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クロキライディング

いつだってバイク

オリーブ

2025年01月12日 22時05分35秒 | ツーリング

新春あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年の年明けも昨年末から続いた好天に恵まれ、正月早々にツーリングを実現することができました。

作業の完了したR1200RTの納車がてら元日に広島へ移動。

天井スレスレの駐車場にクルマを乗り入れ、R1200RTを降し、

店内の置き場スペースの都合で代わりに置いていた990アドベンチャーを引き上げるのですが

翌日の2日も晴れ予報。

それならばと滞在延長(ルーフも擦らずに駐車できたことですしね)

例年通り四国へお節調理のつもりで「カツオの塩タタキ」と無理やりこじつけたいところでしたが、

広島県人も来年は転勤で他県の人間になるとのことでしたので、

広島スタート地点となる利点を最終活用するために瀬戸内海エリアを走ろうと言うことになりました。

 

瀬戸内海には多くの島々がありますが、

これまでのツーリングで橋などで道が続いている島はけっこう走っているし

これからも通過するときに少し時間を取って島めぐりをすることはあるかもしれない。

しかし「小豆島」は意識はしていても通過する島ではないし

そのつもりで向かわなければ立てる場所ではありません。

だからこれを機に行ってみようと言うことで元日の夜の広島市街の立ち飲み居酒屋で本決まり。

 

せっかく小豆島に行くのだから「エンジェルロード」は見ておきたかったので

潮見表で1日2回のこの日の干潮時間を確認すると3:20~9:20と16:34~22:34だから

午前のほうを狙うのがよさそう。

となるとそこへ渡る新岡山港から小豆島の土庄港のフェリーの便はと言うと始発の6:20の一択。

広島市内からだと高速道路130Kmを含む160Kmで向かうには午前4時までにはスタートする必要があります。

そんなわけで午前3時起床で4時前に始動したのは我ながらよくやったのですけど、

出発して間もなくの給油ポイントでどうやらRTのほうの電熱ウエアが起動していないことが発覚。。。

 

同メーカーの僕のウエアにR1200RTから取り出しているコネクターから繋いでも同じで全く電源が入っていない様子。

逆を試してアドベンチャーにRTのウエアを繋いでみようかとも思いましたが、

これはおそらくウエア側の内部でどこかショートしていて電源ケーブルのヒューズが切れている可能性が高いので

それをやってしまうと僕のウエアも電源ヒューズが切れて起動しなくなるかもしれない、いやそうなるはず。

だから気の毒ではあるけれどRTの電熱ウエアの修復は諦めてそのまま進むことにしました。

電熱ウエアとグリップヒーターにシートヒーター、

そしてR1200RTならではのウインドプロテクションと言った防寒性能が前提ですから、

アウタージャケットはウインターではなく春秋物を着用しているRTから震えた声で聞こえてくるメーター表示の外気温は

最低でマイナス2.5℃ (^_^;)

オーバーパンツまで履いて準備万端だった僕も足先だけはどうにもならず、その感覚を失いながらのノンストップ2時間。

久しぶりの強烈な寒さでしたね~。

氷点下の午前4時、後方から近づいてきた3つのヘッドライトがすぐさま2つのテールランプに変わってアッという間に遠ざかって行く様子を見たドライバーさん達には、

さぞかし驚嘆というか呆れられたんじゃないでしょうかね。

いや、この状況を知る人は多くないと思うからどんなものか想像しにくいとおもいますね。

 

バイク乗船の予約はできないので少し早めに到着。

新岡山港では「国際両備フェリー」の新しくてきれいな船体が静かに出港を待っていました。

 

待合室でゆっくりと暖を取ったので僕が最後の乗船車両。

もう何年もお正月の始発フェリーに乗っていますが、だいたいこんな感じ (^_^;)

 

1時間10分の船旅でバイクとライダー合計で2700円ですからこの移動時間はお買い得。

小豆島は土庄港入港前の日の出

温暖な瀬戸内海に降りそそぐこれからの射光に大いに期待できそうですね。

土庄港から走ること数分の「エンジェルロード」

潮引きのピークは越えていてあと2時間くらいでこの緩やかなカーブは海に沈むのですけど

その両方が見られるよう周りにはホテルがいくつもありました。

 

 

あまり予備知識もなく走り始めて気が付くことは採石場が多くみられる点です。

大阪城拡張・修築工事の時に石垣石を切り出した場所が見られたり、ゴツゴツした男っぽい感じの山がたくさんありました。

 

外側を1周しても100Km前後と、日帰りの理由となった大きさの島ですが

初めてとは言ってもどれだけの絶景ワインディングに出会えるか、多分最初で最後になるだろうと言う思いで

ルートを切り替えて走りますが、これが予想を超える絶景と豪快なワインディングの連続。

 

海面に近い青と急激に昇っては冬の山色に変化するルートを上ったり下ったり、

そして路面のコンディションが平均的に良いうえに、

しばらく雨が降っていなかったのでしょう、路上に水の流れているところが一切無く、

こんなこと滅多にありませんがバイクを汚すことなく走り続けることができました。

 

 

島の最高峰近くにある「寒霞渓」

途中でロープウエイ乗り場の下駅が見られたので、島なのにロープウエイなんてどういうことなんだろうなんて

ろくに下調べもしていない恥ずべき見解でワインディングを登りつめると…

そこにはロープウエイの山頂駅と周囲には売店や飲食スペースなど整った観光客受け入れ態勢 (^_^;)

駐輪場はテントの下だし、サイドスタンドが接地するところにはアスファルトに鉄板が敷いてありました。

きっとライダーウエルカム!

この展望台で標高600メートル超で車やバイクでも昇って来られるのだけど、

ロープウエイでしか見られない渓谷は日本三大渓谷美のひとつとして賞され

小豆島が世界に誇る景勝地となっているそうなので、ゴンドラからの四季折々空中散歩で登ってくる価値は高いと思いました。

 

 

午前10時半、気温も十分に上がりほぼ無風。

めでたく今年最初の絶景となりました。

そろそろお昼も近くなってきましたので、時間もかからず山を下ってランチへ。

 

小豆島と言えば「オリーブ」の栽培。

まだ年明け2日目だし「島」ですから営業開始されているお店もないだろうと、

手堅く道の駅「小豆島オリーブ公園」のカフェ「オリヴァス」にて

 

 

島のオリーブオイルを使ったメニューを食べる頃までには

島とオリーブのことを悟ったので、

もともと拘るつもりもなかったのに大満足でした (笑)

そして食事を終え、デザートにホットコーヒーとオリーブオイルをかけたソフトクリームの組み合わせが許される日差しとなった正午。

 

あとは島の南側のワインディングルートで帰りの港を目指すのみ。

100年以上前、農商務省が苗木を使って試作を行った三重、鹿児島、香川の三県で、唯一オリーブが育ったらしい

穏やかな地中海性気候に恵まれた小豆島の風土は伊達ではないと思わせる風景と

ところどころに見られるオリーブの木。

 

 

 

 

 

 

 

 

島の南端付近ではほぼ民家も無く人々の営みも希薄で、海にせり出した山の外周にただ道があるだけと言った感じで、

いつかの年明けに走った鹿児島は「開聞岳」南岸の雰囲気によく似ていると、

ふたりがまったく同時にいだくことになり、これもまた遠くへやって来たからこその旅情。

 

