オイラがずっと撮り続けているサキシマスオウの子が台風13号の後見えなくなっていて、「あ~流されたのかなぁ?」と諦めていたんですが、先日ツアー中に何となく落ち葉や土をどかしていったら、何とあの子がいるじゃないですか! 流されたんじゃなく埋もれていただけだったんです。うれしいなぁ。
死んで無かったのは埋もれて日がまだ浅いせいもあると思いますが、画像を見て分るとおりまだ種の殻が付いているので、最初から持っていた栄養を今も使っているのかも知れませんね。
ただ今後ですが、この場所も微妙なんです。何せ大きなサキシマスオウの板根の横に生えていますから、大抵こう言う状況では大きい方に負けちゃうんですよね。しかもこれを書いている今現在、台風15号の暴風域からやっと抜けた石垣島です。一応石で少し周りを固めておいたけど・・・。
ところで先日、ネット上でスオウのあらたなデータとか無いかなぁとググッてたら大学の研究者の文献が出てきたんですが、「この硬い種子からどうやって芽が出てくるんだろう?」と書いてありました。オイラ達現地ガイド等には当たり前のような事が、やっぱり現場に行かないと分らないと言うような事が沢山あるんだと改めて実感しました。インドアでの勉強だけでなく、刑事じゃないけど現場百遍ですね!。