石垣島も寒くなって来ましたが、冬になると卵を産むカエルが石垣は結構います。理由としてはあくまでも人間の想像ですが、冬の方がヘビの活動が鈍り、落ち着いて産卵が出来るとか、沖縄県は秋冬に雨が多いので水が干上がりにくい等あります。
それにしてもヤエヤマアオガエル、チョッと「て~げ~(適当)」過ぎます。石垣に来た頃グレーチング(金属製の網状の蓋)の隙間に卵塊を見つけた時も適当だなぁと思いましたが、ガイドになって夜のツアー中などに沢山の卵塊を見ると、どんだけ適当なんだと呆れる事もしばしば。これ絶対にオタマ死ぬよな~、と言う所に沢山あります。
今回のもその一つで、左下の浸透枡からこれだけ離れた所に産んで、「雨が降れば流されて何とかなるさ~」と言う考えでしょうか? 卵の色と固さからすると、おそらくこの卵塊を産んだのは数日前の雨の日だった思いますが、その時にここなら大丈夫と思ったんでしょうか? 確かにヤエヤマアオは縦面じゃなくて平面に産むのは良くある事で、枡の上部縁に産むならまだ分かりますが、この距離は殆ど賭けですね。
泡が崩れてその中でオタマが泳ぎ出してるのを見つけちゃうと放っておけないので、結局オイラが水の中に落としてあげる事になります。それも計算づく?(笑) もちろん数日中に雨が降りそうな時は自然に任せます!