桒田三秀税理士

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営業

2015-03-05 08:13:45 | 経営
 営業の電話がよくかかってくる。

 どんな営業でも、多分マニュアルがある。

 「無料です」

 「必ず結果につながります」

 「絶対お客さんが増えます」

 「ご満足いただけなかった方はいらっしゃいません」

 これをまとめると、「タダでお客さんが増えるという結果が得られ、絶対に儲かる。みんな満足」。

 それが本当なら文句を言う奴はいない。

 じゃあ、お兄さん、あんたの会社は何で食ってるの?

 とでも言うと、却って面倒なことになるし、今は確定申告期間中で、そんな暇つぶしをしている場合ではない。

 「間違いなく、お客が増えるんだな?」

 「間違いありません」

 「絶対に?」

 「保証します」

 「そりゃ困ったなあ」

 「えっ。何故です?」

 「うちはなあ、これ以上お客が増えると困るのよ。対応できないし、ワシの暇がますますなくなるし」

 という切り返しに対するマニュアルはないのだろう。

 早々と電話を切るにはこれが一番。

 ほとんどは、すぐに「失礼いたします」と電話を切る。

 これが営業の電話を断るウチのマニュアルだ。

 
 

 


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