新幹線の茂木さん～カリスマ販売員

　茂木久美子さんは「新幹線カリスマ販売員」と言われる。茂木さんは同じ販売員の５倍を売り上げるという。最高記録は１日１往復半で売り上げた５０万円だ。平均的コンビニの１日の売上より多い。

　1.　常に「お客様を喜ばせたい」という気持ちを持って販売にあたる。
　2.　お客様に「○○をください」と言われたときそのまま販売するのでなく「本当にそれでよろしいですか？」といい、あえて悩ませる。そしてお客様と一緒に考える。
　3.　クレームに対して「何をするか」でなく「どういう気持ちで対処するのか」を考える。
　4.　「ありがとうございました」ではなく「ありがとうございます」と言う。お客様との関係はこれで終了ではないという気持ちを見せる。
　5.　今日の重点商品を自分で決め、それを売る。たとえばワインを売ると決めたら「今日はワインの日です。よく冷えています」と言って売るのだという。
　6.　お客様のことをいろいろ考えオーダーメードの接客をする。たとえば赤ちゃんを抱いたお母さんには弁当ではなく、片手で食べられるサンドイッチをすすめるのだ。
　7.　次の駅の予測をしながら商品を補充する。停止の間に観察して客層を判断して売れそうなものを補充する。

　誰でもできることばかりだが、だれもができないのだ。営業にウルトラＣはない。