リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

コモウセンゴケがやばい!

2015年10月30日 | 山が好き!

過去に何度か紹介したコモウセンゴケ(モウセンゴケ科、絶滅危惧種)ですが、先月石垣島にはココ以外恐らく無いだろうという場所に久しぶりに行って見ると草木がボウボウで大変な事になってました。 過去あったポイントを探しても全くありません。 「全滅しちゃった!?」 顔が青ざめました。 先にも書いたようにココのが無くなったら石垣島のコモウセンゴケは絶滅!、になりかねないからです。 そしてその後3回通い、生えてそうな場所を踏まないように気をつけ、探しに探してやっと今回見つけました! 

もともと全部合わせてもタタミ1畳分程しか生えてなかったけど、今回は30Cm四方に全部で10株だけ。 それも大雨などで泥が動かされ、決して安定した場所ではありません。 とりあえず周りを整備し、増えやすい環境は作ったつもりですが、暫らくは定期的に通って世話しようと思います。

コモウセンゴケは食虫植物です! 画像でも上の葉にコバエが捕まってますね。 水玉の用に見えるネバネバの粘液の匂いに誘われ、葉にとまっちゃうとそのままくっ付いて消化されちゃいます。 たまに葉が閉じて消化してる時もありますが、それ程見られません。 逃げそうな奴にはそうするのかな? 

大きな固体から葉を一枚頂き、差し葉でも増える事が出来ますが、小さいながらも花が咲くとこれまた小さい種が意外と沢山出来るので、それで増えてくれれば一番良いですね。 ただ環境を整えるといって日当たりを良くし過ぎると日焼けしてオニヒトデみたいに赤くなります。 明るい日陰が好きなんですね。 また肥料をあげれば良いかな?と思ってあげたりしてもコモウセンゴケに限っては止めた方が良いようです、枯れます。 あげるなら昆虫とか、ゆで卵の白身をほんの少しあげるくらい。 元々が殆ど栄養の無い所で育ってるので、良いもん食べるとお腹壊しちゃうんですね(笑) あとはこの場所だけでは不安なので、来年、再来年・・・、と無事増えて来たら少し種を頂いて、似たような場所に撒くかな? 

コメント (2)
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石垣島の火山

2015年10月28日 | 何でも

この季節になり今シーズンも川平にあるリゾートホテル・クラブメッドの最初の仕事が入って来ました(今年も続くと良いなぁ)。 その案内の中で紹介するのがこの岩山です。 石垣島もかつて噴火していた場所が3箇所程あったと推測出来るんですが川平もその内の一つで、噴火跡はこの岩の小島だけでなく辺りに数箇所あり、いかにもココが噴火してたであろう箇所が目の前で見れたりもします。 火山地帯だった影響で凝灰岩が多く濁ってる事が多かったんでしょうね、この辺りは珊瑚の発達があまり良くなく、貝類も泥臭くて美味しくないです。

ですがリーフが近いお陰で回遊魚が入って来易く大物が釣れます。 オイラもイーグン(銛)でヒラアジ系やタコなどを獲りますが、とっても美味しいですよ。 有名なマンタスクランブルもすぐ側で、この日も沢山のダイビング船が画像にも写ってますね。 オイラそこまで泳いで行ったらダイビング業者に凄く嫌な顔されました。 そりゃそうでしょう、高い金出して船で行かなくても泳いで行けると知れたら困るからねぇ。 

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百舌鳥

2015年10月26日 | 生き物

この季節になると時々モズ(モズ科)がやって来ます。 石垣島には渡りの途中で滞在するんですが、毎日縄張り主張のためにギ~ギ~鳴きまくってTVを見ているとうるさい位です。 シマアカモズか普通のモズか分かり辛いんですが、意外とお腹がオレンジ色してたのでただのモズかな? 石垣にも来ると書いてあったし。 

今年来たモズなんですが窓枠の部分につかまって「コンコン、コンコン」って叩いて部屋の中をずっと見てるんです。 窓枠の真ん中の僅かな部分にとまって落ちないように羽をバタつかせながらも「コンコン、コンコン」と叩く時もあります。 何か用なのかと思って近付くと逃げてしまうのでオイラに用があるわけじゃないのかも知れませんが、もしかしたらTVを見てるのかな?

