リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

今回の撮影(フォトシューティング)ツアー、午前中は遺跡巡り2

2019年09月27日 | 文化・歴史好き!

次に訪ねたのは「旧海軍南飛行場の掩体壕」、通称・大浜の掩体壕です。「掩体壕」ってなに?と思うでしょ。初めて聞いた方は分からないですよね、オイラもそうでした。簡単に言うとカマボコ型のトンネルのような構造物です。半円は強度が出せる形で攻撃にも強いコンクリート製が多く、戦時中から戦闘機や何もない場所での避難豪としても利用されます。富士山や噴火が多い山なんかでコンクリ製の半円型のシェルターがありますが同じような物です。

ここの掩体壕は戦闘機を格納していた豪です。以前は他にも数個残っていたそうですが殆どが壊され、この壕だけは地主さんのご好意で残して頂いています。白保方面にも手掘りの簡単な物が幾つかありますが、オイラの知る限り石垣島でココ以上の立派な掩体壕は見た事がありません。

こういう戦争遺跡は未だ日本中に残されていて、特に都市や軍の施設があった場所なんかには多く残っているようです。関東だと千葉県に多いようですが、自宅の庭にある様な手作りの防空壕も立派な戦争遺跡だとオイラは思います。

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今回の撮影(フォトシューティング)ツアー、午前中は遺跡巡り1

2019年09月25日 | 写真好き!

「撮影(フォトシューティング)ツアー」の常連・Yさんが今年もいらっしゃいました。台風がまだ沖縄辺りにいる頃だったので来れるのかなぁ?と思っていたんですが、直行便だと回り込んで石垣に来れるそうです。ただ石垣島自体が台風直後なので自然が安定していません。天気はすごぶる良いんですが午前中は自然深い場所には行かない事にして戦跡や遺跡も好きだとおっしゃるので、相談の結果そういう場所に行く事にしました。

まずは太平洋に向けて作られた銃眼跡です。こんなにキレイな石垣島の海を見ながら当時の兵隊さんたちは何を思いながら穴の中に潜んでいたんでしょう?

いくつもある銃眼の一つでこの穴は2方向に向けて開いています。そのおかげか意外と中は明るい?天井も奥は無理だけどココだったら首を曲げるくらいで立っていられるから、当時の兵隊さんなら普通に過ごせたんじゃないでしょうか?

さらに最奥にも上に向かって開いている箇所があるので明かり取りにもなるし、煮炊きも出来そうだし食べ物があまりなく、栄養失調気味の当時の人ならここからも出入りしていたかも知れません。以前は漂着ゴミなど色々あったけど、この日は比較的キレイ。台風のせいか?誰かが掃除したのかな?

からの明かりが幻想的。覗いて見るとオイラが抜け出せるか実に微妙な幅の割れ目があります。画像右下に奥行き1mくらい、高さ60センチ位の空間もあり、物資を置くのに丁度良さそうな空間です。全体の床面積は6畳~8畳といった所でしょうか。

今回はココを手始めに幾つか案内していきます。午後は亜熱帯の森と沢・トレッキングです。

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崎枝湾の景観、の反対側

2019年09月23日 | 山が好き!

前回の「崎枝湾の景観」があまり良い色じゃない、反対側はキレイだったのに、と書いたんので今回はその反対側を載せます。手前の草木がチョッと邪魔なんですが、こんな感じです。だけど実際に見た色に比べたら全然色が良くないのでがっかり。本当の色はこんなもんじゃないんですよ!

 

画像右上のリーフが一番陸近くまで入り込んでいる所が「ヤマバレー」かな?その手前のリーフギャップ(切れ込み)が「吉原海岸」のあの超危険なリーフカレントが発生する場所だと思います。この辺りのリーフ・ラインはヤマバレーから左下(川平方面)に向かって沖に出て行く地形なので、潮の流れも右上ヤマバレーから左下(沖)に向いています。ヤマバレーも何も考えずに泳いでいるとドンドン潮に乗って沖に流されて行き外洋に出て、ジ・エンドです。以前、ヤマバレーからではありませんが流され、運よく川平半島に引っかかって助かった方々がいましたね。海でも山でも自然は恐いもの。安全に気をつけて遊びましょう!

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崎枝湾の景観

2019年09月20日 | 山が好き!

