以前 TW200と225 SR400と500の カスタムがはやっていた頃
このパーツは定番というか必需品ってくらいに 装着されていました。
「スカチューン」とかで エアクリーナー等の部品を外して サイドから見るとフレームの反対側がみえるほど 「スカスカ」な状態をさして そう呼んでいました。
そんなチューン作業を依頼されることは あまりありませんでしたが 修理でお預かりした車両にはそのような物もありました。(と言うかTWとSRはほとんどこの状態)
今回 超~久しぶりに装着しました しかも私からお勧めしております
2002年式のSR400
しかし スカチューン目的ではありません
こちらのオーナー様 バイクの使用頻度がきわめて低く 車検でお預かりするときはいつも
バッテリーは放電状態
SRのキャブレター車の場合 点火方式はCDI点火(バッテリーにまったく頼らないタイプ)
しかも始動はキックスターター
この組み合わせなら もう バッテリーは付いていなくても エンジンかかるし 普通にはしれます
バッテリー不良で困るのは ウインカーの正確な点滅 ストップランプの明るさ ホーンの音量 燈火類の明るさです。
そこだけでいいのなら なにもバッテリーである必要はなく
電源回路の中に 少し電気を蓄えておく 「コンデンサー」でこと足りるのですから
高価なバッテリーを頻繁に交換するよりも 基本的に交換不要なコンデンサーを仕組んでおくほうが 経済的であることは間違いありません。
スカチューンをお勧めしたことはありませんが こちらの場合は利用価値 おおいにアリです
バッテリーケースがありますから取り付けスペースは余裕 サッサと装着します。
メインスイッチONでも 何も光りませんが エンジン始動後はすべてOK
希少な どノーマルなSRを試運転
KTMやハスクバーナとの違いを受け入れながら 同じ運転操作でライディング
そう 同じ考え方でいいのです ただペースが違うだけで 理屈は同じだと思います。