 この円柱状の空間自体がお祈りする場所のような、パワーを貰う場所のような、そんな感じの空間なんです。

そのうちまた行って観察しよう思いますが、お墓だったとしたら無礼が無いようにお邪魔しないといけませんね。

壕入り口はまだ先です。

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崖の上に立つガジュマル

2013年12月21日 | 何でも

かなり内陸な感じの場所にある琉球石灰岩の上に立つ、見事なガジュマルです。 10年以上前、オイラが石垣島に来た頃から気になっていたもので、周りは採掘現場みたいな感じで年々削られて行ってるんですが、この巨木だけは残されています。 ガジュマルの下にはシダの腰蓑とオオバギを纏い、何とも言えない迫力と言うか雰囲気を醸し出します。

足元が琉球石灰岩という事は大昔(数十万年以上前)はココは浅い海の底。 そんな場所にポツンとこのガジュマルの巨木だけが目立ちます。 この画像は去年のものなので久しぶりにまた見に行ってみようかな。 今度は仲間を連れて多数の目で観察しに行きましょう。 ただ分かり辛い所にあって、辿り着けるかが問題。 何時も偶然通りかかっては「あぁ、ここかぁ」と思ってます。 

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岩屋

2013年12月18日 | 山が好き!

白水渓谷から山中に入っていくと三角屋根の岩屋のようなものがありました。 多分自然に出来たんだと思いますが土を掘り起こしたりまではしてないので定かではありません。 中は座った状態なら大人2~3人は入れそうです。 何かあった時のビバーグする用にこの場所を覚えておきたい所ですが、もうどう行けば良いのか分かりません(笑)。

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チャイロマルバネクワガタかな?

2013年12月16日 | 山が好き!

雨の合間に近所の山を歩きに行ったらチャイロマルバネクワガタ?らしきのがいました。 日当りの良い場所で「ぼぉ~」としてたので、日向ぼっこでもしてたんでしょうか? 写真をバシバシ撮ってたら最後の方になってようやく「あっ、逃げなきゃ」って感じで動き出しました。 体が暖まりきって無かったんでしょうか? それとも呑気なだけ?(笑)

このクワガタ、名前が間違ってたら教えてくださいね!

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リーフの様子が見えるよ

2013年12月13日 | 海が好き!

干潮時に高い所から海を見ると中の地形の様子が良く分かります。 画像の場所はそれほど高いわけじゃないけど、リーフの口等が分かりますね。 肉眼だともっと良く分かるんですよ。 もちろん直接歩いて行って様子を見るのも楽しいです。 ただ危険生物や、亀裂の側では急に海水が湧き上がるというか盛り上がってそのまま海に引きずり込まれ、命を無くす事やそこまでじゃなくても岩に打ちつけられ体中傷だらけになるし、水の中から再び岩に這い上がるのも一苦労です。 慣れてないとまず無理でしょう。

以前オイラが見たのが、普通の海に慣れてなさそうな親子連れ干潮時に歩いて来て、割れ目の中を覗き込んでる時に海水が湧きあがり、小さい子の両足は完全に取られ浮き上がり、半分引きずり込まれそうになったのを、両親と手を繋いでたので何とか助かったと言う事がありました。 あれが両親じゃなくて片親だけと手を繋いでたら、波の力に敵わなかったかも知れません。

上から見てるぶんにはもちろん安全で、初めて入る海も前もって地形を知っておけばココが危なそうだな、ここに魚が多そうだな、あそこにはサンゴがあるから折らない様に気を付けようとか情報が分かりるので、シュノーケル前とかに見に来るのは良いかも知れませんね。 ただ満潮時になるとまた違う顔を見せるのでその時に危なそうだったら止めておきましょうね。

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海の中に道が出現します

2013年12月11日 | 海が好き!

この場所は小さい湾状になっているんですが、干潮になると海の中に道が出現し、回り道しなくてもそのまま真っ直ぐ向こう側に歩いて渡れます。 今回の画像では中途半端ですが、特に大潮なんかに来た日にゃ、完璧に道が出来上がるんです。 

下は以前に撮った画像です。 この時は大潮だったんですが、もう既に少し潮が上がって来てます。 それでもこれだけ道が出てるので面白いでしょ!?

「サンゴを踏むんじゃない?」と思った方、大丈夫です。 サンゴはここよりもうちょっと沖です。。

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海に行ったら、ミジュン漁のおじぃとおばぁに出会いました

2013年12月09日 | 海が好き!

友達と海岸を歩いていると随分大量のミジュン(標準和名 ミズン)をさばいてるおばぁに会いました。 おじぃが網で獲ったのをおばぁがその辺に落ちてる貝殻使って鱗を取り、手開きで頭・内臓などを処理してから持って帰るそうです。 色々お話を聞きながら写真を撮らせて貰ってると「おばぁは撮るなよ」、と恥ずかしがりながら「ほら、刺身」、と言ってくれました。 波打ち際でサッと海水で洗ってから食べると「おいしぃ~!」です。 プリプリで海水の塩味と身の甘さが絶妙! 「おばぁ、ありがとう!」

こんな感じで魚の入った海水溜りが3個ありました。 順番にさばいていくそうです。 獲るよりさばく方が大変で一日仕事ですね。 「おじぃがあっちで獲ってるから見に行って来たらいいさぁ」、と教えてくれたのでそっちも見に行く事にしました。

ミジュンでも獲れる位の目の細かい網でやってます。 時期的にはもう終わり頃であんまり獲れないと言ってましたが青い網袋の中には沢山入ってました。 自分でリサイクルしたサンダル見たいのを穿いてます。

仕事柄しょっちゅう海とも関わってるので、例えばシュノーケルをしていると何千匹ものミジュンなど小魚に囲まれたり、カヌー中に大群の群れに近づくと、カヌーに驚いて「ピョンピョンピョンピョン!」と跳ねまくるのを良く見ます。 、お客様と一緒の時なんてたいそう感激され自分でももちろん「素晴らしい」と思うんですが、オイラは同時に「美味しそう、刺身に天ぷらに・・・、いつかガバッと獲って食べてやる!(ジュル)」、と思ってました(笑)。 今回それが少しだけ達成された訳です。

このあと別の場所に移動し岩の上から海面を眺めていたら、そっちでは大量のミジュンの群れがガーラ(ヒラアジ系)か何かに追っかけられ、やっぱり「ピョンピョンピョンピョン!」と逃げ回ってました。 追っかけている魚の背びれも見えてオイラはまた「ガーラの刺身、美味いんだよな~」と考えながら眺めていました。 港では最近、イカも良くあがってるとの事で、オイラ肥ゆる秋・冬です(笑)。 

過去のシュノーケル中の時の記事です↓
http://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/deb4441172ee39ee26a2040ca8a0152d

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