水曜日分のブログを書こうと思ったら「Windowsの更新がある」と出たのでアップデートを始めたら、オイラのPCでは2~3時間たっても終わりそうにありません。結局このままじゃ寝れないと思い、ブログは諦めて就寝。今日は台風で停電にならないうちに書き終えるかな?

と言う事で今回は「崎枝湾の全景」です。10年以上ぶりくらいに登った山の頂上付近。何とか「崎枝湾」が見えるんですが、草を掻き分けようやく撮影出来ました。ただこの時間(15時半位)、反対側は青くてキレイな眺めだったのに、こちら側は良い色が出せません。

正面・「崎枝湾」下側に見える生け簀はクルマエビの養殖場です。上の半島は「屋良部半島」。右奥に「御神崎」からリーフの白波が伸びてますね。半島の向こう側は「東シナ海」左奥の海は「名蔵湾」で突き出してるのが「赤崎」だと思います。

もうチョッと草木が無く景色が良く見えるポイントがあれば良いんだけど、この時は見つけられませんでした。次回行く時は午前中に行って、見渡せるポイントも他にないか探して見ようと思います。

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石垣島のヌスビトハギ

2019年09月16日 | 山が好き!

この場所では久しぶりに見たトキワヤブハギ(マメ科)です。「リュウキュウヌスビトハギ」より短い葉だったので多分トキワヤブハギだと思うんですが、いずれも「ヌスビトハギの近腫」なので良しとして下さい。

そんなことよりオイラ的には、山歩きの時にこいつの「サヤ」がズボンに付きまくる方が気になります。一度くっ付くととにかくしつこくて本当にイラつきます。しかもサヤが3ピースくらいになっていて、取ろうとするとバラけて余計面倒臭い事になります。秋冬の山は色とりどりで楽しいんですが、ヌスビトハギやチヂミグサなど、しつこく引っ付いて来るのが多くてイヤ!

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調査の為に新たな沢筋に入ってます1

2019年09月13日 | 山が好き!

調査の為に新たな場所に入りました。締め切りが11月でもう9月の中旬ですから報告書作成も考えて現場調査はあと1ヶ月半くらいで終わらせないといけないんですが、この季節は台風など天候が悪い日が多く自然が落ち着くまで行っても意味無いので日数が全然足りません。

今回入ったのは沢筋で、スタート地点でかなりの流量があり、地形図を見ると沢と尾根の落差がかなりあります。「5m以上の滝が沢山ありそうだなぁ」と予想してましたが思った通りです。

↑緩い部分も入れると落差8mくらい。名前も無いであろう滝が次から次へと出て来ます。それでなくても高温多湿の亜熱帯ジャングルなのに沢筋の両壁はほぼ急斜面。取っ掛かりも無く、木や岩に必死でつかまりながら汗ダラダラで、ほんの数m登って行くだけで物凄い体力を使います。

これも落差10m弱です。水量が豊富で濡れて良いと言う事で行けば楽しいのかも知れんませんが、初めて行く場所で体を濡らす程オイラは勇気がありません。調査終了後、安全な場所だと分かったら来年の夏ぐらいに遊びに来ましょう。

一回行くと汗だくになり死にそうになるので、何日かに分けてアタックします(笑)。

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コウガイビル

2019年09月11日 | 生き物

気持ちの悪いコウガイビル(コウガイビル科)がいました。ウズムシやプラナリア、ヒラムシなんかの仲間です。ナメクジやカタツムリ、アフリカマイマイも食べるのである意味、虫じゃないけど益虫?と思いきやミミズも食べちゃうし「広東住血線虫」が寄生しているので総合的にはいない方が良い見たいですね。

子供の頃、初めて見た時は「ウゲッ!」と思ったのと同時に「新種か!?」と思って驚愕しました。その頃(幼稚園児)のオイラは初めて見る物はみんな新種だと思っていました(笑)。 その後見る事数回。このヤバい生き物の正体が「コウガイビル」と言う名前なのだと分かったのは中学生くらいだったと思います。コウガイビルにも色々種類があるんですが、今回のは線が1本。在来種なのか外来種なのか新種?!、なのかもわかりません(笑)。沖縄には他にも色んなパターンのコウガイビルがいて詳しい分類はもしかすると未だされてないのかも。

