リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

雨季の沢は

2012年01月30日 | 山が好き!

小さいと思われてる石垣島にも、歩いた事の無い沢はまだまだ沢山あります。 この日も雨が降りそうなのに誘惑にかられ、山道下に見える沢に下りて来ました。 長靴なので浸からない様に登っていくと両脇の斜面がドンドン高くなり谷底状態。 上流側、山の上のほうを見るとだんだん雨雲が出てきました。 気を付けてないと鉄砲水にやられます。 だんだん不安になってきたので道に上がれそうな斜面は無いかなと思っても上まで10mくらいありそうです。 そんな時に反対側を見るとヤブレガサウラボシ(ヤブレガサウラボシ科)の群生が。

  

日本には石垣島と西表島にしかなく、さらにこの一種しかありません。 近い所では台湾にあるそうで、ほんとうに台湾と石垣は近いなぁ。 この子もいかにも亜熱帯らしい姿ですよね。  

こんな楽しそうなプールもありました深さはまた暖かくなったら試しに行って来ます(笑)。 さて、悠長な事は言ってられません。 いい加減に上にあがらないと、ますます雨雲が黒々してきました。 その時です、ポツリポツリと雨が・・・。 もう仕方ないので無理やり登っていき山道に出る事が出来ましたが、本当に良いタイミング?で雨が本降りに。 雨季の沢、特に石垣みたいに雨が降ったら直ぐに増水する様な環境では気をつけないといけません。 エスケープ出来るポイントを何箇所か頭に入れておかないと死んじゃいます。 

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逃げません

2012年01月27日 | 山が好き!

ポケットデジカメでここまで寄れました。 お腹の色からするとまだ青年くらいでしょうか?

カンムリワシ(タカ科) 最近またTVに良く出るようになった石垣島出身で元WBA世界ライトフライ級チャンプ・具志堅用高さんのあだ名としても有名ですね。 有名な動物写真家・宮崎学さんが西表で営巣してるのを見つけ、日本で繁殖してるんだと分ったそうです。 それまでは渡りだと思われてたんですね。 

帰る時に見たらまだ同じ場所にいました。 なついてくれるならヘビでもあげたいけど、車からおりた途端逃げるんだろうなぁ。

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ヒナカマキリ

2012年01月25日 | 生き物

足元を結構な速さで動く虫がいるなぁ、ゴキブリか?と思って見たらカマキリでビックリしました。 手に取って見るとかなり小さいし羽がまだ無いからカマキリのお子様だと思ったんですが、何だか今まで見た事無い感じ。 これが以前画像で見たヒナカマキリ(カマキリ科)か?と思いながら撮ってたんですが、帰って調べてみると、どうやらそのようです(なんて書いてもまた師匠に「違うよ」と訂正されるかも知れないけど)。 

日本最小のカマキリで2cm位。 メスだけで単為生殖出来る珍しいカマキリです(ちゃんと一眼で撮りたかった!)。  ミケネコみたいに殆どメスなんですが稀にオスも産まれるそうで、違いは簡単。 オスには羽があるそうです。 ただ日本では見つかった事が無いとか有るとか。 台湾ではわりと見つかってるみたいなんで、八重山でも見つかるかも知れませんね。 飛べ無いせいかとにかく歩くのが速く、まさかカマキリの歩く速さとは思ってなかったので、ちゃんと姿を確認するまでは想像もしてませんでした。 ちなみに日本には7種類のカマキリがいるそうですが、またよくよく調べてみると八重山のは亜種とか新種とかだったりして(笑)。 

残念ながら何時も書いてますが、こんなのまで売ってる困った人がいると言うのが今回も調べてるうちに分りました・・・。 

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ツルグミ

2012年01月23日 | 山が好き!

