リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

頭隠さず、尻も隠さず(笑)

2009年05月29日 | 生き物

虫こぶがあった跡の葉っぱに、コオロギのお子様(1センチ位)が隠れて?いました。丁度良いお家のようで、お気に入りです (^o^)丿。 ボケていて分りませんが、左の方には虫こぶの脹らみと脹らみの間をお家にしている子もいました。

上から見るとこんな感じで、 顔もお尻も隠れていません(笑)。ですがよっぽどお気に入りのお家なのでしょう。これを撮るのにマクロ(クローズアップ)フィルター2枚重ねで、短いので撮っているので物凄い近付いている(距離にして1センチとか)のですが逃げようとしません。それにこれ位UPで近付くと表情(気持ち)が見えて来て、ニコニコ、ノンビリ寛いでいてレンズを気にしていないのが良く分かります(ピンボケですみませんが)。

本当は正面から顔を撮れれば伝わりやすくて良かったのですが、それは無理な状況だったので諦めました。たぶんそれを撮ろうとして葉っぱや木を退かしてたら逃げていたでしょう。せっかくお気に入りのお家で寛いでいるのに、それは野暮と言うものです。オイラだって家でノンビリ寝転がって、ビールでも飲みながらテレビでも見ている所に電話が掛かって来たら嫌ですからね(笑)。

ですから可愛いお尻からだけの画像です。 ここまで読んできて、「虫がリラックスしてるなんて本当かよぉ~」、と思っている方いると思いますが、イヌでも何でも、トカゲなんかもリラックスしている時って、手足をだら~と伸ばしているもんです。ラック(師匠の娘犬(コイヌと読もう!))は良く手足を伸ばしてだらけてますし、トカゲなんかも前にそう言う画像載せたような気が・・・。 そしてこの子も見てください、2枚目も3枚目の画像も後ろ足を、だら~と伸ばしてるでしょ! 人間も昆虫も同じような事するんですね~、それはつまり生きてるんですね~(ムツゴロウさん調で)。

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久しぶりにウミガメ

2009年05月27日 | ウミガメ

久しぶりに師匠にウミガメ調査に連れて行って貰いました。このブログになってからは初めてですね(過去の記事はこちらOpen Place1からカテゴリーのウミガメをクリック)。 その後はホタルのサンプル捕りなので時間制限があります。 マウンド(卵を産んだ後、ママガメが埋めた砂盛り跡)があるのはもう調べ済みなので、そこに行ってネストホール(卵が埋まっている穴)を探すのが今回の作業です。ママガメは産卵した後にもちろん埋めるのですが、それで終わりでなくカモフラージュの為に少し移動してはまた砂をドンドン掛けて本来のマウンドを判り辛くするのです。

亀研の会長でもある師匠は、ママガメが砂をかいて凹んでる場所、マウンド等、全体を見て大体この辺だろうと、かなりの確立で当ててしまいます。細かくは画像に写っている「通称・カメ棒」を砂に刺し、卵があればその感触で分ると言う訳です。もちろん下手な人がやると卵を突き破ってしまうので素人は決して手を出してはいけません! 1個目のマウンドはわかり辛いのと時間が無いので直ぐ切り上げて2個目のマウンドへ。 2個目も最初は迷いましたが、結局一番最初に検討をつけた所が当っていました、凄い!これでも師匠に言わせるとシーズン初めなのでまだ勘が甘いそうです。

出ました! 白いのが卵です。オイラは1年半ぶり位です。最近では掘り出して数を数えるのを止め、出て行ったあとのネストを調査して何匹死んでたか等を調べます。だから場所だけ分ったら後で分るようにして、元に戻します。戻す時も埋めてあった砂の状態を見て、同じような砂を基本ママガメと同じように手で弾きながら掛けていきます。

どんな場所だったかの写真を撮って終了。 ところで、読んでいる方は内容に何だか物足りなさを感じた人もいるかも知れませんね、もうちょっと詳しくって。でも仕方ないのです。ネストの場所を分るようにする方法や目印等を載せてしまうと、心無い人が掘り返すかも知れないので、その辺は内緒なんです。これも赤ちゃんカメ達の為だと思って理解してくださいね。

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屋良部半島のどこか

2009年05月25日 | 海が好き!

