「指宿シーサイドホテル」その名のとおり海辺からみえた朝陽 今日も快晴
7:00スタートの朝食バイキングを少しムリを言って6:45からかき込んで
二日目の走行距離の準備。
上りは指宿スカイラインを敢えて走らずに並行して走ることのできる農道を繋いで北上
そして2日目のみ参加のメンバーひとりと知覧で合流
早朝に下関を発って桜島をバックに写真を撮りココまでやって来たそうです
いったい彼はこの日どれだけ距離を走ることになるんでしょうか (^_^;)
谷山ICから指宿スカイラインに上がりそのまま九州道
高速道路では自由走行なので、途中 桜島SAでR1200STと車両をチェンジ
最近ではR1100RTの高速走行の快適さに惚れ込んでいるのですが
このR1200STは上半身のウインドプロテクションこそR1100RTにはかなわないものの
超高速域の安定感と言うか突き進むカンジと言うか…少し違った意味で高速走行を得意としていますね。
当然パワフルだしギヤレシオもそれに見合うセットになっているので
同じ感覚で走らせると、凄い速度域に勝手になってしまいます (^_^;)
しばらく高速道路走行を楽しませてもらい
人吉ICから下道で山間部のルートで右ナナメに北上
ちょうどいい具合に国道に並行して「フルーティーロード」なる農道があって
それほどの隠れ快走路ではない雰囲気ですが交通量の少なさゆえ「椎葉村」へ向けて
よいペースで走りぬけました。
よいペースなんて言っても、途中の信号待ちで他のグループに信号待ちでごっそり前に出られても
「どうぞお先に~」と気持ち良く先を譲ってもいいくらい普通の農道でしたから
いろいろ警戒しながらだったりマナーに気を使ったりと、ルートによって走り方もいろいろなんですよね (^_^;)
この山を越えると熊本県から宮崎県
そして山深いルートで椎葉越え
さすがにココまで来ればあまり遠慮せず走ることに集中できます。
湧水のあるところで小休止
上椎葉ダムに向う山中路 そこら中から湧き出ていましたね。
「平家祭り」開催中 それでも静かな椎葉村
平家本陣でランチ
椎葉からどちら方向に上がって行くかでいろいろなルート展開が可能で、それはそれはワクワクするのだけど
選んだのは「諸塚スカイライン」
椎葉からかなり登ってきたところでまずその高さを確認したくなるところにある「倉の平展望台」
昨日よりもさらに空気が澄んでいて遠くまで見渡せます
紅葉が美しいのに交通量が無いに等しい贅沢なスカイラインを日之影まで
一気に駆け抜けるのはちょっともったいなかったので、最後尾をゆっくりと景色など眺めながら走りました (^_^;)
延々とワインディングを走り 道の駅「青雲橋」
ココからのルート そろそろ日没を意識しながら選んでいかないと
秋の陽はすぐに暮れてしまいますから要注意です。
まだまだ遠い この高千穂から目指すのは大分県の「津久見」
「この際 陽のあるうちはルートの難易度はともかく最短距離で行きますよ」 と言うので
それには僕も賛成。
秋のドライブやツーリングで交通量の多い国道から外れ「青雲橋」を見上げながら
深い山中路へと進んで行くも… この先通行止め
ならばと、かなり遠回りになるけどひとつとなりのルートで天岩戸神社前を無礼ながら素通りしてひたすら北上
日没前、かなり陽が傾いてくると
遠くの山肌に現れる陰影がなんとも美しくて
こうして走りながら めまぐるしく移り変わる光景は
先を急げば急ぐほど一瞬しか見ていられないという、なんとも贅沢でありもったいなくもあるんですね。
そしてなんと、かなり山深い路上で先頭R1200STがパンク… ってココでですか (*_*;
僕の最大の出番がやってきたようです。
なんだかどえらいモノを踏み抜いたようですが、持って行くかどうか迷ったパンク修理の材料と
パンクした本人が携行していた手押しのポンプ
素早いポンピングを数人で手分けして応急修理完了まで30分未満
ハードなルートを抜けた豊後大野のガソリンスタンド(閉店直後)のスタッフさんの神対応で正常エア圧にセットして
かなり暗くなってきたけどハイペース可能な広い農道で先を急ぎます。
そしてとうとう道の駅「三重」で完全に日没
そこからはあまり無理をせず国道で東九州道の臼杵ICへ
高速道を帰るのとは逆方向の津久見ICまで一区間ほど走り
やっと到着 19:00の「浜茶屋」
できれば遅めのランチに設定できないか昨夜より狙っていたのですが
早々に断念せざるを得なかったのですけど…
どこからともなく「晩御飯にしては?」との声が聞こえていて
そうと割り切れば行けないことはないだろうと
とにかく食いたい一心で高速道路を帰る方向とは逆に進んできました。
今年の夏の日帰りツーリングで食べるはずだった「まぐろステーキ」
これまでの経緯と空腹と疲れと、そしてこの後の行程を思うと
このうまさは腹に浸みましたね~
写ってないけどお願いしたゴハンの大盛りぶりが凄くて
これはムリかなと思ったけど、醤油味のソースがとってもゴハンに合うので難なく完食デス
もう完全に身もココロも緩んでしまった津久見から下関ICまで200Km
最後の給油を済ませてココ津久見で解散
高速道路上で三々五々となりました。
クロキライディング帰着はたしか22時頃でした
スタート時 記録を取り忘れたので古賀SAから始まっていますけど
2日間で1200Kmと少し
僕としては近年稀なタフツーリングとなりました
お疲れ様でした また誘ってくださいね。