リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

寒過ぎて動けない!?

2020年12月30日 | 生き物

一応石垣島にとっては寒~い日の山中で、葉から何か飛び出しているのを発見しました。

皆さん何だか分かりますか?
「もう同じネタ何回も使ってるじゃん!」と言われそうですが初めての方もいるかもしれないのでお付き合い下さい。

では捲って見ましょう!

じゃ~ん!、裏にはイシガケチョウが付いていました。これだけいじっても全く逃げません。比較的冬や夕方以降だとこうやって逃げない(逃げられない?)チョウに出会え、写真を撮る事が出来ます。

★月曜日は更新するのを完全に忘れていました(>_<)。

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今あちこちで咲いています。

2020年12月26日 | 山が好き!

最近山に入るとカゴメラン(ラン科)があちこちで咲いています。葉の籠目が可愛く人気があるランで、オイラも大好きです。

今まで何度となく撮影して来ましたが今回のは特に姿が良く、とても美人さんです。絶滅危惧種で石垣市の保全種でもあります。そんな貴重な植物ですが、林道整備と称し草刈り機で刈られたり、違法採取される事が良くあります。バンナ公園でも気軽に見られるので探して見て下さい。もちろん公園内で採取する事は公園法で違法ですから、お気を付けよ。

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アオガエルの卵塊、寄生虫にやられる!

2020年12月23日 | 生き物

★今回はキモいので、嫌な方はココでもう止めておいて下さい。

石垣島は雨ばっかりなので、ヤエヤマアオガエル(アオガエル科)の卵塊がアチコチで見られます。まずはみんな無事オタマになれると良いですね。ですが自然界はそんなに甘くはありませんでした。

だいぶ前にアイフィンガーの卵が寄生虫にやられ、卵の中がみんなウジになっていたのをキモいけど載せた事があります。今回はヤエヤマアオガエルの卵塊が犠牲になりました。先日の掲載で「産んでる傍から寄生バエが寄って来てる」と書きましたが、まさにその続きです(同じ卵塊ではありません)→アオガエル、明るい内から抱接中。 - リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

泡が崩れてるのでもうオタマになっているのかな?と観察していると卵じゃない白いのが見えました。突付いて見ると「うにょ」と動きます。「これは!」と思い泡を崩して見るとやはり中はウジだらけ、全滅です。しばらく見ていると泡の中に隠れて行きました。「キモいなぁ」と同時に「厳しいなぁ」と思いながらも撮影はしっかりしました。

★この時また「N高」の生徒も一緒だったので、生々しい自然界を見せられて良かったです。この子達も進学先が決まり、もうすぐ島を出ます。

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異様な光景ですが、

2020年12月21日 | 何でも

石垣島は雨ばかりで止んでる時でも空はどんより。そんななか見上げるとこの不気味な感じが目に飛び込んで来ました。それは以前見た怪奇映画かアニメで、木の枝に「生〇」がいっぱいぶら下っているのを思い出させました。あとはカラスかコウモリでもいれば雰囲気バッチリです。

実際はホウオウボク(鳳凰木、マメ科)という燃えるような真っ赤な花が咲くゴージャスな植物なんですけどね。
リフトアップ 石垣島 エコツアー Open Place1 - 2007年8月10日の記事一覧 (teacup.com)

そしてこれは花が咲いた後のサヤが沢山ぶら下っている様子で、中には種が沢山入っています。割けた鞘を枝などで擦れば、楽器のギロや洗濯板のような音が出せて、あなたのパーティーライフに欠かせない必須アイテムに早変わりします(笑)。
ホウオウボクの鞘は楽器になります - リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 (goo.ne.jp)

 

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サザンカ、石垣島にもあったんですね。

2020年12月19日 | 山が好き!

山を歩いていて「ヒメサザンカが咲き始めたなぁ」と近付いたら何だか花がでかい! あれ?これヒメサザンカじゃないのかな?と思って帰ってから調べたらサザンカ(ツバキ科)でした(あってますか?)。石垣にあるのはみんなヒメだと思っていたら違ったんですね。20年住んでても知らない事がいっぱい!

良く似たサザンカとツバキの違いは、サザンカの方が葉のギザギザが深いんです。他にも色々ありますがこれが一番わかりやすい。花の色が白やピンク、赤があるのは種類に関係ありません。何が作用して色が変わってくるのかはわかりませんでした。誰か知ってる?

★その他の違い
花が散る時ツバキは首から「ボトッ」と落ち、縁起が悪いと言われるが、サザンカは花びらが散る。
ツバキの花は厚みがあるが、サザンカは薄く平べったい事が多い。
サザンカの葉の裏は毛が多い傾向がある。
ツバキの葉脈の方が太い傾向がある。
花の時期が微妙に違うが、石垣島の場合あてにならない(笑)。

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アイフィンガー、生まれたてのお子さん。

2020年12月16日 | 生き物

お馴染みアイフィンガーガエル(アオガエル科)の卵がありました。洞などたまたま雨水が溜まっているという環境に卵産むので、オタマジャクシはご飯がありません。じゃぁ何を食べて大人(カエル)になるの? 先日高校生に聞いてみたら「お腹の栄養袋の栄養でカエルになる」との答えでした。残念ながらお腹の栄養は数日しか持ちません。

答えは、時々お母さんガエルが帰って来て無精の卵(エッグフード)を産んで行き、お子さん達はそれを食べて大人になるんです。普通のカエルは産んだら産みっぱなし。アイフィンガーは日本で唯一子育てをするカエルなんです。

画像だと実感わかないでしょうが、かなり分かり辛い洞の奥に産んでもらっていたので、寄生バチなどにやられる事なく無事ハッチアウト寸前です。と思ったら既に生まれている子がいました!まさに栄養袋(別称に臍嚢、卵黄嚢、臍小胞など)を持っていますね(笑)。

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色とりどりの12月の山

2020年12月14日 | 山が好き!

