リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

花びらがお食事

2008年10月31日 | 写真好き!

ハイビスカスの生垣でオイラが大好きなアオスジコシブトハナバチを探していたら、ツユムシの仲間のお子様が触覚に花粉をいっぱい付け花びらをムシャムシャ食べていました。撮影しようとレンズを近づけると、のんびり屋さんのこの子はワンテンポ遅れてから食べるのを止め、「ん?」とゆっくりと見上げ気が済むまでずっとレンズを見ているのです。 別に支障は無いんだなと判ると「ん~」、と言った感じで納得して再びムシャムシャと花びらを食べ始めます。何て優雅な御食事なんでしょう(笑)。

石垣の昼間はまだまだ30度以上ありますが夜になると肌寒く、夜回り中は色んな秋の虫の声が聞こえて来て、実に賑やかです。マツムシの「チンチロリン」、と言う鳴き声を始めて聞いた!と言うお客様も珍しくなく、「本当にあの歌と同じなんですね」と、喜んでくれています。

「虫の声 」
作詞:文部省
作曲:文部省

1.あれ まつ虫が ないている
ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
あれ すず虫が なきだした
りんりん りんりん りーんりん

秋の夜ながを なきとおす
ああ おもしろい 虫のこえ

2.きりきり きりきり きりぎりす
がちゃがちゃ がちゃがちゃ くつわ虫
あとから馬おい おいついて
ちょんちょんちょんちょん すいっちょん

秋の夜ながを なきとおす
ああ おもしろい 虫のこえ

 

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キャァ~、張り裂けそう!

2008年10月29日 | 生き物

石垣島はもう直ぐ11月、でもカエルが鳴いています。音を頼りに探して行くとヒメアマガエルが喉だけでなく体いっぱいで鳴いていました。可愛いですね! 奥さんを見つけるのに必死なんです。ちょっとでも尖った物が触れれば、一瞬で破裂しそうです!

画像では分り辛いですが非常に小さなカエルで、名前にヒメと付くのは昆虫でも植物でも小さな物が多いのです。日本で一番小さく大抵3cm以下で、オタマジャクシは半スケルトンと言う凄い生き物です。同じ水溜りでも他のオタマと違い比較的水面付近で泳ぎ、小さなスペースの中で水底と上の方、と言う住み分けがあるのです。背中の稲妻模様がイカしてますね(笑)!

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色々

2008年10月27日 | 何でも

先週の後半は修学旅行が2件、サンゴのシンポジウム、そして最後に嫌なめにもあい、バラエティーにとんだ週でした。 最初の修旅は総勢150名、一回に付き75名が乗れるだけのカヌーがずらり!凄い数です。出すのも仕舞うのもパドルやマリンブーツ他を洗うのも大変です!これを師匠も含めガイド7人とガイド以外の仕事3人、ママさんガイドのリエね~ね~がいるのでその赤ちゃんが1人の総勢11人で頑張りました。 赤ちゃんはオイラ達を和ます役(笑)。

見てください、このカヌーの数!オーナーのJさん凄い! メンバー全員の記念写真も毎回撮ろうと思うのですが忙しくてそんな暇ありませんし、最後にはみんなクタクタで撮る気になれません(泣)。 この次の日は何時ものヒルギの植樹です。オイラの地元に程近く、同じ学区内だった下町の高校生達が来ました。 こっちのガイド師匠を含め4人です。人数は80名位だったと思います、多分。もしかしたら100名位かも???
何時もそうですが、意外と今時の子っぽく、かつ女の子の方が一生懸命聞いたり質問したりしてくれます。そして素直に自然の素晴らしさに感心してくれます。良い子達です。

そしてシンポ。外国からも先生をお招きしているので、同時通訳の機械まで貸してくれての本格的な物です。ガイド仲間もボランティアで頑張っています。 結果として結構外国との違いもあったりして、日本が遅れているもの、進んでいるもの、色々あり勉強になりました。 一つ言える事は、ここにいる全員が今の地球に危機的意識を持っていると言う事です。 

最後は嫌な事ですが、足の指をマダニ(多分)に刺されました。何時もは大した事がないのですが、今回は指が1.5倍くらいに腫れ上がり曲げると痛いです。このまま熱や関節の痛み等無ければ良いのですが、念の為に皮膚科に行って、テトラサイクリン系の抗生物質を貰った方が良いかも知れません。これはダニ等から広がる伝染病のライム病などに効く薬です。 画像も撮ったのですが男の足はヤッパリ汚いので載せるの止めました(笑)。 ダニに咬まれて死ぬ人もいるので、痒い以外に症状が出ている時は必ず皮膚科に行きましょうね! ここで大事な事は、何かに咬まれた・刺されたと分っている場合・疑わしい場合、くれぐれも内科とかに行かないように。風邪とかと勘違いされて診断されてしまいます。

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オオゴマダラの精力剤?

