リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

団体様

2013年01月30日 | 何でも

T師匠と一緒に川平にあるホテル内で自然散策ツアーのガイドをしてきました。 最大40人と聞いてたんですが、結果的には20人ほどで半分ずつ案内します。 このホテルには自然が多く残されているので2時間掛けて回ってもまだ説明出来ます。 星砂拾いなんかもっと時間を掛けてユックリやると女性のお客様は嬉しいはずなんですが、仕方ありませんね。 オイラ自身も季節によって再発見があったり、お客様にもっと深く案内して欲しいと言われ、次回の再開を約束したり・・・。 

冬の石垣島は、自然ガイドと一緒に陸域を楽しんでみてね。

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冬らしい石垣島の夕日

2013年01月28日 | 海が好き!

ヤマバレーに撮影に行った帰り道、冬の名蔵湾です。 干潮と夕方の時間がかさなり、なんだか石垣っぽくないような気がするのはオイラだけでしょうか? マングローブのシルエットを入れれば、また違うんでしょうが・・・。 

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さっそく山

2013年01月25日 | 山が好き!

山仲間のSご夫婦が石垣入りしたので早速山に行って来ました。 でも今回は下見なので取っ掛かりのみです。 

Sさん達が既に行った事のある先輩方に情報を聞いて来てくれたので直ぐに分かりました。 かなりガレバがあってキツイという事で、あとは装備を整えて天気の良い日にアタックです。

Sご夫婦は石垣入りしてまだ1週間くらいなのに、今日までにもう2っ3っ登って来たそうです。 さぁ今シーズンは、あと何回山に行けるかな? ちなみにオイラ達はピークハントだけ(山だけ)が目的ではないので面白そうな所には、海でも遺跡でも洞窟でも何所にだって行きますよ。 誰か良い所あったら教えてね!

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ヒメシロアサザ

2013年01月23日 | 何でも

水田系の植物、最後はヒメシロアサザ(ミツガシワ科、絶滅危惧種)です。 沖縄県(八重山だけ?)では多分アサザは無いみたいなんですが、まだ調べ中です。 この固体に関しては花が咲けばほぼハッキリするので、もう少し暖かくなったら見に行ってみましょう。 薬用として解熱、利尿、解毒、胃です。 

近縁種にガガブタやヒメガガブタというのがあるけど、名前の通り花も葉も小さめなのがヒメシロなので多分あってると思います。 花を見れば違いがちゃんとあるので、とにかく花が見たい~! 

調べてる時、ストックフォトに白い花なのにアサザとして販売してたのは完全に間違いなので買う人は気を付けてね。 アサザは黄色い花だし、同じ黄色い花で出回ってるアメリカアサザというのもあります。 という事で、くどくなりますがまとめて置きます。 間違いがあったら訂正下さいね!

アサザ       花2~4cm      黄色      沖縄まで?
ヒメシロアサザ  花5~8mm位   白に縁毛    八重山まで?    
ガガブタ      花2cm位     白に毛     八重山まで?

ヒメガガブタ    花3cm位     白に毛無し  沖縄在来種かハッキリしない

外来種
タイワンガガブタ 花7~8mm     白に毛    
アメリカアサザ  花3~4cm    黄色に毛  
ハナガガブタ   花1~2cm      白
       
外来種だと見分けがつく方はとって食べちゃって下さい。  

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ミズオオバコ

2013年01月21日 | 何でも

今回は他の場所で撮影してきた、ミズオオバコ(トチカガミ科、絶滅危惧種)です。 山仲間のS夫婦が今シーズンも石垣にやってきて、先日コメント頂いた場所に連れて行ってもらいました。 石垣に住んでる人より詳しいっていうのもおかしな話ですが、S夫婦は石垣中のあらゆる山に行っていて、オイラが行った事のない山も数多く登ってます。     

