クロキライディング

いつだってバイク

4年半

2017年10月24日 00時32分23秒 | メンテナンス


振り返ってみると当店の所属となってはや4年半

何時までにどうするなんてことはまったく考えることなく、基本業務とは別の路線で地味に作業を進めてきた「R100RT」

ご縁がありました新しいオーナー様のオーダーでウインドスクリーンを交換して全作業の完了です。


エンジンとトランスミッションに関しては全バラにしてパーツを単品に

そして全てのベアリングとシール類とゴム類などの交換と

シリンダーヘッドは内燃機加工

勿論 車体周りにもしっかりと手を入れて

あと少しで10万Kmを迎える機関を僕にできる限りにリフレッシュさせました。



このような作業を進んでで請け負っている業務形態ではありませんが

結果的に名車を一台残すことはできた(そんな大袈裟な)のではないかと思います。





もうその外観からはすっかり旧車としてのイメージが溢れ出ていますが、新車で販売されていた当時はそれこそ最先端の高性能バイクだったわけで

決してそのヴィンテージ感はわざわざ与えられたキャラクターではないのですよね。








そんなバイクは今走らせてもパワーフィーリングにしても操縦性にしても

コンディションが整っていれば、「テイスト」と言う表現に頼ることなく評価することができます。

とくにこのOHVフラットツインは、旧車に対して言われがちな「走らない止まらない曲がらない」はあてはまらないのではないかと (^.^)







それにしても永かった

着手した頃の思いより作業は大幅拡大 

通常の作業依頼にお応えするのが精一杯で余った時間なんて無いのにやり始めたらもう引っ込みがつかなくなってしまい

場所とか時間とかその他にもずいぶんと使ってきましたけど… 最後の試運転で報われたと言うか救われました。


まだ新車で買えた時代

それらに乗ったことはありますが、乗り手も若すぎて(新人)なにがなんだったか… (^_^;)




使用による馴染みと部品交換と加工によるリフレッシュ感の両方がありまして

とても良い走り。

髪の毛 ほぼ白くなった今だから、さすがに僕にもわかります。

















コメント
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