Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

マタタビの米とぎザル

2011-08-30 22:26:48 | 日々のこと
M師匠のスタジオで使わせて頂いて、デザインと使い勝手の良さに一目ぼれした、マタタビの米とぎザル。
福島県の三島町で手作りされているモノなのだそう。
使っているうちに、どんどん目が詰まってきて、いい加減になるのだとか。
ただ、手仕事で、ご高齢の方達が作ってくださっているので、欲しいと思うのなら、すぐに注文しなさい、と教えてくださり、即注文。
先生は、1年半待ちだったと伺っていたので、来年手元に届けばいいなぁ、と思ってお問い合わせをしたら、先生が注文された時が一番のピークで、今は数か月待ちを覚悟してください、とのこと。
いつでも構わないので、とお願いしていたのだけど、早々に仕上げて下さったようで、1か月以内に届きました。
わ~い!

早速、お米をとぐ。
ステンレスのザルや、ホーローのボウルでとぐのと、なんか違う。
お米にとって、やさしいような気がする。
一生ものなので、とても嬉しい。いいお買いものをしました。

工芸館の方のススメで、大きい方を注文したのだけれど、大正解!
お米だけじゃなく、トウモロコシや枝豆を茹でたモノを入れたり、色々に使ってくださいね、と教えて下さったので、これから使い込むのが楽しみ。


偶然見ていたテレビ番組で、精進料理の先生が、昔の人達の料理の知恵について、「足元を見直してみると、そこには、たくさんのヒントがあります」と仰っていたのだけれど、それは様々な事に通じる言葉だなぁ、と心に残る。
料理道具も、まさにそう。
外国製品の優れた調理道具もいいけれど、日本にも優れたモノはたくさんある。
原点回帰の今の時代だからこそ、じっくりと見つめてみたい。


お問い合わせ先は、コチラ↓

三島町生活工芸館
ちなみに、私が購入した「マタタビ 米とぎ用ザル 大」は、1個4,200円でした。
作家さんによって、お値段が変わるのかは、お問い合わせください。
基本的に、遠方の方のみ、発送は受け付けていると、工芸館の方から説明を受けました。
M師匠は、マタタビの蕎麦ザルもお持ちで見せて頂いたのだけれど、北欧の雑貨に通じるような、素朴で温かみのあるザルで、素敵でした。



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