クロキライディング

いつだってバイク

九州タフツーリング

2017年11月10日 00時50分06秒 | ツーリング


今年もタフツーリングのお誘いがありまして

勿論ふたつ返事で行ってまいりました。

目的地とルート選択の傾向を考えると、壇ノ浦SAを4:30出発でも遅いくらいかもしれません。



自由行動で九州道を下り鳥栖ジャンクションから長崎自動車道へ そして金立SAで休憩のため再集結



なんともタイミングの悪いことに僕は前々日から体調を崩しており

ドラッグストアで買い込んだクスリと、たまらず前日に駆け込んだ当番医に処方してもらった薬を携えての参加



飲み込むときの喉の激しい痛みを堪えてでもなにか食べておかないとこの後の体力に不安があるので

とにかく食べる時には食べることに勤めます (^_^;)



再スタートする頃には夜が明けて周りが明るくなってきましたが

今回のバイクはR100GSなので… 他のメンバーはとっくに見えなくなっています。



長崎自動車道を諫早ICで降り、先ずは雲仙「普賢岳」を目指し初っ端のワインディングを快活に上昇していけるはずだったのですが

行く手は既にクルマの列 追い越したところでまたクルマのペースにひっかっかてしまうに違いないのでそのままの流れで仁田峠まで



今年のお正月に路面の凍結で進退を迷った「仁田峠循環自動車道」

午前8:00ゲートオープン(知らなかった)ところに到着したのが8:02

多分オープン待ちの車列が流れ込んでいったところにドンピシャのタイミングで到着したみたいですね偶然 (^.^)



いつの間にか気温が下がっていて気が付けばかなり寒くて周囲の木々も紅葉



西側から峠を昇りつめて東の空が開けるとこのとおり

期待していた雲海こそ見られませんでしたけど、輝く下界と島原湾を遠くまで見渡すことができました。



F800Sの外気温表示によると5℃以下 この秋いちばんの寒さのなか自分の体調が心配されます。

自分は今ココに居ていいのだろうか…なんて



こうしている間にも車列は絶えることなく、その車間距離を狭めながら登ってきています

紅葉真っ盛りの週末では日中の渋滞が激しいらしく、有料道路入口料金所から仁田峠まで2時間もかかっているようなので



ちょうどよいタイミングで到着できたことになりますね。





雲仙ロープウエイの乗り場付近の駐車場はもう満車に近い状態



我々はそのまま一方通行の循環道を一周し、それまでとは一転のペースでワインディングを駆け下り

島原半島の南端を目指します。



そして今日1本目のフェリー「島鉄フェリー」

渡航時間30分は程よい休息になります。



振り返ると島原半島の右側遠くに山頂に雲を湛えた普賢岳が見えているのだけど

半島から遠ざかるほどにその存在が大きく見えてくるという

高い山というのは自分が移動しながら見ているとその大きさや遠近感に錯覚も加わっていろいろな見え方をするので不思議です。

この夏の日光富士山ツーリングではそんな楽しさも多くありました。



天草に渡ってすぐ、早めのランチ

海沿いのルートには「イルカウオッチング」の業者さんがいくつもあり

そんな中での「丸建水産」いろんな海鮮がいただけるようです。



うに丼が表に出ていましたが僕は刺身 新鮮な魚が売りの地域に行くとできれば刺身を食べるようにしています

やっぱりいいんですね 下関は (^_^;)



食事をしながらのルート検索 初日の目的地までの距離と今我々が居る場所を考えるとあまりのんびりとはしていられないようです

やっぱりそうですか…


天草はど真ん中を最短距離で縦断するそうです

当然 海は見ることなく。



天草は内陸部を走ろうとするとけっこう険しくてタフ

次のフェリーの運行時間を意識しながらミス無く走り通せるよう気をつけて走るのですが天草らしいものは見当たりませんね。



予定の牛深港13:20の便に余裕で間に合いました。

熊本県牛深から鹿児島県長島へ渡るフェリーは一隻による運行ですから、これに乗り遅れると次の便は1時間20分待ち

それだけは絶対に許されなかったので、転倒やルートミス無しでこうして全車揃って乗船できてよかった。



「牛深ハイヤ大橋」少し前までは知りもしなかったのに今年は2回も美しい海と一緒に眺めることができました。



長島の移動もツーリングマップルではルートは1本のみかと思いきや、地図上ではあまり目立っていない色の付いていない快走ルートに乗ることができて

あっと言う間に「黒之瀬戸大橋」で出水、そして阿久根



しかし 阿久根から薩摩川内へ向うルートがかなり見当を外してしまい、過酷に過酷に約20km



地図にはハッキリと表示されている県道ではありましたが、普段クルマが走っている形跡なし

その上 2週連続でやってきた台風の影響でしょうか落下した木の枝や葉でアスファルトがまったく見えていない区間が多々あり



カメラ片手に走れるのがこのくらいですからそれ以外はもうそれどころじゃない状態でした。



アドベンチャーとGSの我々親子はともかく、皆さんご無事で何よりでした

まあ 誰も文句なんて言うメンバーではありませんから休憩中の談笑も楽しい楽しい (^.^)



さあ 初日の行程もそろそろ終盤

南九州西回り自動車道(無料区間)でいちき串木野までリフレッシュ的走行のあと日置広域農道で知覧茶の茶畑を左右に見ながら「指宿スカイライン」へと南下



陽もだいぶ傾いてきました 11月ともなると陽が落ちるのは早いですからあまり悠長にはしていられません

休まず走り続けます。



雑にならぬよう心がけながらのハイペースでいよいよ指宿スカイライン

ココを走るのは多分二回目



この時間帯にしかも指宿に向って下っていくという状況はなかなか得られないのではなかったのかなと…後になって思いました。



逆方向に昇っていくクルマやバイクはあっても、この時間に下っていくものは皆無

何度もココを走っているメンバーにとってもこのクリアなコンディションは稀有だったそうです。



夕陽が映えるスカイライン前半では左の下界に夕陽に照らされた鹿児島市内と対岸の桜島をバイクをバンクさせながら道路わきの樹木が途切れた隙間から見ることができたり

まさに一期一会の素晴しい景色を楽しみました。



いろんな条件が整ってこその景色なので、停まって写真でも撮ればよかったと

このあと激しく後悔 (T_T)



なんとも美しい景色に酔いながら中間の料金所

でもこのあとさらに景色が開けてくるんですよね



桜島に変わり後半は右手に「開聞岳」

本当はもっとよく見えていたのだけど日暮れの明るさ不足と撮影力不足で

走りながらではデジカメに残せませんでした。





給油と夜の二次会用のお酒を買い込んでホテルに到着したのが18時過ぎ

ホテル内の砂に埋まってリラックス

今の体調でこんなことして大丈夫なのかはなはだ不安でしたが

こんな時セーブできないんですよねいい歳して。



食事処に入ってすぐに芋焼酎

見たことあるブランドですけどまだまだこんな数じゃないですよね (^.^)





今回はホテル内での食事、枕崎のカツオのタタキとか黒豚のしゃぶしゃぶなど鹿児島満喫させていただきました。


初日は渋滞はもちろんトラブルもなしで走行を終えました

明日のルートはまだ決まっていないようですね。





























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