 

 

 

来た時と同じ土庄港に予定通りの13時前に到着。

帰りは違って「小豆島豊島フェリー」で途中「豊島」の唐櫃港と家浦港の2港を経由し岡山の宇野港に渡ると言うもの。

小豆島から乗り込んだ車両はこれだけ。

 

 

 

途中の豊島からはそれなりの乗降はありましたけどその多くはふるさとからUターンされる人々。

 

豊島と言えば産業廃棄物の不法投棄「豊島事件」

当時は聞き流す程度でしたが、船から見える現場を遠くに眺めながら

あらためて出来事を振り返ってみました。

 

本土は岡山の宇野港から瀬戸中央道の水島ICで高速道路。

すでにUターンで車間の詰まっている山陽道上り線を横目に

暗くならないうちにとノンストップで一気に広島へ。

 

 

暗く寒くなる前に広島ICから降りて間もなく帰還。

バイクを格納したら速攻で広島本通り商店街エリアへ直行。

 

さすがに都会ですね、お店もそこそこ営業されているし人出もある。

朝一の極寒と往復の高速道路とで

体力減退と食欲増強で注文するものと言ったらガッツリ系…当然か (^_^;)

メニューに「ジンギスカン鉄板」を見つけて

去年の北海道ツーリングを振り返る話題も加わって。。。

 

今日の行き先を「島」だからと甘く見ていたことを深く反省する会となりました。

瀬戸内海周辺の東側に住んでいたとしたら、フェリーを使って日帰りで楽しむには格好のスポットだと思いましたが、

下関からでは一泊したとしてもちょっと遠い(高速道路長すぎ)ですからお店のツーリングでご案内するのは難しいですかね。

時間を取って瀬戸内の気候のようにゆっくりと巡るのが良いみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山のカフェ

2024年12月21日 20時50分38秒 | ツーリング

もう随分と前のこと…と言っても10月の一泊ツーリング

予定通り13日と14日で行ってまいりました。

九州の一泊ツーリングと言えばもっぱら利用している東九州道。

今回は中津ICから「中津日田道路」で耶馬渓方面に入り込み

久しぶりのR500で山を越えて院内へ。

今回僕は終始最後尾でいるつもりなので、

いろんなことは先頭にまかせて先行の数名の走りを見ながら、

その様子からしても大した出番も無いのだろうと気楽に連れて行ってもらい役に徹することにします。

注目されることがあるとすれば宿に到着してすぐに、今回持ち込んだ日本酒などをお披露目する時くらいではないでしょうか (^_^;)

 

 

出発後しばらくは薄い雲に遮られていた太陽も、行く手に由布岳が姿を現す頃には

草原の緑と空の青さのコントラストをはっきりと際立たせるまでになりました。

何度も見ていますけど、あ~なんて美しいんでしょう。

 

由布岳から庄内町、直入から豊後大野へと

奥豊後グリーンロードやくじゅう周遊道路なども交えながら、このエリアのワインディングを快走。

そして大分県は豊後大野市の静かな山の中、オーガニックな雰囲気のカフェ「キッチンウスダ」に到着。

我々は来るべき時にここに来ているんじゃないかと思わせるほど心地よい風と日差し (^_^;)

 

 

20年ほど前にこちらに移住してこられたらしいオーナーご夫婦。。。

よくぞこのような場所でおいしいランチを提供してくださるものだと心から感謝したいデス。

移住と言えば近年ウチでも「移住してくるのでバイクのメンテをお願いできますか?」

といった問い合わせが増えてまいりましたが、

これほど便利ではなさそうな場所となると、それはもう求める豊かさのレベルが違っているのだろうなと

自家製ドリンクなどをいただきながら想像しました。

 

 

 

ここで合流することになっているメンバーを待つ時間も加算され、

贅沢なランチと優雅なひと時を楽しませていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

午後からも当然ワインディングを絶やすことはなく、

我々からするとさらに「奥のほう」の奥豊後グリーンロードや県道8号なども走って南阿蘇方面へ。

 

外輪山を越えて南阿蘇に降りていく途中の斜面ところで、それまで超タイトが連続していたルートで急に視界が開け、

滅多にないけど景色に目を奪われ一時停車。

ここはたしか初めて走る道だからその感激もあって暫し景色を眺めることになりました。

南側から高森に向け外輪山を下りながら、まだ高いところから眺める阿蘇五岳もいいですね~なんて言いながら

再スタートして間もなく、1台のバイクが始動できていないとの知らせ。。。

来てほしくない僕の出番がやって来たようです。

 

もどってメーターの表示を覗いてみるとこれはただ事ではなさそう。

本隊には先へ進んでもらって僕はしばらくここに残り、まぐれでもいいからECUが起動してくれないものかと

限られる手段であれやこれや試みましたが結局手は尽きてしまい、

せめて高森の街まで下れないかと坂道を惰性で下りましたが

「そのまま民家のあるところまでだったら下れるよ」と言うRTの進んだ道とは違った道へ進んでしまい、

無情な上り坂(わずかですけど)にさしかかり、慣性を使い切って遂に停車。。。

 

結局深い山道の途中にバイクを置き去りにして

随分遅れて本隊を追うことに。

本当ならあの九重連山の向こう側を背にもう宿に到着するころですね。

このあともう真っ暗な筋湯温泉付近では道端の大きな鹿と遭遇 (^_^;)

 

翌朝僕のツーリングはここで終了して別行動で下関へ直行。

 

とんぼ返りの午後4時頃、南阿蘇にかかった大きな虹がせめてもの慰めにはなりました。

2日目の本隊は急用でもう一人早退することになったらしく

これまでになく少人数となったようですが、なんとかある程度雨を避けてツーリングを遂行しておりました。

いつもとは違った終わり方になってしまいましたが誰も怪我などすることなく走り終えているし

バイクは修理すればいいのだからこれはこれで良い想い出になりました。

 

 

 

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2024北海道ツーリング-5 壮爽走

2024年11月29日 21時15分34秒 | ツーリング

最終日、旭川の朝は雨上がり。

我々が眠っている間だけけっこうな雨量だったようです。

 

出発の支度をしている間に上空の雲の動きはじつに活発で、

まるで出発に合わせるかのようにホテルのエントランスには朝陽が差し込んでいます。

 

今日は最期にフェリーに乗ることになっていて

その出航が19:30ですから走る時間も十分にあり、それほど早くスタートする必要もなかったおかげで

空と路面の状態を窺がいつつちょうど良いタイミングでの始動となりました。

ではお先に~、先着のアドベンチャーの皆様方もどうぞ良い旅を! 

