桒田三秀税理士

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責任

2010-02-05 17:11:30 | 日記
 日本の刑事裁判では、起訴されると99%が有罪になる。逆に言うと裁判官が間違いなく有罪にするという案件のみを検察側で判断して起訴しているともいえる。

 かつての秘書ら3人が起訴されても、本命の小沢一郎氏は不起訴となった。秘書たちは私腹を肥やしていたわけではない。かつて小沢氏は自身の著書で「秘書の起こした不祥事であっても私だったら議員を辞める」と書いている。諸事情はあるのであろうが、このまま議員を辞めないどころか幹事長職にもとどまるつもりらしい。

 秘書たちは、こういう人のために犠牲になった自分をどう思うのだろう。そして小沢氏に対してどういう思いでいるのだろう。自分が刑事被告人となり「前科者」になってまで守るべき価値のある人物なのか。

 単純に一般社会の上司と部下の関係を当てはめるわけにはいかないのだろうが、一般社会の常識が通用しない世界がそこにはある。

 日本国民をなめてはいけない。

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