久しぶりにちょっと重たい話を書きましょう。 山道を歩いていると、体が食べられたサキシマヒラタクワガタを見つけました。何か鳥にでも食べられたのか、死んでからアリ等に食べられたのか。 石垣には虫屋がいっぱいいて(来て)、大量にクワガタや蝶などを捕まえてはインターネットで売ったり、内地のお店に卸しています。そう言う規制は全く無く、海水魚も規制が無いに等しいので、大量にクマノミ他が獲られて内地の業者に送られています。 地元の小学生に昆虫採集後の標本作りをさせる催しも近年目に付きます。 こう言うのを推奨する人にとって虫は生き物ではなく、フィギァ等と同じ、コレクションの一つなのでしょう。
今日の新聞にも出てましたが、石垣島に以前にも訪れた事がある方は、「今の石垣島は確実に自然が破壊されている」、「毎年変わって来ている」と皆思っているそうです。オイラもオイラの周りの人達も、島人も島ナイチャーも、皆そう言います。 これも新聞に載っていた事ですが、今年は石垣以外の離島で3割以上、石垣島も1割以上観光客が減っているそうです。 石垣島もこのクワガタのようにボロボロになって行くのでしょうか? 何とか食い止めなくては・・・。 それともそんなのは、島人にとって大きなお世話なんでしょうか?