 

6:30にスタートし旭川市街を抜け出す頃には青空を遮るものはすっかりなくなり

こうして最終日まで天候に恵まれた幸運。

 

 

その後路面が乾くのに時間はかからず北海道の真ん中から一気に南下します。

旭川スタートですから道央自動車道で南下を始めることも可能ですが

その必要は全く無く、国道(カムイ国道)や道道を繋げるだけでおおいに距離と時間を楽しむことができます。

 

 

北海道も5日目となり、距離感もスピード感ももうすっかり出来上がってしまった我々の視界に

長く長く居続ける巨大な人造湖「シューパロ湖」は

湛水面積で言えば初日に走りながら眺めた朱鞠内湖(シュマリナイ湖)に次ぐ日本第2位の広さですからデカいハズ。

 

朝8時過ぎ、超巨大なダム湖横の交通量ほぼ無しの絶好ルート。。。

その壮大なスケールと爽快な走行フィーリング「壮爽走…なんてね(笑)」に浸りながら

この素敵な時間のこれが最終日なのかと思うと切ない感じになるのも無理はないでしょう。

 

間もなく到着した夕張の道の駅。

あわよくば夕張メロンなど味わえるのではないかなんてわずかな望みを持っておりましたが、

ガソリンスタンドのスタッフによると今年は暑かったのでメロンは早々にシーズンオフとのこと。。。

このまま下り続ければ今夜フェリーに乗船することになっている「苫小牧港」なんて

お昼前には到着してしまう勢いなんですが、

ココからルートは東へと大きく変換。

 

 

今回はあまり使うことのなかった有料高速道路で昨日走ったエリアの近くへ再接近。

 

占冠村では途中の高速道路からひときわ目立っている星野リゾートのタワー。

条件が揃えばタワーの高層から雲海を見下ろすこと「雲海テラス」ができるそうですからなんとも贅沢。

「いつか泊まってみたい」って言っても、

これまでに我々が泊まって来た全国いくつかの宿で記憶に残るものとは随分と違うタイプ。

我々のツーリングでお金を使う場所ではなさそう。

そのまま道東自動車道を進むと地形はどんどんと平坦になっていき

帯広からは高速道路無料区間となりそこから南下を始めて「大樹町」

そして再び北太平洋に到達。

 

断崖絶壁の難所を走る国道336号の

えりも町庶野地区から広尾町までを結ぶ「黄金道路」

2020年の初めての北海道ではツーリング途中で自然崩壊が始まったKTM990アドベンチャーのエキゾーストパイプも

何度もだましだまし補強作業をしながら数千キロメートルを走らせましたが、ここに至ってはもうすでに手の施しようが無く、

1気筒分マフラーが付いていないも同然の爆音をまき散らしながら今にも雨が降り出しそうな中

襟裳岬を目指したものでしたが、

 

トンネルと覆道が連続し、

時折、覆道の合間からのぞく美しい海岸線を眺めながら

こうして何の心配も無く走っていると、ただ風光明媚な海沿いの道にしか見えない。。。

多くの犠牲を払ったらしいこの道の道路工事もそうでしょうけど時間が経てば大変だったことも忘れてしまうのだから、

思い切って長期休暇を取った(仕事に穴をあけた)とはいえ、時間が経てばまたいつも通りの日常に戻っているに違いないのです。

だから今日は特別な1週間の最終日だけど落ち込むことなく元気にこの青空と大地を目に焼き付けていきましょう。

襟裳岬ももう目の前。

たしか前回はこのあたりで鹿と衝突寸前まで接近したはず。

これだけ見通しが効いているように見えてもことは起きるのだから、

用心するのは当たり前だけど、むしろ幸運を祈ることに重点を置くしかありません (^_^;)

 

 

強風でしたが晴れ上がった「襟裳岬」

これで過去の北海道ツーリングで悪天候だった場所

全て見直しすることができました。

 

 

 

襟裳岬を発ってからも北太平洋の絶景は続き、あとは苫小牧港に向かうだけですが

このまま海岸線を何時間も走り続けるわけはなくどこかで海には背を向けて内陸ルートを繋げることになります。

ひだか町から新冠町とここはサラブレッドの主要産地。

RTがほぼ全行程を農道を繋げてこのエリアを飛ばしたのだけど

その両脇には柵で仕切られた牧場やパドックや競走馬のケア施設(たぶん)の連続。

 

 

その件数の多さときたら、公営ギャンブルを一切やらないそして知らない僕としては

まさに驚きでした。

このエリアにはこの手のトラクターがたくさん走っていて

コンビニ(もちろんセイコーマート)にもこれで乗り付けていらっしゃいましたね (笑)

どの牧場も広い広い敷地に僅か数頭の競走馬。

戦う馬には良い環境が必要なのでしょう。

 

僕が馬券を買うことはないと思うけど、

これだけの事業を支える競馬ファンの全パワーを想像しました。

そして苫小牧に到着。

少し時間があるので今回最期の洗車です。

 

 

乗船待ちの列の中、少しでもキレイでいようとしましたが。

このフェリーの航路は苫小牧港~秋田港~新潟港と秋田を経由しますから

北海道から帰って行く人だけでなく北海道から東北へ旅をスタートする人も多いようで

きれいなバイクが少なくないし、やっぱり我々のバイクが一番汚れてます (^_^;)

 

新日本海フェリーならではの長~いスロープ。

始まりも終わりも感慨深いものですね。

 

行きとは違って帰りは少し控え目な客室ですがこれでいいのデス。

我々の場合、ロングツーリングではいつもそうですが疲れは溜まると言うより途中から取れていく不思議な感覚になりますが

最期のフェリーの客室は広さも設備も必要ではなくて、とにかく眠いので個室でさえあれば良い。

 

途中の日本海で同船会社のフェリーとすれ違うといった船内アナウンスは

少し残酷ですらありますね。

予想通り秋田港で下船する客は多いようで

再び港を離れる時には船内は閑散とした雰囲気に変わります。

2019年東北ツーリングで男鹿半島に行く途中このタワーを反対側から眺めたことを克明に思い出しながら

部屋に戻ってまたひたすら眠る。

 

定刻通り15:30の入港のあと新潟港から下関まで

交代で一晩走って帰ります。

今回は道内のみで2200Kmほどで、毎日走る続けていると考えれば

よく走ったほうだと思います。

我々の北海道ツーリングは短時間で多くの美しい景色を心に刻むことに尽きるので

バイクの排気量とパワーにまかせて走りまわっておりますが、まあこれはこれ。

 

「一度は北海道」思いがお有りでしたらそれぞれのやり方で

実行されることをお勧めします。

新潟からの高速道路では、お互いにもう北海道は満喫したからこれでいいでしょうなんて言っていましたけど、

でもそれ2020年の北海道12連泊を終えた時も言ってましたから…また時間が経てば行ってるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024 北海道ツーリングー4 幻の道道

2024年11月12日 21時44分08秒 | ツーリング

北海道のビジネスホテルの朝。

我々は動き出しも早いけど宿入りも比較的早いので翌朝に駐輪場に行くと

たいていツーリングライダーさんのバイクが他にも停められていて、

当然そのナンバープレートも全国さまざま。

でもやっぱりフェリーの航路の都合とどちらかと言えば北海道に近い大阪よりも東のナンバーが多いです。当然。

ツーリング中に他のライダーさんと交流することは全くありませんが

どなたも簡単にココに着ていらっしゃるわけではないでしょうから

同士の道中の無事を祈っております。本当です。

霧のかかった釧路の早朝5時は海に近い割に気温も低くて20℃を大きく切っています。

 

今回は釧路湿原には行かず、その西側を北上し阿寒湖方面に。

 

阿寒湖温泉のホテル街を抜け湖畔に来てみました。

初めてココに来た時は「レイクロブスター」を食べるため。

子供の頃よく遊んだその「ザリガニ」を時を経て大人になり

こうして美味しく食べているのだから食べ物の名前とか、それをどこで食べるのかによって

随分と値打ちが変わるものだと感心したものです。

 