2008年10月24日 | 生き物

日本最大の蝶、オオゴマダラキクラゲの汁を吸水してました。多分オスです。何でこんな物の汁を吸っているのかと言うと、どうも精力剤的な要素があるらしく、たいてい花以外の物を吸っているのはオスです。ただし山中や、海沿いでミネラル補給の為に吸水している蝶はメスもいます。

下の画像がその証拠のオオゴマダラのペニスです。
凄い形ですね!撮り方が下手でぶっ飛んでます。すみません。

今度また見つけたら撮り直しておきます。

ところで、 「国立天文台三鷹地区特別公開」と言うのがあるそうです。
近くの人は行ってみたら?詳しくは文字をクリック!

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キセルガイは左巻き

2008年10月22日 | 生き物

樹のウロがあったので何時もの癖で覗いてみると、キセルガイの仲間が沢山いました。キセルガイと言うのは巻貝の中でも珍しく、殆どが左巻きの貝殻を持っています。固有種や住む場所も特定されてるものが多く、石垣・西表にしかいないイリオモテコギセルガイ(スターンズギセルガイ ) と言うのもいます。 この貝が何と言う名前の種類かはちゃんと調べてないので分りませんが、キセルガイの仲間が面白いのは貝殻の巻き方向だけでなく、貝殻の入り口付近に「閉弁」、と言う薄い殻?で出来た蓋があり、体を中に引っ込めるとこの蓋がバネのような原理で閉まり、しかも外から内には開かず外開きのみ。外敵をシャットアウト! 内側から体を外に出す時は殻の内側にキレイに重なる様に開くので職人技ですね。

ただ、日本の匠・100選に選ばれるような素晴らしい蓋を作ったとしても、ネズミや鳥に殻ごとバリバリ食べられる事があるそうなので、その時は諦めるしかないですね。捕食者もカルシウムが必要なんでしょう。 先ほども書いたように地域や住む場所が特定されている事が(固有種が)多いので、絶滅危惧種に指定されている種類が多いです。 あと地域によっては信仰の対象や薬として使ったりする所もあるそうです。 キセルガイじゃなくて、デンデンムシじゃダメだったのかしら?(笑) 

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waterfall 滝!

2008年10月20日 | 山が好き!

リピータのMさんが今年もやって来たので滝を見に行きました。HPにも載せている所です。本当はシュノーケル希望だったのですが水温が低いのと、ここん所ずっと海が荒れているので無理は禁物です。最初はチョッと観光気分だったのですが、ハードじゃないと許してくれないM氏。最初の場所では満足してくれない事は分っていたのでマーペに登り、その後麓の滝に行くというコースをとった訳です。 

以前に西の絶景地に登っているので、これであとは於茂登岳に登れば石垣島を代表する絶景山は制覇したことになります。 「次はあっちね」、と言ってこの三つを登りたがるお客様は意外と多く、旅行会社から団体の依頼をされる事もあります。ですが実際三つとも制覇した人は今の所いないのも事実です。普通の人が一日で山を2回以上登る気にはなれないでしょうし、3回も石垣に来るのは大変な事ですからね。 M氏は何回も来てるけど(笑)。

休日だったせいかマーペには地元の親子連れなど結構来ていましたが、流石に滝の方は一般の人には知られていないようですね。途中、テナガエビやユゴイがいたり、いて欲しくないアブに咬まれたり(直ぐ叩いたから大丈夫)しましたが、水量も多く良い感じでした。後半は何とか満足して頂けたと思います。
ツアー後は、何時ものあさひ食堂で夕飯を食べ、年に一度の再会を喜び合い、またの再会を約束し、固い握手を交わして別れました。

「また会いましょう!」

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セマルハコガメは、今日もゆんたく?

2008年10月17日 | 山が好き!

夕暮にブラブラと歩いていると、がさがさ、ガサガサ、と音がするので聞き耳を立てて、再び音がしたのでそっちに行くと、久しぶりにセマルハコガメ(天然記念物)ゆんたくに出会いました。一匹ずつ確認していくと一番小さい子が男の子でした。こうやって見ると模様も微妙に違うのが良く分かりますね。

こうやって集まるのは交尾の為なのか、家族なのか、本当にゆんたくなのか分りませんが時々こういう場面に出くわすのです。カメに良く付くダニが沢山付いていたので取って上げましたが、もしかしたら集まった時にダニが移動するのか?食い込みが浅く直ぐ取れました。

「少しは感謝しろよ!」

それにしてもハコガメは可愛いですね。でも天然記念物だから獲っちゃダメよ!

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クロヨナもそろそろ終わり?

