50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

アイラ島紀行 その15  Bowmoreへ

2014年09月24日 00時52分59秒 | アイラ島と湖水地方

宿へ戻ると階段のところに小さなボードがあり オーナーのLynnが
メッセージを残していた。
「また、会えなくてすみません。明日の朝食の希望をメニューから
選んで下さい。」と書かれていた。そのメニューには4つの料理が
書かれていた。
 ・パンケーキ
 ・Scotish Breakfast
 ・特製オムレツ
 ・何だったか? 忘れたというか、わからなかった。
他に、コーヒー、Tea、フルーツ、シリアル、Breadは準備してあるとあった。
もちろん、Scotish Breakfastにチェックを付けた。
そして、食堂へ行く時間は 7時30分と書いた。

 サッカー WorldCupのTV放送をビールを飲みながら観る。
10時だというのに、外はまだ少し明るい。朝が早かったので寝る。

< 6月18日 4日目>

朝7時に起きる。食堂へ降りて行くと、1組の夫婦が既に食事をしていた。
そこへオーナーのLynnが奥のキッチンから出て来た。
すらりと背が高く 結構 美形だ。歳は40歳くらいだろうか。
「やっと会えたわね。よろしく。飲み物はCoffee ,Tea?」と
てきぱきと聞いてくる。テーブルは3つあったので、部屋は3つあるようだ。
1階の玄関の右側と、2階に2部屋だ。

出てきたScotish Breakfastは、フェリーの中で食べたのとほぼ同じだ。

隣のテーブルの男性が話かけてきた。
(彼)「日本の方ですか」
(私)「はい」
(彼)「私は、スウェーデンから来ました。」
(私)「日本へは来たことがありますか」
(彼)「いいえ、アジアへはまだ行ったことがありません。
  スウェーデンへは来たことがありますか」
(私)「いいえ。英語は少し話せるだけなので、英語圏以外へは
   あまり行きません。スウェーデンは何がいいですか」」
(彼)「そうね、氷のHotelがありますよ」
(私)「知っています。でも、宿泊料が高いですよね」
(彼の奥さん)「そうね!」(笑)
(彼)「私たちは今日、島を出ます。英国を1週間旅行しました。
   あなたは、どれ位居ますか」
(私)「LondonからLiverpoolへ行って。ここに来ました。
   此処に3泊して、次に 湖水地方へ行き3泊して日本へ帰ります。」
(彼)「そうですか。私もいつか京都へ行きたいです。」
(私)「東京はNew YorkやLondonと同じような大都会ですが、京都は
いいところですよ。」
というような話をした。彼らは、すぐに発つらしく、その後、宿泊費の
支払いをして、出て行った。

食事を終えて出て行こうとしたら Lynnが「ちょっと教えて欲しい」と
言ってきた。何かと聞くと、「今日の宿泊者は、こういう名前なのだけど
これは中国人だろうか」と尋ねた。見ると ちょっと変な名前だった。
Maryという文字が入ってはいたが、どうも綴りからは 中国名だ。
「これは、たぶん中国系の女性だ。台湾の人かも知れない」と言った。
Lynn「ありがとう。私もそう思っていた。ところで今日の予定は?」
(私)「 bowmoreの蒸留所へ行くつもりだ。」
Lynn 「何時頃に帰って来るか。私が居ないときは 昨日のように
    朝食の希望を書いておいてね」
(私)「 OK,、 I would. but I need not Beans,please.」
Lynn 「Oh! It's OK」

食事を終えて、すぐに自転車を折り畳み状態にして、今回の アイラ島訪問の
最初の目的地である 「Bowmore蒸留所」へ行くべく宿を出る。既にに8時を
過ぎている。

宿を出て、昨日確認しておいたバス停へ行く。
20分ほど待っていると バスが来た。自転車をバスの中の前方の それらしき
エリアに置く。

バスは昨日走った道を、ガンガン飛ばす。





20分くらい経っただろうか、どうやら Bownmoreの町に着いたらしい。

バスを降りる。日本と同じ道路の左側だ。眼の前は、公園になっていた。
後方には銀行があった。BD-1を公園のベンチにLockして、銀行の
キャッシュ・ディスペンサーから ポンドを少し降ろした(クレジット・カードで
ローンした形)。宿を慌てて出てきたので、ポント紙幣を持って来ていなかった。
公園の左手の奥には、目指すBowmoreの蒸留所が見えているではないか。




BD-1を蒸留所の入り口付近に留めて Visitor Centreへ入る。

確か蒸留所tourのスタートは10時のはずだが、既に最初のグループがスタートしていて
次の予約も結構入っているみたいだ。
tourには 2種類あって いわゆる見学 + 試飲(一杯だけ) のコースと
見学 + Tasting room で 希望するボトルの試飲ができるコースがある。
当然ながら、こちらの方がtour料金は高い。
私は 試飲一杯のコースにエントリー。料金は7£くらいだったかな。
 この試飲1杯分のWhiskyの量は Tastingグラスの1/3杯くらいだった。
が、それは、ミニ・ボトルとして販売されているのとほぼ同じ量だった。
ちなみにそのミニ・ボトルの料金は 7£だったような......

これは、この後に訪れた蒸留所でも同じだった。
試飲で、どれだけ いいWhiskyを飲ませてくれるのかが、tourの楽しみのようだ。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アイラ島紀行 その14  | トップ | アイラ島紀行 その16 Bow... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アイラ島と湖水地方」カテゴリの最新記事