生きたものをすぐに茹でた、新鮮なものが食べられるのは北海道でも阿寒湖だけですが、

今回は朝が早くて営業時間と合いませんからまた次回誰かを連れてきた時に(^_^;)

そして時々バイクをチェンジしながら北海道のど真ん中「大雪山」方面へ。

途中の上士幌町で日本一の広さを持つ公共牧場「ナイタイ高原牧場」は何度来てもイイ。

その入り口から牧場内の絶景ワインディングが敷地内なのにじつに7Kmも続いていて

ここもまた一本道の往復が許される(お勧めしたい)至福のひと時。

 

 

駆け上がること標高800メートル

行き止まりに在るのは「ナイタイテラス」

もちろんまだ営業時間前ですからガラス張りの店内で絶景を眺めながらカフェを楽しむことは出来ませんが、

開店時間までのあと少しでさえ待つことをせず、ここから見下ろせる広大な十勝平野とこの場の空気だけを吸い込んで先へと進みます。

今日の終わりにバイクを降りる時間を厳守しなければならない予定になっておりまして、

この短時間滞在も予定通り。。。なんだとか (^_^;)

 

復路もこの広大な牧場の景色を反対方向から眺められるのだから往復大歓迎。

大雪山国立公園の東側を三国峠に向かうルート。

どこまでも続く白樺の道としてはその密度と長さそして神秘性ともに最上級ではないでしょうか。

きれいな道路に交通量もあまり無くてここもまさにスペシャルステージ。

その道端にバイクを停めて、今回も見ていきましょう「タウシュベツ川橋梁」

 

バイクから展望台までの200メートルの道のり周囲の気配は緊張させられるのだけど

僕が怖がりなのはバイクの運転だけではないのでこれを見てしまうとなおさらですね (^_^;)

 

初めての北海道ツーリングではここから30Kmも離れた場所に在る森林管理所に

林道ゲートの鍵を借りてまた返却しに戻ることをやることを決心してあの橋梁のそばまで行ったものですが、

当時は早い者勝ちでたしか1日5組だったと思いますが今は予約制だそうです。

あの美しくも哀れに朽ちていく姿のコンクリート橋梁の下で我々の他に誰もいないというまるで空想の世界のようでした。

再び路上に戻り白樺の間を突き進み「三国峠」へ。

 

壮観な白樺の国道273号の峠「三国峠」は標高1139mと北海道の国道の中で最も高い峠。

幸いなことに3度目となる今回もお天気に恵まれており

眼下に広がる樹海を眺めながらこんな時に思うのはこれまでに乗って訪れた歴代バイクのこと。。。

だったりしませんか。

 

一方、RTはこの先のルートをこれまでと違った(とは言っても過去2回しか来ていないけど)展開にするべく地図とスマホとにらめっこ。

 

三国峠を下り、大雪湖をぐるりと回りこむように北上し

石狩川沿いに進んで層雲峡のあと旭川紋別自動車道で高速道路無料区間で一気に(と言うべきところですが相対的にのんびり)

走ったところで給油。

このあとのスペシャルステージと人気スポットの富良野入りの前に

バイクの全面のとくにウインドシールドにビッシリと張り付いた昆虫の死骸を取り除いておこうと

洗車ガンで2台をクリーニング。

もう今日の終わりにバイクを止める旭川は目の前ですがこれからちょっと回り道で珍しいルートを走ることになります。

 

上川郡上川町と美瑛町を結ぶ超期間限定ルート。

雪の降る広い広い北海道には、冬期通行止めにして除雪を行わない道路が多数存在しますが、

そうは言っても通行止め期間はたいてい積雪のある数ヶ月だけ。

それがこの道道1116号線(富良野上川線)」の一部区間はなんと1年のうち約1ヶ月間しか開通しないのです。

その期間以外が通行止めとなっているのは、地下水の水位が地すべりと深く関係しているためらしく。

北海道最高峰の旭岳に近いこの地域は、雪解け水によって地下水の水量が落ち着くのが9月頃だそう。

それによって地すべりの動きも落ち着くため、その期間だけ通行可能になるのだそうで

これがいまこの時、例年9月中旬から本来の冬期通行止め開始時期の10月中旬までの1ヶ月間だけということ。

 

 

今日が9月5日ですからちょうど2週間前に通行可能になったということですね。

このような場所ですからあと1ヶ月も経てば積雪となり、除雪もしないことになっているので通行止めと…

が、しかしこの道が年に1度1ヶ月間しか走れないとは思えないほどの良いコンディションで

そのうえ北海道基準で見ても交通量は僅か。

 

 

2012年9月に開通した当初は、10月から5月までの冬期通行止めだけですむはずだったのでしょうから、

公共事業としては巨額の資金が投じられているはずですもんね。

地滑りの恐れが判明しその後2017年の1ヶ月限定の9月まで通年通行止めなどを経て

こうして維持されている絶景ルートには道路パトロールのクルマなんかも見られ、

まさにレアで高コストなルート体験でした。

途中には大きな橋がいくつかかかっていましたが、

この全長406mの「嶺雲橋」が長さと見どころともにこの区間で最大で橋の上からは遠くに旭川市街を望みます。

 

この道を走っていらっしゃるライダーさんはどなたもそのことをご存じのようで

あのライダーさんも樹海の向こうに旭川市街が見えている景色を眺めていらっしゃるようですね。

 

 

 

緩急と道幅ともに変化に富んだ12.4Kmを存分に楽しんで、美瑛町そして富良野へ。

 

 

大雪山系旭岳エリアから下ってくると景色はガラリと変化します。

 

今回2度目の両エリア。

これは天候によりルート変更を強いられ、行きたかったところに滞在中に再度チャレンジできるようにと

この北海道の真ん中エリアに2度居ようとするRTの手堅い作戦。

それでも今回は全日お天気に恵まれているので大丈夫。

富良野と美瑛は何度訪れても美しい場所なので2度も来られていいこと尽くし。

 

 

店内に入るとその向こう側に富良野と大雪山が見渡せる「カンパーナ六花亭」

ここで今日の走り終わりの時間制限に見通しがついたということで

長めの休憩とカフェ。

 

北海道2日目と3日目はとにかく良い天気で日差しも強くてところによっては気温が27℃から28℃くらいまで上昇しておりましたが、

今日はどこに行ってもそこそこ雲があり暑さもありません。

我々の地元は連日35℃に迫る酷暑ですが、富良野のカフェの屋外テラスではホットコーヒーなどをオーダーできる快適さ。

 

ほんのひと時でしたが富良野の雰囲気を楽しんで再び北上開始。

富良野からまたもや初ルートで旭川までこの日最後の快走。

 

旭川市街に入ると景色は一変。

 

本日の宿に到着。

午後3時過ぎ到着の我々よりも先に到着されている一団がいらっしゃいますが

どのアドベンチャーもピカピカ。。。これから旅が始まるのでしょう。

今日はこのあと4時半にお店を予約してくれていて、

その時刻にお店の前に居なければその予約は流れてしまうとのことで、

今日の我々の行動はこれに合わせたものでありました。

ここ(ドーミーイン)へのチェックインは慣れたものですから

すぐに荷物を解いて最上階の大浴場。

そして軽装に着替えて徒歩で繁華街へ。

 