子の行動はモズの習性なんでしょうか?過去に来た事のあるモズの中で同じ様な行動をとる子がいました。 最初に来た子と同じのがまた来てるのか、その子の子孫が来てて趣味が同じなのか、最初に書いたようにモズの習性なのか?なんなんでしょう? ちなみに大阪には百舌鳥駅と言うのがあります。

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ススキ?オギ?

2015年10月23日 | 何でも

ススキかオギかわかりませんが、いずれにしてもイネ科の植物です。 内地だと冬にはあまり見ませんが、石垣島だと一年中バンバン生えてて強力な雑草!、って言うイメージです。 一昔前は茅(かや)として重宝がられてたのにねぇ。 藪漕ぎなんかでこれが出てくると手の甲や頬が痒かったり下手すると切れて血が出てたりして厄介な存在です。 

サトウキビもそうですが、ススキの穂と言うと十五夜のイメージで夕日や月をなんかをバックに風流なイメージですが、イネ科のアレルギーがある人には敵ですね(笑)。 石垣島は杉花粉はナンヨウスギ位しかないから基本的に無いんですが、イネ科のアレルギーの人は石垣に非難して来ても駄目ですよ。 オイラも普段は大丈夫ですが、藪漕ぎしたりキビをハーベスター(キビ刈り用のでっかいコンバインみたいな奴)で刈ってる側に行くと粉砕した粉の様なのが舞ってるのでクシャミが出る事があります。

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ヒイラギズイナ

2015年10月21日 | 山が好き!

石垣島の山では、ヒイラギズイナ(ユキノシタ科)が咲き始めました。 図鑑とか見ると3月~6月とか書いてありますが、石垣島では秋冬の花、と言うイメージです。 若い頃はヒイラギのようなトゲトゲの葉なんですが、大きくなると棘はなくなります。 花の匂いは控えめですが、群落に行くとその香りの波の中を彷徨うような感じになります。

 

ズイナと言う名前が付くように若葉は食べられるそうですが、試した方いますか? 

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マサキルリモントンボ

2015年10月19日 | 生き物

マサキルリモントンボ(モノサシトンボ科)だと思うんですが、トンボの同定は難しいですね、自信無いです。 名前の「マサキ」というのは石垣島の自然系の巨匠の一人で、オイラの先生の一人でもある正木譲氏のお父さん、任氏が新種登録したからです。 面白いのが、もともとは沖縄姓だったんですが新種登録するのに「もっと格好良い苗字の方が良いなぁ」と言う事で改名され、正木にしたそうです。 マサキウラナミジャノメもそうで、どちらの名前を付ける時に改名されたかは忘れましたが、昔は苗字を変えるのにそんなに大変じゃなかったんですね。 これとは違いますが、沖縄の人が内地に移住した時など差別を受けないように改名された方は多いそうです。 

モノサシトンボ科は尾の模様が物差しのメモリのようになっているからです。 ルリモンは画像を見てもらえれば分かりますが、この体色が黄色と言うか黄緑色の個体も結構います。 この画像を見てメス単独で産卵してるじゃん、だからルリモンじゃないよっ!て言う方がいるかもしれませんが、他の種も含め単独で産卵するのも珍しい事じゃないそうです。 

トンボの産卵方法は色々あって、オスメス繋がったまま産卵したり単独で産卵したり、尾だけ水中に入れて枝等に産卵するもの、枝など関係なくただ産み落として後は頑張ってねって言うタイプ(今回そうかな)、枝を伝って体ごと潜って産もの、、水上の草に産むタイプもいます。   

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ホウジャクの仲間

2015年10月16日 | 生き物

大きい括りではスズメガの仲間でもうちょっと小さい括りではホウジャクの仲間の多分イチモンジホウジャクかな?オキナワクロホウジャクと言う噂も(笑)。 いずれもスズメガ科ホウジャク亜科です。 イチモンジにしてはお腹にチョンチョンと黒い模様が無いし、オキナワにしては模様が濃い気がするし難しいですね。 見ての通り擬態が得意そうな色ですが、樹皮にとまった方が良いと思うよ(笑)。 この仲間は幼虫も擬態が得意なんです。

