50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

麻こころ茶屋

2015年09月27日 23時45分02秒 | Diary

< 麻こころ茶屋 >  macocorochaya

 今日は、実家の天草へ日帰りで行った。父が1カ月ほど前から入院して検査受けたり、リハビリしているので
その経過、様子を見るためだった。
四捨五入すると90歳になるので、どこかおかしくても当たり前だろう。担当医によると もう1カ月は入院する
ことになりそうだとのこと。

 その見舞いの帰りに 東京の娘からの情報で、「おもしろい(?)、珍しいCAFEができている」らしいので、
そこに寄ってみることにした。
おおまかに聞いていた道を進むが 見つからない。なんでも鮮魚店の一部を使っているらしいので、
それらしき看板に注意しながら進む。 と何やら鮮魚店の看板が見えたので、スピードを落とすと
朽ちた板切れに ** CAFE という文字が見えた。え、まさかという外観だが 空き地みたいな
スペースに不釣り合い(失礼)な、高級外車や4WDなど4台ほどが駐車している。
「外観からは、わかりにくいから」という娘の言葉がなかったら 絶対に通り過ぎていただろう。
車を駐車スペースに停めて、看板をみるが よく意味がわからない。とにかく中へ入ると、
確かに、天草というローカルなエリアには 珍しい 変わった(と一般的な印象を与える)空間だった。
まだ、進化の途中の手作り感に溢れている。都会にある、こういう店だともっと狭いスペースにならざるを
得ないと思うが、天井は高いし、広々としているのは、地方ならではかも知れない。
入口を入った右手には、BRUNOともう一台、自転車が置いてあった。オブジェではなく 日常使いのようだ。

 興味深いCoffeeがらみの器具も販売していて、つい買ってしまいそうになった。
メニューは当然、コーヒーがメインのようだが、ケーキとカレーライスにも力を入れているようだ。
喫茶店ではなくて、CAFEなので、厨房(丸見え)は、かなり広い。道具にも力が入っている。
全体的に流れる音楽を含めて 私の好きな雰囲気だった。

さて、そこで肝心のコーヒーだが、「今日のコーヒー」というのが、420円。どう捉えるか ちょっと
むづかしい。
 今月の初めに東京へ行った。東横線の学芸大学駅の近くへ行く用事があって 早く着いたので
駅前の喫茶店に入った。そこの「今日のコーヒー Europian」が、450円だった。
なので、こんな天草という田舎と呼んでいい場所で、この値段というのは どうなのかとか一瞬考えたが
それは、出てきて、そして飲んでから考えるしかない。

出てきたのは、予想と全く違っていた。いや別に奇を衒っている訳ではない。よくあるコーヒー専門店で
出てくるカップではないというだけだった。ようするに大きいのだ。たまに TEA CUP で茶道で使うような
肉厚の陶器に取っ手がついたような直径10cmくらいの大きな Cupだった。量もたっぷり2倍はある。。

予想を裏切られた。一口目は、ちょっとまだ熱かったので、よくわからなかった。が、ちょっと違う雰囲気の
コーヒーだった。苦みが無い。口当たりがいい。スーーッと口から喉に流れ込んでいく。
 初めての感覚だった。 以前、買ったコーヒー本に書かれていた「フルーティー、ジューシー」なコーヒー
とは、こういうのを言うのかと感じた。 たっぷりの量で提供される意図がわかった気がした。
 とにかく 初めてのコーヒーだった。

私は、滅多にそういうことはしないのだが、つい「特別な豆を使っているのですか?」と聞いた
返事は、「一応、オーダーして取り寄せて、浅くローストした豆を使っています。」とのこと。
「使う豆の量は?」  「25gくらいですね。淹れるときはペーパーですか?」。「ハイ」。
「その豆は売っているんですか」。「はい、お分けしますよ」「じゃあ、お願いします」と言うと
豆の入った複数の容器から 豆をすくい 渡してくれた。「豆は粗挽きですか」と聞くと
「中挽きでいいと思います」とのことだった。ということで、そのブレンドされた豆をGetした。
明日の昼過ぎにでも、淹れてみよう。

店の情報は 「麻こころ茶屋」、「macocorochaya」で検索すると出てくるはずです。Facebookもあります。




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