そして開店15分前に到着してみるとなにやら大勢の人がざわざわと集まっています。

その中の一部は我々同様に予約した人ですがそれ以外は皆さん入口に設置してある名簿に名前を書いて

そのまま店の前でお待ちになる人たち。

ここに入るのかと。。。しかもジンギスカン。

初日の宗谷でのジンギスカンで僕はかなり心を動かされたとはいえ

もともと苦手だったと言っていいそれを一度のツーリングで2度食べることになろうとは (^_^;)

満席の店内に通されると若くて元気なスタッフが効率の良いシステムでどんどんお店を回す回す。

 

メニューの食材はほぼ羊一色。

 

オーダー後ほどなく運ばれてきたラム肉は僕にとってこれまでに見たこと無い姿。

 

抱えるほどの大きな七輪にたっぷりの炭火。

焼き方食べ方をスタッフに教えてもらってまずは塩だけで…なんて

続いてタレはもちろんオリジナルの拘りの…だと思います。

このために朝から食事は控え目にしてあったとは言えいくらでも食べられるじゃないですか。

一通り食べたあとさらにリピート。

好むかそうでないかを分ける、ラム肉特有の香りと言うか風味と言うのか

それはここにもあるのだけど全然いやじゃないと言うか、好き♡

もうこれから先は自分からジンギスカンを食べに行く人生になるのだと思いました。

でもどうなんでしょう、高知のカツオの塩タタキのように

やっぱり本場でなければ…となるのでしょうかね。

 

もうココだけで十分かと思いきや続いてもう1件「馬場ホルモン」

塩だれにつけてあるホルモンとタマネギとビールだけで成り立っている様子の味のあるお店。

何も言わなくても席に着くと出てくるスタイル。

女性はいろんなお店に行きたがり、男性は気に入ったお店に通い続ける。。。

なんて聞いたことありますが周りはその手の男性客が多かった (^_^;)

 

職場の転勤先では飲食店以外に「酒屋の角打ち」もしっかりと押さえているRTは

ツーリング先で良さそうなそれを見つけると必ず行くという傾向があり、

 

今回もそのようなお店をチェックしていたようです。

 

表向きの酒屋スペースからの狭い通路は角打ちのカウンターへとつながります。

 

北海道や東北や北陸のお酒を中心にあれやこれやと、

お互いにシェアできるので一人よりもいろいろ飲めるので

もっと大勢いてもいいなー

 

 

過冷却状態からグラスへと高いところからそいだ瞬間にみぞれ状態になる「みぞれ酒」など

 

粋なおつまみがこれまでの肉そして肉…とは対照的で

どれも口当たり良く爽やかな酒が進む進む。

 

 

酔っぱらっていい気持ちの顔してますけど、

僕もこの写真を撮った記憶なんて全くありません (^_^;)

 

ツーリング途中で洗濯などをすると

遠くへ来たんだと旅情に浸ることができるからお勧めします。

荷物も減りますしね。

 

サービスの醤油ラーメンを食べてる間に乾燥も出来上がり。

早くも北海道最後の夜でした。

明日は大きく南下します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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皆勤

2024年11月10日 20時22分00秒 | ツーリング

今日は午後からお天気下り坂。

だからなのか東の空は朝焼けです。

曇っているせいか思ったほどの冷え込みも無く

そして朝陽に目が眩むことも無く走ることができました。

 

でも路上に砂が浮いているところが多くて、一週間前に降った豪雨のことを思いだしました。

 

これが今シーズン最後の早朝ツーリングなので、

少し開放的なエリアのルートにしたくて向津具半島方面に足を伸ばしました。

 

 

 

 

 

 

この早朝ツーリング開始以来の最少参加人数を記録しました (^_^;)

早朝ツーリングもトライカーナもたとえご参加がお一人でも開催する所存であります。。今は。

そしてこの2台が今シーズンの皆勤賞

 

次回の開催は令和7年3月の第2日曜日です。

いろんな道を走ってみたいライダーさんのご参加

お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024北海道ツーリングー3 エスカルゴ

2024年10月30日 21時46分15秒 | ツーリング

北海道3日目一泊二食付きホテルの朝。

朝食をこちらで食べるのだからそれほど早起きの必要はなかったのだけれど

それならばその前に少し走っておこうということで早朝5時過ぎにスタート。

 

なにしろこの世界遺産知床半島は人の手が及ばない場所だけに北へ向かうルートの選択肢はひとつ、

その東岸の「1本道」を進みそして同じ道を戻ってくるしかないのですから

この一往復は無駄のない有意義な時間になるといっていいでしょう。

 

ここを走っているとしたら地元の漁師さんくらいしかいないと思われ

ご無礼の無いように場所を選びながらたまに現れる先行車を追い越しての快走。

知床と言えばヒグマの生息密度の高さはもちろんですが鹿だって沢山いますから海沿いとは言ってもそこは要注意です。

なんて思っていたらほどなく鹿の群れ。。。

 

 

おっとコチラにも。。。

奈良公園や安芸の宮島のそれらほどではないようですが、

この一本道で遭遇した鹿はクルマやバイクにそこそこ慣れているようで救われました。

でも我々の地元の路上では正気を失いどんな動きをするかわからない姿しか見ることはないので

こうして目の前に現れると毎回肝を冷やします (^_^;)

ホテルから「日本最北東突端地」までは24Kmほど、

終盤に突然目に入ってくる「セセキの滝」

 

前回2021年のツーリングでは知床東岸を観光クルーズ船で

オホーツクの海からしか見ることができない滝の数々を案内してもらいましたが

それらに加えてこれが知床で我々が見ることのできる最後の滝となるはず。

この滝の向こうは「知床岳」

北の果ての漁師町をひたすら上ってきましたが

この姿を見てここが知床であることをあらためて思い知ることになります。

 

 

そして遂に突端の地。

この橋のむこうで道は終わりバイクやクルマでその先へ進むことはもう出来ません。

ここに至る最後まで漁師さん達の営みが見て取られ、

同じ国民でありながらここに生活する自分なんてものは想像できないのでありました。

 

最北端の漁港からしばらく朝陽を眺めたあとホテルに戻り話題の朝食。

こんなの見たこと無いおかわり自由の味噌汁。

これらを知っていてこちらに泊まていたのは我々以外にもう一組(ご夫婦らしき)いらっしゃいましたが

あとは数名それぞれお一人でなんだか職場の制服的なお姿。

普通にビジネスで利用するだけだったのにこんな朝食が出てきたりなんかすると

それはもうビックリするんだろうな~と

彼らの表情を窺がい見ながら当ツーリングで唯一の朝食を楽しみました。

 

大満足の食事を終え本当の3日目スタート。

直後に始まる「知床スカイライン」で羅臼町から斜里町へ豪快なワインディングで峠越え。

 

排気量は大きければよいとばかりは言えないけれど、

このような場面でその高い走行力を感じながら早変わりの景色を眺めるのはじつに良い。

 

タイヤにパワーをかけながら次々とコーナーをクリアしていくと国後島が眼下になっていき、

そうこうしていると羅臼岳山頂が目の前に現れると言う

当ツーリングで実現した最高の瞬間のひとつ。

 

 

 

 