もう10日くらい石垣島は秋雨続きで、やっと雨が止んだ隙にカメラを持ってバンナ公園を歩いてきました。バンナ公園は山をそのまま公園にした自然公園で、お気軽に亜熱帯・石垣島の自然を楽しめます。久しぶりに行ったら自然はすっかり秋・冬模様。色とりどりの実をいっぺんに見る事が出来ました。

秋と言うよりお正月のイメージの、センリョウ(センリョウ科)。ですが山中では10月ごろから見られるので秋でも全然おかしくはありません。

石垣島ではセンリョウに比べ数が少ない、マンリョウ(ヤブコウジ科)。千両に比べ万両は重いので葉より下に実が付きます。もう一つの特徴である葉の縁の膨らんでる所には「葉粒菌」が住んでいて、良く聞く「菌根菌や根粒菌」と違い葉っぱに共生するタイプの共生菌で、空気中の窒素を固定して植物に供給しているそうです。

これはタイワンルリミノキ(アカネ科)。石垣島では色んなルリミノキの仲間が見られます。

かなり熟して紫と言うより赤紫色の、オオムラサキシキブ(シソ科)です。ちなみにムラサキシキブもコムラサキも石垣島にはあり、全てシソ科です。

最後はシラタマカズラ(アカネ科)です。

ご覧のように秋冬の山は夏よりも鮮やかな実が沢山あって派手な気がします。毒虫も少なくなり暑さも抑えられ、ハチも大人しい季節です。高尾山や筑波山なんかは環境客が多いようですが普通の山はそうでもないと思うので、コロナ禍の最中でも密にならずに楽しめるんじゃないでしょうか? 飲み屋や繁華街に行くのは我慢して、自然の中でストレス発散しましょう!

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ナガエツルノゲイトウ、駆除作戦!

2020年12月12日 | 石垣島の問題

先日、ナガエツルノゲイトウが確認されている排水路で駆除作業がありました。環境省、石垣市、名蔵小中学校の子供たちでユンボまだ出動し大変な作業でした。ナガエは茎一区間あればそこからまた成長するので川下には二重にネットを張って防ぎます。

川底ごとユンボで道路にあげた後に、ナガエとそれ以外をわけないといけないのですが、それを子供たちがドロドロになりながらやってくれました(ウナギも出てきた)。正直言って一番大変な作業です。そしてナガエ以外は戻します。お疲れ様です!

これはシマツユクサ(ツユクサ科)なんですが、その他色んな植物が繁茂している場所ではナガエを見る事はありません。今回作業した排水路でも以前は見る事がなく、もう一か所も排水路の土砂撤去作業をする前は見る事がありませんでした。もしかしたら他の植物が繁茂している環境ではナガエは負けてしまうんじゃないか?と思っています。全く無いわけではなく細々と暮らしていて、他の植物がいなくなったら真っ先に増える、パイオニア植物なのかも知れません。だとしたら最初の数年は幅を利かせても数年で小さくなってるかも。シマツユクサ、頑張れ!(笑)

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甘くてムチムチもちもちのターイモ

2020年12月09日 | 美味しいもの

段丘の裾野から湧水が溢れ出している田んぼには絶好の場所に、残念ながら休耕田が沢山あります。まだ使っている頃に植えたんでしょう、用水路と思われるあたりにターイモ(サトイモ科)が沢山はえていました。果たして「ターイモ」が正しい標準和名かは分かりませんが(笑)。ターイモとクワズイモの見分けは非常に難しいから気を付けてね!

ターイモはムチムチ甘くてそのまま食べても美味しいんですが、天ぷらやお餅など美味しい食べ方は無数にあります(素の天ぷらでもお餅が入っているんじゃないか?と思うくらいムチムチ・もちもちしています)。

ターイモは里芋の事だと書いてあるのがありますが、オイラは違うと思っています。ターイモは薄紫色になるし、普通にお店で買った里芋は甘くないですよね。どちらかと言うと海外のタロイモに近い物だと思っています。調べてみるとタロイモも里芋の事だと書いてあるのがあります。確かに里芋の仲間かも知れませんが、里芋の味とは明らかに違うし、ちゃんとした種類分けが出来ていないから称して里芋の事だと言っているだけなんじゃないでしょうか。

何にしても美味しいから、沖縄に来てターイモの天ぷらとか売っていたら是非食べて見て下さい (^^)/

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樹木の宝石

2020年12月07日 | 何でも

暑い季節に樹液が溢れ出しそれが固まるとご覧のようにツルツル、ピカピカの木からの宝石になります。

「何言ってんだよ、ただのヤニだよヤニ」と言う人もいるかもしれませんが、これが数百万、数千万、数億年たつと琥珀という本物の宝石となり、虫入りなんかになったら数万~数十万円の値が付きます。「三千万年以上前の物じゃないと琥珀じゃない」と言う人もいます。ちなみに購入をお考えの方は、偽物が多いのでお気を付けを。

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