国家の品格、国民の品格

　国旗「日の丸」について、石川県中能登町は、町民が購入した日章旗の一部費用を補助するため、３００万円を含む一般会計補正予算案を町議会に提案した。

　町は「祝日に国旗を掲げる町民を増やし、地域で愛国心を育てたい」としている。日章旗の購入後に領収書を町に提出すると、町内で利用できる商品券１０００円分を受け取れる。

　昔は、祝日になるとどこの家でも日の丸を掲げていたように思う。今回の中韓との領土問題をきっかけに「急激に右傾化している」との指摘もあるが、むしろ今まで関心がなさ過ぎたのではないだろうか。

　今回の、中国のデモは暴徒化し、日本企業が受けた物的損害は数百億とも言われる。損害賠償を請求するには加害者を特定しなければならない。中国政府は「すべて日本の責任」だとして、加害者特定に協力する姿勢がない。

　損害保険も「戦争や暴動は免責」とされ、対象となるのかどうかわからないという。

　一方、日本でも中華料理店の窓ガラスが数件割られる被害があったという。

　日本や、日本人はそうした中国の下品な嫌がらせや挑発に乗ることなく、品格を持って対応しなければ彼らと一緒になってしまう。

　冷静かつ毅然とだ。