屋良部半島を走っていると、仲良しのSさんの車が止まっていました。携帯電話に連絡してみると、釣りをしているとの事。「取り合えずオイラも降りていくよ」、とつげ海岸まで行く事にしました。アダンの間を抜ける時に。 途中でナンバンギセルを見つけ写真を撮ったりアダンと戦いながら(長袖を車に置いてきた事に後悔・泣)なのでかなり時間が掛かり、Sさんはやけに遅いなぁと思ったかもしれません。ようやく海岸まで出るとSさんも丁度こっちに向かって来ていて、釣果を見ると3~4匹ほどミーバイが連れています。今晩のおかずですね。

画像はハマボッス(サクラソウ科、北海道から沖縄まで生えている凄い奴)仏具の払子(ほっす)に似ているからこの名前が付いたそうですが、どの状態の時に似るんだろうか?少なくともこの画像の状態とは、まったく似てる気がしませんが。

話をしていると、「この先に穴が開いた岩があるよ」、と言う事で見に行く事にしました。石灰岩だけでなく、かなりでかい岩がゴロゴロしていて、登ったり降りたりが大変でしたが途中面白そうな岩の隙間も見つけ、今度ジックリ見よう等と考えながら進みます。 

到着!、けど何か見たことがあるぞ・・・。そうだ、向こう側から見た事があるんだ!以前向こう側をずっと先から歩いて来て、この岩まで来て止めたんです。反対から見ると海側の岩のシルエットが顔の様に見えたはず。まさかこっち側に来て少し行けば道路に出れるルートがあるとも知らず、その時は再び長い事歩いて戻ったのでした(>_<)。 それにしても凄い地層ですが、ここだけ穴が開いているというのも不自然な気がしますね。層がある岩と下の岩は種類が違ってた気がします。不整合面なら開けやすいかも知れないし?なんて事も考えたりします。もうちょっと良く見て、地面に砕いた岩がないか見ておけば良かった。意外と何十年もそういう岩が残っていると言う事を先日師匠に聞いたばかりなので、今度行ったら良く見ましょう。

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今回のお客様

2009年05月22日 | 何でも

今回は埼玉県からおこしの真純さんと陽子さんです。真純さんがず~と面白い事を言い続け、陽子さんが突込み的な役目を果たしていますが、時々陽子さんも壊れます(笑)。 二人とも既婚者と言う事ですからさぞかし楽しいご家庭なんでしょう。 そんな二人ですが、ご主人より親に見せてあげたい!いや、皆に見せてあげたい!と言う台詞にお二人の優しさを感じました。

本当はもっと弾けた画像も有ったんですか、真純さんの名誉の為に止めておきます(笑)。でもそこまで弾けられる真純さんにひたしみを感じるのは、オイラにも脈々と流れるお笑いの血のせいでしょう。そしてこう言う人間には陽子さんのような人がいて初めて極光を浴びるのです。
相方と言うのは本当に大切ですね!って、オイラ何の話をしてるんでしょう?(笑)。

2枚目は4月頃に撮ったヤマモモです。まるで農家の人が手塩を掛けて育てたかのように、甘~い!です。自然の物でもこれだけ甘くなるんだから凄い!ちなみに真ん中のがもう少し濃い色になってきたら食べごろですが、これくらいでも十分甘いです。 こう言うのを嫌がる人っていますが、絶対経験した方が勝ち!です。 「触った事あるよ、気持ち悪かった~」とか、「食べたよ、酸っぱ~い!」とか、経験してなかったら人に話す事も出来ません。人に話さなくっても、知ってると知らないとじゃ雲泥の差だと思いませんか?   

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チャンプ!の二人

2009年05月20日 | 何でも

さぁ今回、石垣島夜回りに参加のお客様、安希ちゃんとさおりちゃんです。お迎えの時、モデルのような娘達だなぁ~と思ったけど、着ているのはジャージ?!。 聞いてみるとバレーボールの実業団選手(有名選手なのに知らなくてすみません)、しかも後から知ったんですが先日の大会やV・リーグで優勝したチームのレギュラー、さらに安希ちゃんは主将でした。どおりで二人ともオイラより背が高いわけだ(数センチだけど負けた。悔し~!)。でも 顔はメチャクチャ小っちゃい!(完全に8頭身か9頭身)。オイラは足も短く何頭身だろう?羨ましいなぁ。