石垣での花の時期が何時なのか分からないのと、固体数自体が少なかったので2つしか咲いていませんでした。 去シーズンはミズワラビも沢山あったそうですが、今回は全くありません。 石垣の環境破壊も物凄いスピードで進行していますが、危機感を持ってる人は殆どいないと言って良いし、石垣新空港が今年開港しようというのもあり、石垣を食い物にしようとする輩は俄然増えてます。 怖い怖い。 

薬用としては「龍舌草」と言う薬草名で、清熱(風邪等の熱がだけでなく、炎症とか火照り、自律神経の異常など色んな熱)、咳止、利尿、できもの、火傷、便秘に肺炎、子宮脱や結核、おいおい何にでも効くんだな~。 それだけじゃなく食べる事も出来ますが、これまた絶滅危惧種なので食べるより増やす事を考えた方が良いようです。

水生植物に共通する事なんですが、たいてい窒素やリンを得やすい状況にあるので成長が早く、ビタミンやミネラルが豊富で、水質浄化にも役立ってます。 だからやっぱり増えると水がキレイになって結果的に我々人間が助かると言う訳です。 人間より自然を優先するのか!、何て言う人がいますが、海でも山でも何でもそうですが、自然を大事にすると結局助かるのは人なんですよね、分かってない人が多いけど。

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ミズワラビ

2013年01月18日 | 何でも

ミズワラビ(ホウライシダ科、絶滅危惧種)胞子葉です。 水田や湿地に生える、シダには珍しい水草です。 食用にも出来るんですが今ではなかなかお目にかかれないので、チョッと気が引けますね。 アクアリウムのお店ではウォータースプライトと言う名前で売られてて、ミズワラビだと知らない人も多いみたいです。 何時ものオイラならこんなのも売られてる!、なんて文句を言ってるところですが、絶滅危惧種でも上のランクなのでなのでドンドン増やして野に放してください! ただし国産のみでね。 

石垣島と言うか暖かい所では多年生です。 色んな姿に形を変える面白いシダで、今回のは胞子葉です。 他に多肉質っぽい栄養葉がありこれらは水上葉、そして浮葉(漂いながら根を垂らしてる)、水中葉(薄い葉)があります。 オイラが知らないだけでもっとあったりして・・・。 このシダも独自のコピーを作る方法を持っていて、葉の先っちょから新たな芽(葉上不定芽)を出して増える事も出来ます。

効能は、解熱、痢疾(感染性の下痢)、胎毒の薬になるみたいです。 今後紹介する物も含め使用する時は、自分で良く調べてから自己責任でお願いします!!!

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エビモ

2013年01月16日 | 何でも

今回は水草のエビモ(ヒルムシロ科)です。 田んぼの水路にありました。 汚い川や池でもへっちゃらな侵略的外来種なんて言われ方をしてますが、日本に元々あったと書いてあるのもあります。 水質が悪いなかでも一生懸命酸素を作り、(結果的に)水質を良くしようと頑張ってるし、ご覧のようにそこそこキレイだし、本当に微々たるサイズですが花を咲かせます。  

 

一番の特徴は水温が上昇してくると堅~い黒っぽい葉(殖芽(しょくが))をつくり、普段の葉は溶けちゃって、また水温が下がってくるとその殖芽から新たな葉っぱが出てくるという仕組みです。 ふつう殖芽っていうのは越冬芽(えっとうが)って言われるように、水生植物が冬をのり切る為の栄養分の貯蔵庫として作ります。 だけどこのエビモは暑い夏をのり切る為に作るんです。 ただ、川なんかの比較的水温が上がらない場所では殖芽を作らない(必要ない)みたいです。 

まぁ何にしても生き抜く為にやってる事には変わり無い訳で、たいしたもんですね。 ちなみに殖芽自体は切り離して新たにまた発芽!(水流散布)って使い方もしているそうです、賢いなぁ。 石垣島っていうと海ばっかりで、淡水系の話ってあんまり聞かないでしょ? だけど山と海は川でつながってるんですよ。 だからこそオイラはこれからも、島の淡水系(湖沼も)の話題も載せて行きたいと思ってるので宜しくです。   

