ルマン3一筋のオーナーさん 以前より気になっていたはずのブレーキとサスペンションのメンテナンス
キャリパーもマスターもボディーとピストン共に表面全てアルマイトが施されているので
オーバーホール後の仕上がりは満足のいくものになります。
これを機にブレーキホースもメッシュホースで一新
当時から既にインナーカートリッジタイプだったフロントフォーク
カートリッジは密閉型なのでダンパーオイルとフロントフォークオイルが混じることの無い珍しい構造ですね
しかも今回はオーナーさんのご希望でグレードアップの新品へ交換
インナーチューブとボトムケースも新品をご提供いただきもう十二分にリフレッシュ(よく部品手に入りましたね)
リヤを踏むとリヤとフロントの左片側キャリパー フロントを握ると右片側が加圧されるインテグラルシステムは
そのまま維持(コチラのオーナーさんなら当然でしょう)
ただ少々ラインは複雑なのでエアーが残らないようにエア抜きはしつこく
原始的ではありますが長時間の加圧テストでホースの組立て部とジョイント全てで漏れが無いように
トルクだけに頼らず、締め付けと点検を何度も繰り返してようやくOK
今日は気温も上がって気持ちいいので もっと足を延ばしたくなりますけどこれは試運転
近場だけにしておきましたけど 新しいカートリッジダンパーの具合がとてもよくて…
左右の動きが微妙に違ってきていたスタンダードのダンパーから交換するのに
グッチを知り尽くすオーナーさんが迷わずご指定されるのも当然かと (^.^)
ルマン3は久しぶりに乗らせていただきましたけど やっぱりこれまでとは違ったフィーリング(乗るたびに違う)
相変わらず手強い中でのフィーリングの向上は現行車ではちょっと得難い感覚のものですね。
僕もようやく… ルマン3に乗れるようになってきましたよ (笑)