たしか初めてココに来たときは霧で視界が悪く何も見えない中、

疲れて仮眠を取ったという、何をしにやって来たのかわからない状態。

2度目は知床クルーズ船で斜里町側の低いところからは見えていたのに

バイクに乗り換えて昇ってくると東の羅臼側から霧がかかっていてあと少しのところで

やっぱり見えなかったという心残りだったので

こうして国後から羅臼岳まで何も遮るものの無い好条件でここに居られたのは良い経験になりました。

絶好コンディションの知床半島の最高峰を心深くに止めて後半の下り。

平日の朝だからなのかこちらも交通量皆無で大きな排気量のパワーとバックトルクを活かして冷静な操作で

朝一からの高揚感を鎮めるかのように下る下る。

斜里町から小清水町を結ぶ「天に続く道」

さすがに3度目ともなるとRTはバイクを降りることもせず

このあとの快走ワインディングルートの選択に集中 (^_^;)

 

少し前に素通りした「ファイト一発~つ」のコマーシャルで知られる(旧いけど)

「オシンコシンの滝」とかこの直線道路など

我々だけならともかくいつの日かゲストがいらっしゃるとしたら

絶対に外してはいけない観光スポット。

とにかくココ北海道は見どころが多いので

限られた時間で全体を巡るためその移動ペースをどう考えるのか。。。難しい。人それぞれですからね。

そしてこれまでお天気により残念な思いをしてきた場所のやり直しは続きます。

 

もうどこを走っても超絶快適なワインディングの連続。

北海道は真っすぐどこまでもが印象的ですが観光スポットだけにとらわれることなくルートを選べば(しないか笑)

退屈することなく距離を走ることができますね~お好みでしたら。

そうしてやって来た標高約1000メートルの藻琴山中腹に位置するレストハウス「ハイランド小清水725」

レストハウスの敷地からは広大な小清水高原はもちろんだけどオホーツク海、知床連山、屈斜路湖に硫黄山などが一望できまして

これまで霧で一度たりとも見たことの無かった「屈斜路湖」も見えています。

 

ほんの少し前まで居た知床連山から一気にここまで昇って来る気にさせるのだから

選んだルートはもちろんだけど大排気量のパワーとタイヤの能力は素晴らしいと言うことに尽きます。

 

今日一日の晴天は保証されていて先を急ぐ必要はありません。

広大な農場と白樺並木などを当たり前のように楽しんで次なるポイントへ (^_^;)

 

そして当ツーリングで今度こそと願っていた「美幌峠」に到達。

 

3度目? いやいや1度のツーリングで2度来てどちらもダメだったこともあったから

僕の記憶ではこれが4度目。

美幌峠から見下ろす屈斜路湖の湖上に中島の浮んでいる姿は絶景。

画像で見ることは簡単だけど、こうして自分で走ってきて高いところまで昇ってきて

条件が整う幸運にも恵まれて自分の目で直接見ることに価値がありました。

 

今回は霧でびしょ濡れではないので当然機嫌もよく

道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」にも入ってみました。

 

仕方なく当然に朝ごはんを過剰に食べているのでお腹は空いておらず

道の駅のホットスナックとソフトクリームなどで軽い食事。

この場に居られることを噛み締めたかったし

何かせずにはいられないくらいだったので。。。

お天気ひとつでこうも違うのか…

その差が激しい場所だからこそ心に残るのでしょう。

美幌峠を南に下り屈斜路湖沿いに走ったあと

道東エリアを南東方向へ根室に向けて内陸を力走。

今回は根室に滞在する予定はなく「北太平洋シーサイドライン」をほぼ全線走るのが目的。

 

 

300㎞以上にもおよぶルートは海岸沿いを走る変化に富んだ道で

湿原を見晴らす展望台や点在する岬に立ち寄りながら走れば一日はかかりそう。

 

交通量は非常に少なく路面状態も良好なうえに断崖上を行く道は起伏に富んでいて目にする風景も多彩だから

どこにも寄らずとも走っているだけで心地良い。 

この西に傾き始めた強烈な日差しを除けば (^_^;)

 

途中、休憩も兼ねての「霧多布岬」

 

近年野生のラッコが住み着いているとのことでしたが、

駐車場にバイクを停めて岬の先端まで歩いていくつもりはないので

ちょっとだけ岬の岸壁だけでも見てみようかくらいの気持ちで何歩か歩いて見ましたら。。。

 

 

すでになにやら浮かんでいましたね。え~ホント?

コンパクトデジカメのズーム最大でこの程度ですから随分と遠いけど、

野生のラッコを肉眼で見られるのは現在日本でここだけらしいので

我々同様に周りの人達も大喜び。

日没の早い北海道。

さらに傾く西日に向かって本日の宿泊地「釧路」へ。

 

これまで釧路では湿原とタンチョウばかりを見て通過するだけだったのでこうして市街地に入るのは初めて。

意外と都会だったことに少し驚く。

 

ホテルチェックインから荷物を開き、まず入浴そして外の居酒屋まで流れるようなルーティーンは

我々の得意とするところ。

 

ぼやぼやしてると置いて行かれる(バイクより)くらい忙しいのデス (笑)

 

釧路川の河口近く、カモメの無く声が聞こえる繁華街は歩いてすぐのところ。

 

炉端焼きの発祥については諸説ありますが、

ここはその一角である釧路ですから

炉端焼きの人気店を予約してくれておりました。

 

炉端に永くいらっしゃるに違いないお姉さまが手際よく

あまり見たことの無いサイズなどの海鮮を焼き上げてくれます。

 

巨大なサイズのつぶ貝の刺身はじつにコリコリ。

 

 

 

貝殻と貝柱のサイズのつじつまが合わない姿で提供されたホタテは

素材も焼きも最上級であることは間違いない美味さ。

温かいアサリの素麺で一旦軽く〆て

2軒目へ。

 

看板イコールお品書きと言ってもいいんじゃないでしょうか。

 

つぶ貝を甘辛く焼いた「つぶ焼き」とラーメンだけのお店。

この繁華街ではエスカルゴ級にその地に馴染んでいるご当地ものなのではないかと思わせる

専用くり抜きの台に収まる熱々のつぶ貝。

味がありますね~ いやよく滲みこんでるてると思います。この台。

 

 

高知に会津に富山にそして夜鳴きソバ(ビジホの全国ドーミーイン)などなど

ツーリング先であると食べたい醤油ラーメンで2度目の〆です。

明日は北海道の真ん中に向かいます。

初日頃の予報では明日木曜日は雨予報だったのですが

日に日に予報が変わっていき明日も晴れそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2014北海道ツーリング-2 ロシア

2024年10月17日 21時07分05秒 | ツーリング

晴天を疑いようのない2日目の朝、4時起床で出発の準備。

カメラでは明るく写っていますがまだ薄暗い中で夜露でびしょ濡れのバイクカバーをたたむのに手間取る間

後方の藪の中からバリバリガサガサと音がして、もしかして。。。

と一瞬緊張しましたが直後に「ピューン」と鳴き声が聞こえそれが鹿だったことに一安心。。。クマじゃなくて (笑)

 

スタート時の気温は10℃台前半

朝靄で視界が遮られる中、用心しながら「大規模草地放牧場」を北上。

 

標高が上がって行くにつれ朝靄は濃さを増していき

視界はさらに悪くてとにかく動物と衝突しないよう

まばたきさえも躊躇われるほどの緊張感で前方に動くものが無いか全く気の抜けない状態。

 

そうこうしていると朝靄越しに太陽が昇ってきて

 