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キダチキンバイ

2013年01月14日 | 何でも

今日は自然仲間の「あっさんファミリー」と観察に行ってきました。 あっさんは自然系の調査を仕事にしてたので、水田植物なんか得意中の得意だろうと思って声を掛けたんです。 さっそくマニアックな説明を受けながら、オイラは楽しいけど子供達はつまらなそう。 途中からはお父ちゃんが子供達の面倒を見て、あっさん(お母ちゃん)は今晩のおかずの一品にセリを一生懸命採ってます(笑)。 

キダチキンバイ(アカバナ科)です。 チョウジタデだと思ってたんですが違ってました。 あっさんが言うにはチョウジタデは前から行ってる休耕田にあったみたいです。 教えてくれれば良いのに~。

チョウジタデ同様、薬の成分が葉に多く、昔から民間薬として良く使われてるそうです。 頭痛、リウマチ、胸の痛み、下剤、糖尿病、老化防止・改善(化粧品会社が)、防虫剤まで使えるみたいで万能ですね! ところでキダチキンバイもゴボウの様な根をしてるのかな?

オイラもあっさんの娘・メイに手伝ってもらってセリを採りました。 おかずが沢山採れたので帰りにバンナ公園によって、おやつタイムとチョッと遊んで子供達に納得してもらいました(笑) 今夜は七草には全然足りないけど新春の味ですよ。

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テツホシダ

2013年01月11日 | 何でも

 テツホシダ(ヒメシダ科)です。 内地じゃ珍しく場所によっては絶滅危惧種ですが、沖縄では日当りの良い湿地や田んぼに多いそうです。 でもやっぱり農薬を撒いてる田んぼでは厳しいようです。

ノエビア(2004)ノエビアは、熱帯性植物の「テツホシダ」抽出エキスに紫外線によるDNA損傷の保護作用があることを見出した。この研究成果を応用し、基礎化粧品を発売。

と書いてありました。 テツホシダには「フラボノイド系ポリフェノールの一種、クエルシトリン」と言う成分を含んでいるんですが、これがそうなのかな? クエルシトリン自体はドクダミとかダッタンソバとか体に良い物って言われる物には結構入ってるのでお墨付きです。 動脈硬化や血圧、利尿作用などで、多分ドクダミ茶の効能を見て貰えば似たようなもんでしょう。

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セリ

2013年01月09日 | 何でも

 ちょうど今が旬のセリ(芹、セリ科)です。 何が旬かって、七草粥でしょ! 

そう、食べられるんですね。 だけど必ず問題になるのがドクゼリとの見分け方。 色々ありますが、オイラ自身が覚えられないので分かり易いのだけ書いておくと、あの特徴ある匂いと根っこです。 でも一度セリの匂いを嗅いでみないと覚えられないよね。 そして根っこですが、ドクゼリのは太くて竹の子みたいになります。 だから食べる時は匂いと根っこを見てからね。 怪しい時は思い切ってやめて起きましょう。 何せドクゼリは三大毒草の一つで、後2つはあの有名なトリカブトとドクウツギです。

セリの毒成分は「シクチンとシクトキシン」が主で、よくあるアルカロイド系の毒じゃなくてアルコール系の毒。 珍しいですね。 35度以上の熱で分解されるはずなので、熱を通せばドクゼリも食べられるかも知れないけど、じゃぁ何で毎年犠牲者が!、となるので食べないでね。 でもドクゼリの毒は皮膚からも吸収されるので、取る時や調理中に皮膚について死んじゃうのかも。 世界五大猛毒の一つ「リシン」(トウゴマ(ヒマ)の成分、タンパク質系、コブラ毒より強い!)も50度以上の熱で分解されるから、熱調理すると比較的安全性が上がるので、これは覚えておくと良いと思います。 熱処理した「ひまし油」は少量なら化粧品にも使われる事があります。 でも妊婦さんはダメだよ!

沖縄にお住みの皆さん、朗報です。 沖縄にはドクゼリが無いようです。 でもまだ確信は持てないし、セリに似た毒草は他にもあるので気をつけましょう。 

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