バンナ公園をウォーキングしてたら何やら良~い匂いが。 キョロキョロしてみるとツルグミ(グミ科)の花が満開! 最近山の中でもあっちこっちで咲いていて撮りたいなぁと思ってたので丁度良かった。 オイラが出会ってたのは高い位置にあったり遠かったりで撮りにくかったんですが、ここのは低い位置で撮り放題です(笑)。 

白っぽい下地に斑点がある珍しい感じの花で、根も葉も実も下痢など腸に良い薬になるそうです。 恥ずかしい話ですが、グミってずっと「外国のゼリー状のお菓子の名前で、オイラが学生の頃に日本に入って来た(明治のグミ)」、と言う認識しかなく、グミという果実があるって事は大人になってから知りました。 初めて山中で「グミがあるよ」、て言われた時、お菓子をくれるんだと思って「頂戴」って手を出したら「お菓子じゃないよ」って笑われたのを覚えてます。 

これを撮影してる時に犬の散歩をしてる女の人が向こうから来るな、端の方で何やらゴゾゴゾやってる怪しい男がいるなって思われないかなって思ってたら、案の定立ち止まってオイラの方をジロジロ見てる気配を背中に感じます。 ヤバッと思って振り返って見るとママさんガイドのリエさんでした。 オイラっぽい人がいるなぁと気付いていたそうです。 「ほっ」、通報されなくて良かった~(笑)。 

ちなみにお菓子のグミの原料・ゼラチンは基本コラーゲンなんですが、特に最近はコラーゲンの量を多くして女性に売り込んでるそうです。 オイラももっと食べよっ。

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お目めがチラッと

2012年01月20日 | 生き物

以前載せたアオミオカタニシ(ヤマタニシ科、絶滅危惧種)ですが、普通のデンデン虫との違いに角が1対で、角の付け根に目がある事と、貝殻の蓋がある事と書いたんですが、多少難アリですが撮れました。

どうでしょう?ちょっとだけ角の後ろに点があるのが分りますか? それがお目めです。 物凄く可愛らしいでしょ? もっとしっかり顔が分るように蚊に刺されまくりながら待っていたんですがオイラの我慢が駄目でした。 ちゃんと見えるとイカの様にも見えたりしますが、とにかく笑える顔です。

蓋の方はちゃんと撮れました。 この日も雨でずぶ濡れでしたが、少しは行った甲斐があります。 

ところで最近何度か同じ体験をしたんですが、デンデン虫と言っても分らない子供が何人かいました。 最近ではカタツムリの事をデンデン虫と言わないのか、それとも「デ~ンデ~ン む~しむ~し~♪」という歌を習わないんでしょうか? 例の悪影響なTVで見たウツボやヤシガニは知っててもバッタが草を食べているのを見た事が無いだったかな?バッタ自体を見た事無いと言ってたんだったかな?、いずれにしてもビックリです。 

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イギリス紳士にご挨拶を(笑)

2012年01月18日 | 生き物

「私に何かようかね?」
とでも言いたげな、見事な髭のイギリス紳士が森にいましたよ(笑)。
シルクハットをかぶしてあげたいですね。

「目が小さくて悪いかね?」
と怒ってます(笑)。

人によってはデカイ口を開けたオニギリ頭のガキンチョにも見えるかな?
目が小さいのは同じだけどね(笑)

なんて言うクモか調べきれませんでしたが面白いですね。
こんなふうにお尻が顔になってたり面白い模様になってるクモは多くて、以前に載せたのも良かったら見てください。 そのうちの一つです→ http://blog.goo.ne.jp/lift-up001/d/20090601

T師匠からアオオニグモにかなり似てるねってメールを頂きました。 確かに良く似てるのでオニグモの仲間なんでしょうか? 

名前が分りました。 チュラオニグモ(コガネグモ科のメス)です。 馬鹿にしてんのか!何でもちゅらを付ければ良いってモンじゃないぞ、お前が付けたんだろ!、と思うかもしれませんが本当です。 石エコ会のT副会長の家に遊びに行ったら図鑑があって、それに載ってました。 だから紳士じゃなくて淑女でした(笑)。 ビジョオニグモと言う近似種がいるので、それの沖縄版だからチュラオニグモかな? オスは腹部(白い部分)が細長いようです。 個体差があるので、色んな顔を撮りたいですねぁ。

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リュウキュウツチトリモチ2

2012年01月16日 | 何でも

今回から再開しますよ~。 ツチトリモチの続きです。 年が明けてそろそろ良いかなと思い行って見るとご覧の通り、満開でした! ここの集団はまだ若い子ばかりで、色白です(笑)。