霧で拡散された太陽の光がなんとも幻想的。

そしてさらに昇っていくと急に視界がよくなって霧の上に突き出たようです。

 

とてつもなく広い牧草地の窪んだところを霧が埋め尽くして

突き出た丘がまるで浮島のように見えてなんとも見事な海原。

見渡すかぎりの雲海と陸地に、我々と牛しかいない別世界。

夢でもない限り決して布団の中では見られない景色の現場に立ち会えることもあるので

早朝の雲海チャレンジはお勧めデス。

 

 

宗谷丘陵まで北上してくると霧はすっかり消えて

こんどは真っ青な空と緑と白くそびえ立つ風車群。

 

 

ここ宗谷には今回を含め3回目に訪れることになりますが、

幸運なことに毎回よく晴れていて白い道と緑の草原と青い空を楽しんでおります。

ホタテの貝殻を敷き詰めたこの道も4年前に初めて来たときよりもそれは細かく砕けているうえに

しっかりと踏み固められていて端から端まで安心して走れるようになっていましたね。

 

そして今回はこれまでで一番視界がよかったみたいですね。

こうして東側から西に向かって眺めてみるとその先には利尻島が見えるのはまだわかりますが

90度右に視線を移すとオホーツク海となってその先に陸地が見えている。。。

はて、これより北に島なんてありましたかね。。。

これはどうやら「サハリン」が見えていたということであり、前回もその前もこの景色を目に焼き付けておこうと

それはそれは果敢に視線の360度を何回転も巡らせたものですがその時は見えていなかった。

だからもうこれ以上のコンディションはないだろうと感無量。

 

 

 

宗谷岬から先は遠浅のようで地元の漁師さん達が多数海に入っていらっしゃいました。

温暖な地域に暮らす我々の想像では厳しい寒さと荒れ狂う北の海の姿が支配的なこの場所でこんな穏やかな光景を目にするとは (^_^;)

 

 

周辺ではもう人に慣れてしまった鹿が何頭も見られました。

ん~そこまで冷静になれるんだったら道路付近でも賢くやってくれませんかねホント。

 

宗谷から浜頓別そして枝幸まで今回初めて海沿いを走ります。

国道ですが豪快に走れるだけでなくそれがいつまでも続く海岸道路。

 

ちょうど秋サケの漁獲が解禁になったばかりで多いところ(たぶん河口付近)ではもう数メートル間隔で釣り竿が立っていて

それがまたオホーツク海のどこまでも(走っている間中)続いているという、これも北海道でしか見られない光景。

 

 

 

 

 

 

 

途中の猿払村道「エサヌカ線」

もう説明の必要のない直線道路。

 

「このまま時間が止まればいいのに…」とはよく言いますが

還暦目の前の僕はそちらの意味でも是非止まってほしい。

いつ来てもそこにあるとは限らないのだけど

「この先も何度だって来てやるぞ-」くらいの気持ちで

名残惜しい景色をなんとかあとにしました。

 

水没林が水面から伸びていて、水面に映りこむ姿が神秘的だなんて言う光景は地元にもありますが

ココ北海道では大して珍しくもないと冷めた眺め方ができるほど

一時的ではありますが目が肥えることになりますね (^_^;)

 

 

このままオホーツク海に沿って走れば「サロマ湖」「能取湖」「網走湖」と北海道ならではの汽水湖となるのだけど

小しゃくなことですが、続けざまに湖を眺めているとだんだんと心を打たれることが少なくなっているものだから

エサヌカ線を楽しんだあとは内陸ルートを繋げて飽きることの無さそうなワインディングを見ながら「道東」を目指します。

 

知床半島の付け根の西側に近付く手前で再び海側へ。

 

 

JR北海道は釧網本線の駅(臨時駅)である「原生花園駅」を背に眺める涛沸湖と原生花園。

道東から道北にかけて多く分布する原生花園は人為的な手を加えず自然をそのままにした状態でも色鮮やかな花が咲く、

湿地帯や草原地帯のこと。

ココ小清水のそれは草花の名前なんてほぼ知らない我々も

その解放感と光り輝く緑地と湖の美しさに魅かれ、

これだけのお天気の中、その景色を上書きせずにはいられない場所なのです。

 

 

遠くに「斜里岳」とそれを連ねる知床連山以外にほとんど山らしいものが見えないくらい

広い広い原生花園。

 

前回まではコロナ過だったので目立つことはありませんでしたが

今回はアジア系外国人で賑わっていましたね。

 

 

もう北海道感覚で言えば近いところまで来ている知床半島を、

これから明日の朝方にかけてどう走るべきなのか。。。

その時間帯と順番などをお天気とも合わせてRTが検討しているのですが

明日のお天気も太鼓判の予報ですからこれはやりたいようにできるとのこと。

知床スカイラインと羅臼岳の全貌は明日にとっておいて

今日のところは斜里町から標津町にかけてのワインディング(初ルート)を選んで

北方領土を望む海へと進みます。

 

この時間になっても海と空の境目がはっきりとしているので

東に見える「国後島」をず~っと眺めながら

知床半島の東岸を北上。

 

北方領土の見えるガソリンスタンドで最後に給油。

 

本日の宿はと言うと、知床峠から羅臼側に降りてきたところのホテル。

温泉があるわけでもなくて普通のビジネス向けホテルのように思いますが。。。

 

今回の4泊で唯一となる宿での食事。。。しかも夜と朝で2食。

外の居酒屋に急ぐ必要もないのでのんびりと涼しい夕方の風にあたりながらバイクにカバー。

 

 

 

部屋の窓からは漁師町が見えてその海の先には国後と…僕の地元とは全くの対極です

想像するのは日本地図。

 

片付けを終え準備万端で食堂入り

「羅臼ブランド」とも言われるらしい品質の高い素材による海鮮料理。

 

 

食材はどれも地元の市場に上がったもの、なんとオーナー板前さんが自ら腕を振るっていらっしゃるそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

北海道のキンキの煮つけ

 

東北と北海道に来た時にしかお目にかかれない「ホヤ貝」

今回のツーリングでは時期が過ぎる頃でこれを目当てにしていなかったので

ありがたかったですね。

朝ごはんまで寝ていられるんだったらだらだら呑みたいところだけど

明日の作戦も早起きから始まるので酔っぱらって布団以外の場所で寝落ちするわけにはいきませんね~絶対に。

明日早朝の知床半島…緊張しますね (^_^;)

 

 

 

 

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オートバイ神社

2024年10月07日 20時54分33秒 | ツーリング

午後からはところにより雨が降るような予報でしたが

午前中の早めに終えてしまうツーリングですから大丈夫でしょうと

予定通りにスタート。

 

 

曇っているのでどこへ行っても気温の変化は少なく

眩しい朝陽に目が眩むこともありませんので実に快適。

 

 

 

9月の早朝ツーリングもそうでしたけど今回もしかに出会うことが多く

確認できただけで6~7頭はいました。

だからもう直線でスピード出すことはしていなくて

コーナーへのアプローチと立ち上がりの時の加速を少しの時間だけ高負荷で楽しんだら

あとは平静な走り方に (^_^;)

「興味があるから一度行ってみたいんですよね~」と仰るお客さんは少なくありませんが

朝は早いし何も食べないしゆっくりとバイク談義ができるほどの休憩もとりませんから

走行ペースも含めてその楽しさはご自身で気付いてもらうしかありません。

 