でもツアー中はホタルに夢中になったり、夜光虫に感激したり、怖いからと言って「手を繋ごうね」、なんて可愛らしい、仲良し安希ちゃんとさおりちゃんなのでした。この二人、運が良いのか悪いのか次の日から沖縄県は入梅で、特に八重山は激しい雨!この日も最初は曇り空。なのに移動先では晴れて星はキレイだし、今シーズン一番のヤエヤマホタルの密集場所があったり夜光虫も炸裂! 「このキレイさをどうやって伝えれば良いのか分らない!」、と言ってました。最初は「ホタルだけ見れれば言い」、なんて言ってたのにね。 まぁ翌日はシュノーケルをすると言ってたから、海なら雨でも大丈夫か? 最後まで楽しんで帰って貰えると良いんだけど・・・。
駄目だった時もそうでなくても、また何時かお会いしましょう (^o^)丿。 

で、最近のオイラ何をやっているかと言えば、夜な夜な暇な日を見つけて師匠と島中のあらゆる場所でヤエヤマホタルを捕まえて、アルコール漬けにしたものを師匠の友達?先輩?が働いてる研究所に送っています。何の為かと言うと、ホタルのDNA解析の為です。簡単に言うと、海と言うのは長い地球の歴史の中、今の海水面の高さより高かった時代(石垣ではかつて80m位高かったと言われている。当然、低かった時代もあります)、標高のある山しか海上に出てなかった訳です。その時代のヤエヤマホタルが果して、それぞれの山で独自の進化を遂げているのか?それとも殆ど変わらずじまいなのか?と言う事を調べる為に、可哀想ですがサンプルを集め送っているのです。実際コガネムシ等の仲間ではDNAが独自の進化を遂げていると言う確証が取れている物もあり、非常に興味深いテーマです。 今後結果次第では他の島のヤエヤマホタルも調べてみる必要が出て来るかも知れませんよ。

いやぁ~自然って、本当に面白いですね!それではまた次回。

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ま~ちゃんと、ネズミフグ

2009年05月18日 | 何でも

オイラのツアー中では、お客様を撮影したりしなかったりなんですが、撮影するとだいたい無許可でブログに載る事になります(>_<)。この日はオイラの友人の家から程近い所(神奈川県)からおこしの、ま~ちゃんです。彼女は沖縄2回、石垣今回入れて2回と言う事ですが、石垣の魅力をまだまだ知らないようなので、そのお手伝いをする事にしました。これで、ま~ちゃんも石垣フリーク!(笑)。

この日はサキシママダラ(蛇)が何度も出てきたりして、後日縁起が良さそうです。海での観察の時は何故かネズミフグ?が足元で泳ぎ回り、浅瀬に獲物を求めて来たのか迷い込んだのか分りませんが、トロトロと泳いだり足に纏わり付いてきたりです。写真を撮った後、深い所に誘導してあげたら、またバタバタ鰭を動かしながら去って行きました。可愛い奴です。

ネズミフグだと言う事にして、ハリセンボン科、食用になるが、こんなに愛嬌たっぷりで可愛いと食べ辛い!
撮影途中で、ギュゥ~ギュゥ~と鳴いて、さらに可愛さUP! この場所では過去に海蛇なんかも遭遇して、なかなか面白い所です。他にも夜回りを何年も続けていると色々なものに遭遇するのですが、コノハズク等が道路の真ん中でうずくまっていたら轢かれない様に脇に寄せてあげたり、UFOの様な物を見たり、聞いた事の無い生き物の鳴き声もチラホラ。 

ところで今年は異変が多く、ホタルが例年に無く少ない場所が多いのと、未だにヤシガニラに会って無い事です。絶滅危惧種で何とかしなくちゃ!と言う会議を行ったばかりでこの状況。いったい何があったのか?食べられなくなると思った業者があせって獲り捲ったのか、最近100%遭遇・持ち帰りも出来ます!、何て言うとんでもないツアーがあるそうで、そこの仕業か、とにかくヤシガニがいません。このままでは絶滅してしまいます! 沖縄島でも絶滅危惧種のランが盗掘!と言う記事が新聞に出てましたが、どうなってるんだ沖縄県!!!

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小学生から、おばぁちゃんまで

2009年05月16日 | 何でも

今週の初め、地元小学校の題して「アンパル探検」の講師として師匠と行ってきました。街から少しだけしか離れていない学校なのですが、校長先生からのお手紙によると全校生徒30名で、その内オイラが担当したのは3年生から6年生までです。小さいお子様達は教師の経験のある師匠にお任せです。 まずは皆で師匠からの観察中の注意事項を聞いて、そのあとそれぞれ2組に別れての探検の始まり始まり~!