 一番良い感じでポーズを決めていた4人組です。 雨が降っていたんですが、もうちょっと雨粒が付いていた方がキレイだったかな? まだまだ花輪にはなっていませんツボミがあるのは分りますよね。

花粉?の運び屋と思われるアリさんが沢山いますね。オバナの方よりもメバナと思われる方に沢山乗っかってます。 分りづらいですが真ん中の赤いスポンジのような部分の奥に小さい花が沢山咲いてる状態なんだそうです。 表面を注意して削り取ると花が見れるのかな?と思いますが可哀想で出来ません。 せめて指とかでより分けてみたら中の花が見えるのかな? マクロでどんな花の形をしてるのか確かめてみたいですね。

こちら左側はもう終わりかけてますがオバナが全部咲いたんだなと言うのがわかります。 受粉が済むと色が濃くなって来るので分ります。 それでもアリンコが乗っかってる所を見るとまだまだ甘い?のでしょうか? 最後には黒くなって朽ちて行きます。 触ってみると黒っぽくなってきた物の方がベタベタしてるので、熟してより甘くなるのかな? より甘くなってアリを呼び寄せ、アリにくっ付いて巣の中(寄生種の根っこ)まで運んで貰うのかも知れません。

と言うわけで、一連の成長記録を掲載出来たと思いますが、メバナの存在や無いようにも書いた疑問点など、まだまだ秘密がいっぱいのリュウキュウツチトリモチですが、何時になったら全てが解明されるのでしょうか? 自然界にはそんな謎がまだまだ腐るほどあって、特にここ沖縄・石垣には沢山あるのです。 西表はもっとね。

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なんとか

2012年01月13日 | 何でも

水曜日分、お休みしてすみませんでした。
おかげ様でばあちゃんの顔も拝めたし、頬に触れる事も出来ました。
あとあと後悔せずにすみます。
また明日から頑張って行こうと思います。
とりあえず遅くとも、月曜日には更新します。





 

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行って来ます

2012年01月10日 | 何でも

急に大阪のばぁちゃんに会いに行く事になりました。

すみませんが、しばらくお休みさせて頂きます。

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リュウキュウツチトリモチ1

2012年01月09日 | 海が好き!

今までにリュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科)を何度も撮って来ましたが、何時も花の段階か役目を終えて黒くなったのばかりでした。 今回はもうちょっと早い段階から撮って見たらどうだろう?と思い、12月ごろから撮り始めたのを順番に載せて行こうかと思います。 で、最初の一枚。 すでに頭をいっぱい出してました。 

ではUPで見てみると、丁度イモの部分から段階的に頭を出し始めてるのがありました。 花期以外はこのイモの状態で過ごしています。 自然に露呈してたりイノシシか何かに掘り起こされ割れて汁を出してたりすると、ネバ~とした感じで気持ち悪く、知らない人だと「何これ~」、って言いたくなるような脳みそ状態だったりします。

これも頭出しから、もう少しで花を咲かそうかと言う早熟な子がいるのが良く分ります。

仲良しでライバルの四つ子です(注 この子らは花の事を頭と言ってます)。

「☆これから頭出すよ」
「△僕も出すよ」
「〇僕も頭出すよ」
「◇直ぐに出すよ」

今回はお子様ばかりを紹介させて頂きました。 次回はこの子達の、人生で一番華々しいお姿をお見せします(笑)。

面白かったのがイモの段階で花粉や種子の媒介者であると考えられているアリと共に暮らしていた事です。 アリが巣に持ち帰った(体にくっ付いた)種が育って結果的にイモとアリの巣が隣接しているのか、イモの段階からアリは利用してて、アリの方からイモの側に巣を作るとか、シロアリのように種を持って来て栽培しているのか、それは定かではありません。 もしアリ自ら種を持って来て、寄生用の植物の根にそれを付け、何年もかけて栽培してるんだとしたら凄い話ですよね。 農業するアリが新たにいた事になりますから大発見です! 誰か観察・研究して教えて下さい。 自分でやれって?! それとももう研究されてるのかな? 

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