見た目に反してスカシバ見たいに、蜂のようにホバーリングをながら花の蜜や樹液を餌にしてます。 幼虫は栄養価が高いようで、海外では食用としてる国もあるとか(もしかしたら日本でも食べてるかも)。 飼料としては日本でも流通してるみたいです。 ところで蛾の幼虫を「イモムシ」って言いますが、あれはお芋の葉っぱを食べるスズメガの幼虫が発端らしく、それくらい身近な存在だと日本でも食べてた可能性がありますね。 

直接食べてなくても着色料として食べてたり、色々利用されてるので実は貴方も知らず知らずの内に食べてるかも。 近年では宇宙食としても研究されてるし、高タンパク低カロリー、ミネラルも豊富、その辺にある植物を餌として簡単に増やせるなど、これから地球は食料不足になると言われてるのでこう言う研究は非常に盛んですね。 と言っても元々人類はそういうものを食べてただろうから、昔に戻るだけです。 

と言う訳で、さぁ貴方も昆虫食にトライ!  

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コンロンカの実

2015年10月14日 | 何でも

そろそろ秋の山なんで、色んな木々の実を見る事が出来ます。 今回のはコンロンカ(アカネ科)。 花を見れば特長があるので一度覚えればなかなか忘れませんが、実だけだと難しいですね。

石垣島の山はもしかしたら秋冬の方が彩が良いかも知れません。 これから色とりどりの実があちこちに見られるからです。

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台風後初、近所の山に

2015年10月12日 | 山が好き!

家からすぐのホームフィールドである山に台風が始めて行きました。 いったいどうなってるでしょう? 思ってた通り、倒木だらけです。 次から次えと倒木だらけで通過するのに大変でした。 他の山も皆こんな感じで今年の秋冬は楽しむというよりは各山の整備に費やす事になりそうです。

元々が水の多い場所で崩壊が激しいんですが、岩盤の壁沿いには常に水が滴ってます。 この上がどうなってるか行った事が無いんですがかなり長い距離ずっと滴っているのでもしかしたら上部は湿地みたいにな地形になっていて岩盤の淵から溜まった水が溢れかえっているのかも知れませんね。

倒木だけではありません、深い谷の脇に作られた道は常に崩落があり、今回のような強い台風が2回も続いた後はいつも以上に大規模な崩落が出来ていました。 さらにこれからまた崩れるであろうという箇所が幾つかあり、地面に複数のひび割れが入ってました。 怖いですね~。

終点のさらに左奥にある連続の滝です。 この滝の上をつめて見たいと毎年思ってるんですが未だ行かず終い。 今年の冬は挑戦してみたいなぁ。 

台風でオキナワジイの倒木が多く、今年の冬は山に食べ物が無く沢山のイノシシが里まで下りてくるんじゃないか?と気になってるんですが、既に山中はイノシシの足跡だらけです。 道中イノシシが掘り返した跡ず~っと続いてて、ここまで多いのは始めてみました。 余程困ってるんでしょうか?

突然出くわしたらどうするか常に考えながら歩いてましたが、帰りはダニが付いてないかが心配です。 でもまぁちょっと前に比べたら気温も湿度も低く、薄っすら汗を掻く程度で本当に快適です。 やっぱり沖縄の山は開き冬に行くものですね(笑)。 でも予報だと15日くらいから暑さがぶり返すとか、熱低がまた近付いて来るかも知れないとの事。 頼むからそのまま通り抜けてね!

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マングローブ植樹作業中、なんじゃこれは?!

2015年10月09日 | 何でも

マングローブの植樹作業で砂浜を掘り返してると、普段見ない生き物が色々出てきます。 基本的には海のミミズの役目をしている生き物が多いですが、こいつは何でしょう? キノコのような形をしていて、おそらくこのキノコの部分を引っかかりにして砂中から抜けない(流されない)ようにしてるんじゃないかと思います。 まぁ環形動物門である事は間違いないでしょう。

久しぶりのこの台詞、「分かる方いたら教えてください!」

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