去年も来ているので子供達(一年生と転校生以外は基本的に今年で2回目)に質問してみると、ヒルギの名前や昔々のサンゴの事など、ちゃんと覚えている子が多くてたいしたモノです。じゃぁあまり説明する事も無いかな?と思いましたが、去年は1年生から6年生まで一緒だったので触りだけだったようなので、もうチョッと詳しく説明したり、去年体験しなかったマングローブ林内の泥んこにも入ってみる事にしました。

画像は泥んこで遊んだ後に、「そのままじゃ、車に乗せないわよ!」と言う事で皆で川に入り、せっせと泥を落としている所です(笑)。 長靴を履いてきた子も結局中まで泥と水で浸かり全く意味がありませんが、みんなとっても笑顔でした。帰ったら、お母さん方は泣いてるかも知れませんけど(>_<)。 後日、校長先生と子供達からのお礼のお手紙(オイラの宝物の一つになりました)を頂き、泥んこ遊びや、ゴカイの卵がプニュプニュして気持ちが良かったなど書いてあり、大人になっても子供の頃の思い出として覚えててくれれば良いなぁ、と思います。そうすればきっと、自然にも人にも優しい大人になっている筈です、きっとね。

そしてこの日の夜には墨田区からおこしの83歳の女性をお連れして石垣島夜回りに行ってきました。まだまだ歩くのも達者ですが、一応車椅子も使用との事で最後の夜景はバリアフリーの展望台にしておきました。お迎えの時点では「あたしゃ、行きたくないよ」とおっしゃっていましたが、実際にヤエヤマホタルを見たらやっぱり喜んで頂き、「私の子供の頃は都内でもホタルが見れたんだよ」、と言う貴重なお話もして頂き、良い勉強になりました。やっぱり、おじいちゃん、おばあちゃんのお話は宝の山!と言うか、とにかくその経験をもっといっぱい伝授してください!とお願いしたくなりますね。 みなさんもドンドンお年寄りの方とお話して下さいね。おばあちゃん達のお話(経験)は宝物ですよ!

あぁ、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんと、もっと話をして置けば良かったなぁ。今でも父方のお祖母ちゃん(92か93歳)は健在なので、今度のオフシーズンもお祖母ちゃん家経由で実家に帰ろうかな~、と思う今日この頃です。

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クマタケラン

2009年05月13日 | 山が好き!

クマタケラン(ショウガ科)です。近い仲間には、ゲットウ、アオノクマタケラン、シマクマタケラン、イリオモテクマタケラン等があります。並べて比べると分り易いですが、単体で見ると中々分りませんね。

抗菌作用があるので、昔から色々な用途に使われてきたようです。

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夕日です

2009年05月11日 | 空が好き!

GWも終わり暇になるかと思いきや、仕事と仕事以外にもやる事があり、忙しくてクタクタです。それなのに相変わらずの貧乏で、可哀想に思った友人からまたあらたなPCが送られてきました。近い内に「けっけっけっ」に載せておこうと思います。

さて、今回の画像は屋良部半島の途中から撮影した、困った時の夕日です(忙しくて文章が長くなりそうなのは掲載出来ません)。 あぁ良い感じだなぁと眺めていたら、最後の最後で水平線に雲があり、海に沈む瞬間が見れませんでした。まぁでも海に沈むと「ジュッ~!」と、うるさいのでこの方が良いのかも(笑)

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キイロダカラ

2009年05月08日 | 海が好き!

キイロダカラ(タカラガイ科)の色違いを並べてみました。全部キイロダカラですよ。これ実は巻貝なんです、知ってましたか?きれいに切断してみると、中が巻いているのが分ります。貝殻の色の違いは食べ物と言うか、住んでいる環境によって変わるそうです。大きさは沖縄県では北で大きく南で小さいそうで、哺乳類(北極の白熊は脂肪が多く体が大きい、南に行くほど小さくなる)と同じですね。
この貝達にはどんな理由があるのだろう?

子供の頃、タカラガイの殻を貰ったり見つけると大切に取って置いた物で、未だにそれらが残っています。昔からお金の代わりになっていたり、装飾、お守り等、まさに名前通りのお宝だった訳です。 ところで何で殻がいつもキレイでピカピカなのか?と言うと、普段活動している時この子達は外套膜と言うのを出していて、それが殻を形成するだけでなく表面を覆っている状態にあり、キュッキュ、キュッキュと磨いているような物なんですね。だから死んで時間が経ったものは表面が汚くなります。 ウミウサギと言われる貝も似ていますが、そっちはウミウサギガイ科で一応別扱いです。

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