外来種の「オオミスジコウガイビル」は1mくらいまで長くなり、しかも在来のコウガイビルを食べちゃうから、やはり外来種は良くないんです。やたら長いのを見つけたらコイツなので駆除するのが一番! 見た目通り乾燥に弱いので塩をかけると皮膚が破け水分が吸収され死んでしまいます。ただ、枝や石で千切ったりすると「プラナリアの仲間」だから直ぐに再生してしまうので意味がありません。「殺るなら塩だぜ!」

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台風15号、内地も沖縄並みに

2019年09月09日 | 何でも

台風15号はいかがだったでしょうか?オイラの友達は台風明けの通勤時の混雑など大変だったようですが、被害は実家のベランダが吹き飛んだとか、知り合いの家が半壊とかあったものの、本人は無事だったそうです。オイラの実家も雨漏りくらいで停電もなく大丈夫でした。


画像は何かの標識?看板?が吹き飛んで道路に落ちそうになってるのと、停電で団地の明かりが全て消えてる状態。街は信号、コンビニやガソリンスタンド、学校も給食センターも高速道路もアウト。停電が65万件以上だから石垣島と違って復旧するのに時間がかかるようです。コッチじゃ当たり前のサッシの隙間から雨が入ってくるのや、窓が膨らむのを体験して物凄く恐ろしかったとか。石垣じゃあ当たり前が内地で初めて経験して、ようやく沖縄県民の気持ちが分かったようです(笑)。

こちらは2階の屋根が吹き飛んでる画像です。どうも内地は石垣(沖縄県)と違って建築基準値が低いようです。知らない人も多いようですが、サッシのガラスの厚みや屋根のスパンなど、あらゆる面で沖縄県は「沖縄仕様」になっています。断熱材の厚み等も地域によって違います。足場なんかも内地だと吹き飛んでいますが、石垣で足場が吹き飛んでるの見た事ありません。そろそろ内地も沖縄仕様で家づくり(建設)や、色々装備を整えておかないとダメですね。

沖縄県にコンクリ家(コンクリヤー)が多いのは、そう言う訳です。
コンクリ家の雨戸・井戸付き、家庭菜園、プロパンガスに発電機が無敵です!

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モロコシソウ(ヤマクニブー)

2019年09月06日 | 山が好き!

夏秋くらいに咲くモロコシソウ(サクラソウ科)が咲いていました。同時に種子とツボミ、種が弾けた跡も見られます。沖縄では「ヤマクニブー」と言われ、蒸すと昔の日本でのミカンの主流だったクネンボ(九年母)の匂いに似てる事から山のクニブー(クネンボの沖縄方言)と言う事でヤマクニブーです。内地ではヤマクネンボと言う別名があります。同じですね。

じゃあ「モロコシソウ」の名前の由来は?と言うと、トウモロコシから来てるのではなく、漢字で書くとモロコシソウのモロコシは「唐土(中国の古称)」と言う意味で、中国由来の植物だと勘違いされて名付けられたそうです。

モロコシソウは蒸して使うとミカンのような匂いがして昔から虫除けに使われて来ましたが、沖縄では今でも売買され、ちゃんとした農作物として流通しています。蒸すと蒸す前には無い成分も検出され、最近では有用植物・ハーブとして研究対象にもなっています。飲み薬としても利用出来るというのも分かってきました。オイラも一度蒸して見たいと思っているんですが、なにぶん石垣では少ないので未だ試した事がありません。種を採取して増やして見る事も試みたいですね。

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凄まじい生命力

2019年09月04日 | 山が好き!

アコウの木が台風か何かで真横に倒れていたんですが、そこで枯れる訳でもなく上に上に枝を伸ばし成長し続けている状態のに出会いました。当然それだけでは倒れてしまうのでぶっとい支柱根?も地面へと伸ばしています。亜熱帯・熱帯になるとこういう植物は結構多く、自然災害で倒れなくても今いる場所が日当たりが悪いとか気に入らないと、少しづつ移動して行くと言う事を平気でやります。

動的な植物の例としては他に「近くに生き物が来ないと匂いを出さない花」とか、「根を伸ばしては縮めを繰り返し立ち上がる種子」、「そばで歌うと風も吹いていないのにヒラヒラと動き出す葉」など、「植物は基本動かない」と思っている方が多いですが世の中は広く、その常識は非常識になりえるのです。

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