2008年10月15日 | 何でも

夏ぐらいからクロヨナがあちこちで咲いていますが、そろそろ終わりでしょうか?先月くらいまではカヌーガイドをしている時も濃い青ピンク色(どんな色だ!)の花びらが川面に流れてとてもキレイでした。 調べてみると5~11月位までと書いてあります。実際春に見る事は、オイラはあまりありませんが・・・。

クロヨナはマメ科の仲間でインドかタイワンが原産と言われ、東南アジアやオーストラリア、ハワイ他にもあります。種子からはポンガム油(クロヨナ種子油)と言うのが取れて、ヘルペス、リウマチ、皮膚病の薬、ロウソクや石鹸、潤滑油、ランプの油、魚毒、殺虫剤の材料にもなるそうです。他にも樹皮や葉、根に傷をつけたり砕いたりすると緑色の汁がでて来て独特の臭いがします。これも薬になるらしく、痔、かっけ、腫瘍、潰瘍、目や皮膚の病気他に効く薬が作れるらしく、最近ではバイオ燃料にもなるんじゃないの?と言う万能な植物なんですね。探してたら既に化粧品に使っているメーカーがありました。



ネットや本では河口付近や海岸、マングローブ林内等に多いと書かれていますが、山中、特に沢沿いにも生えていたりします。 そう、勘の良い方はもうお分かりですね!このクロヨナの種子も海流散布で子孫を増やす、漂着種子の仲間とされています。ですから山中に生えているクロヨナはサガリバナやモダマ、スオウ等と同じように、過去の海進時にたどり着き根付いた昔々のクロヨナの子孫なんじゃないか?と言う訳です。近くを探してみると他の海流散布をする植物が生えている事も多く、クロヨナも昔の海の高さの証拠になると言っても良いんじゃないでしょうか?絶対じゃないですけどね。

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日中シンクロと言う奴です

2008年10月13日 | 写真好き!

ハネセンナと言うマメ科の種にカメムシの仲間がいっぱいいました。食草なんでしょうか? 最近、沢を歩いていても群衆に出会うことが多く、恋の季節なの~♪? 師匠の観察会でも先日ブログに掲載したようなナナホシキンカメムシの大群に出会い、参加者は大喜び! 群集と言うほどじゃないけどバンナ公園にもあるシマヤマヒハツにはナナホシキンカメムシより一回り小さいミヤコキンカメムシっぽいのが、交尾している奴、熟した実を食べてる奴、沢山いました。後日バンナで撮った画像を載せようと思います。

  

ところでハネセンナってどんな花かと言うと下図の花です。見た事あるでしょ?ネットで調べる人は、ハネセンナに凄く良く似た名前で同じマメ科の植物があるのでキーボードの打ち間違いに気を付けて下さいね。 えっ、なんて名前かって?、話せんな~(笑)。

ちなみに、最初の画像の左上の黒くなったマメ(サヤ)。緑色のサヤを見るとシカクマメのようですから、それでも間違わないように。 今回のタイトルですが、こう言う昼間の太陽光の下、顔とかに出来る強い影や、逆光での撮影で被写体がアンダーになるのをストロボで起こしてあげるのを、日中シンクロと言います。 

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やっぱりオモロ~な、夜回り

2008年10月11日 | 何でも

ホタルを見た後、サガリバナを見に行きました。台風の前に確認していたサガリバナの蕾も台風直後はダメでしたが、最近になってドンドン膨らみ未だに見る事が出来るのです。まだまだ小さい蕾もあるので、もうしばらく楽しめそうですよ。ちなみにバックの丸い光は月ですが絞るのを忘れていたので何だか分りません(笑)。

そのあと、夜光虫(日本人ノーベル賞受賞者・蛍光タンパク質のニュースをテレビでやっていましたが、あれとはチョッと違うけど夜光虫やホタルの発光物質の総称、ルシフェリン・ルシフェラーゼもタンパク質、言うなれば発光タンパク質です)を見に行ったら何時もの所にチョッとしかいません。これじゃ面目立たないので他に何かいないかなぁと思いウロウロしていましたが、お客様のモモちゃんは我慢強く沢山いそうな所を求め探していました。かなり長い時間一人で頑張っていると、とうとう発見しました!偉い! そこをヒントにウロウロして、何時もは行かない方に行って見るとこんなゲストが登場!

デカイ!ホラガイのようなでかい貝殻に入っています。何ヤドカリかはちゃんと調べてないので分りませんが、イソギンチャクがくっ付いてないか一生懸命見たんですがありませんでした。このままだと大きさが分らないだろうから次の画を

どうですか?オイラの長靴と同じくらいデカイですよ!

な~んて、殻はデカイですが中身はこれくらい。でもやっぱりデカイです。オイラの掌よりデカイです。モモちゃんは「夢に出そうだ」と言うくらいインパクトがあったそうで、オイラは海の中のデカイのを見た事あるけど、それでも夜の海岸でライトの中に突然コイツが現れた事を想像して見て下さい。「オォ~!」となるでしょ?!

コメント (4)
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