先日 メッツラーのニュータイヤ KAROO 3 を履いた KTM990アドベンチャー
フロントブレーキのメンテナンス後 このオフロード重視のタイヤで舗装路を走る感覚を得るため ちょっとだけ試運転させていただきました。
この市販車に近い仕様で あのパリダカールラリーで好成績を収めるほどですから
ブロックの間隔の広いタイヤはバイクのイメージと重なって よく似合いますね
わかっていますが 走り始めてすぐに バイクを左右にヒラヒラとバンクさせただけで やっぱり オフロードタイヤなんだと感じます
スピードとバンク角の組み合わせで しっくりとこない瞬間が 動きの中に割り込んできます。(あくまでも 舗装路だけのハナシ) 当然 ロードノイズも大きい
さすがに グリップ前提のライディングの あの手この手はちょっと控えめにして
基本的操作に賭けるのが無難だと (私は)思いました。
それでも オフロード好きのライダーからは 「意外と舗装路もいけますね~」
なんて言われそうな そんなところではないでしょうか。
同エンジンの990スーパーデュークほどではありませんが
このアドベンチャーもスロットルレスポンスは過敏で 余裕では片手運転は続けられないので やっぱり真面目に向き合わないといけないバイク
サスペンションセッティングは範囲が広くて 舗装路なら この十分すぎるパワーでも サスペンションの収束を待たず つぎつぎとコーナーをクリアできる「能力」を持っています。
アドベンチャー系バイクは他に いくつもありますが
このフィーリングを知る人は 少ないのかな…と
20~30分走り続けていると ハンドリングの違和感も多少薄れてきたのですが それは慣れただけのこと
このサイズとパワーですから調子に乗ってはいけません
これからも 少ない中での 「タイヤ選び」はつづきます。
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