タイガー800氏と今度「クスの森」で解散しようという話になっていたので

出来て間もない「オートバイ神社」の前で解散となりました。

 

ライディングについては自分でなんとかするしかないのだけど

神様にお願いするとしたらやっぱり「鹿が飛び込んできませんように。。。」ということでしょうかね。

 

 

キャンプ場とライダーハウスも併設されていて

多くのライダーさんが楽しまれるといいですね。

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2024北海道ツーリング-1 油風呂

2024年09月25日 21時17分33秒 | ツーリング

 

食べて寝ること2セットの16時間半。

穏やかだった日本海を航行する大型フェリーのベッドの上だとは言ってもそれは家の布団とは違うのは当然です、

緩やかでやや大きな揺れと船体全体に響く細かな振動とそして向かっている先のことを想像すると熟睡だったのかどうかもわかりませんね。

後にこれが5日間走り続けたあとの帰りのフェリ―となると爆睡できてしまうココロとカラダになっていたのですけどね (^_^;)

舞鶴港発の航路では入出港ともに夜ですからあまり見ることもありませんでしたが

海の玄関をイメージした門構えの構造ターミナルビルも

こうして朝焼けに照らされた姿は北海道を旅する人々の出発に華を添えてくれているようです。

 

スタートは土曜日でしたが本格的にバイクで加速するのは月曜日の早朝。

すぐに札樽自動車道の小樽ICから銭函ICまでの2区間ですが

北海道の早朝の気候を知るには十分すぎる快適走行であったことは言うまでもなく

このツーリングの幕開けについて「意気揚々」とはまさにこのこと。

 

予報では北に行くほど午後からの降水確率が高くなっていくようですから

どうせ降られるのだったらあまり北上を急ぐことなくルートを東西に湾曲しながら進むのですが

今日の宿泊地への縦移動だけで九州縦断と同じくらい。。。

北海道の地図ばかりを見ていてRTのほうはともかく僕は早くも距離感を失っていますね。

高速道路を降りたあと札幌に近付くことはなく石狩市を横断したところからスペシャルルート。

 

北海道屈指の大都会「札幌」から観光地「富良野」へのアクセスを容易に

そしてこれまでのルートよりも直線的にドライバーのストレスや事故のリスクを軽減させると言った目的で

40年をかけて完成し開通した「美唄富良野線」

 

全長55Kmのうち今回開通したのが17.3Kmの山間ルート。

 

我々が走ったのは午前7時前後で当然交通量は皆無。

直線的とは言えスピードが高くなるとそれは高速コーナーの連続となります。

 

 

朝陽に照らされて輝くまさにピツカピカの総工費259億円

開通が8月26日ですからなんと1週間モノの新ルートですからこれは贅沢できましたね。

まだ鹿とは遭遇していませんが、恐怖と快感両方味わえます。

それにしてもよくぞ見つけたものです (^_^;)

東へ行く先の彼方に「十勝岳」が見えてくるともうそこは富良野。

すでにラベンダーの時期は過ぎていますから一面紫の広大な平面はありませんが

これまでの平均速度と、こうして当たり前のように白樺があることでも十分にいま北海道にいることを実感できるのデス。

 

 

時刻はまだ8時半。

何度も訪れた富良野ですからそれほど執着することも無く右手に十勝岳と旭岳を眺めながら美瑛町へ向けて北上。

 

 

2021年に訪れた2度目の北海道では富良野と美瑛とまったく近寄ることをせずに、

初めての2020年北海道でやり残したことを達成するために走り尽くしていたので

せめて今回は美しい丘のパノラマでも見ていきましょう。。。

とは言ってもここ北海道なら名前こそ付いていないけど美しい丘のパノラマがいくらだって目に飛び込んでくるので

それほど場所に拘ることはないのデス。

タバコのCMやパッケージに起用された「マイルドセブンの丘」をRTが選んでそこまでのルートを提案。

 

初めて訪れた2020年は前年にすでにカラマツは伐採されていてこの姿の5本でしたが

空が真っ青でとても美しく感動したものです。

あの時はこんな景色の中、軽ワゴン車の解放したリヤゲートを屋根に読書を楽しんでいらっしゃる人を見ましたから

この場所を到着してからわずか数分で次へと立ち去ってしまう我々と読書家とどちらが。。。

いやどちらも贅沢。

 

 

今回の北海道ツーリングでは定番の人気スポットは何ヶ所かに絞って

過去2回のツーリングで天候に恵まれずいまひとつ満足できていなかったところを

もう一度やり直そうと言った狙いですから、4泊5日の限られた時間で巡っていくには

けっこう走ることにストイックに取り組まなくてはいけません。

あとは天気次第でRTがその方向や順番を入れ替えることになります。

 

食事についても夜はともかく、ランチに拘ることはせずに

北海道の過疎の町でさえも活況な「セイコーマート」

普段は近辺のコンビニ大手3大チェーンの総菜やおにぎりを購入することはほぼありませんが

セイコーマートの店内調理「ホットシェフ」のそれは僕にとって「格別」

小樽以外でこの日初めて海沿いのオロロンラインに出た「留萌」で

3年ぶりに食べるとその味にもう「北海道にいるあいだはコレでいこう」となりました。

 

 

 

留萌で海沿いに出てからすぐに内陸深くに進みます。

途端にツーリングライダーの姿はなくなりますが、

これまでに走ったことの無いルートに拘っているので近くに人気スポットがあってもルートのほうを優先

我々二人だからこれでいいけど、もし将来ゲストが加わるとしたらそれではダメなわけです。。。まったく。

 

すれ違うほとんどのライダーは大きな荷物を積んでいるので北海道民ではないと思いますが、

たまに見かける地元の(荷物で膨らんでいない)ライダーさん。

大型バイクの皆さんはよく飛ばしていらっしゃいますね~。

鹿が飛び出してくる心配はないのかな (^_^;)

幌加内町では人造湖としては日本一の広さを誇る「朱鞠内湖」

そして美深町へと道北のとんがり部分のど真ん中を北上しておりますが、

翌日のニュースでヒグマとクルマが衝突したドライブレコーダーの画像を見ると

そこは音威子府と中頓別の間の国道275。

このような状況は内陸を走っているといくらでもいつまでも続くのですけど

振り返ってみると同じところを我々も走っていました。。。

この5日間で熊を目撃することはなかったけれど、

我々の姿を見たクマはいたかもしれない、いやいたに違いない。

 

そんな北海道の北部、道の駅「音威子府」では

この先の雨雲がもう避けられないほど近付いていることを知り

少し早めにレインウエア。

 

早朝に小樽をスタートしてから9時間ほどは降られずに快走できたわけですから、

もともとの予報からするとこれはもう上出来。

山ひとつを越えるあいだ中の土砂降りでしたが

この程度では全く堪えませんね。

 

道北のとんがり部分の日本海側に近付くころには雨も上がって路面もドライ。

このまま海側に出れば利尻島が正面に見える緯度まで上がってきています。

 

 

 

この時点で予報は良い方に変わっていましたので、

明日と明後日の晴天に備えてガソリンスタンド(もちろんホクレン)で洗車です。

どうせまた汚れるのだけど、ロングツーリングの途中でこれをやると

完全にはキレイにならないとしても気分がさらに浄化されるような気がしますね。

 

初日はちょっと変わったユニークなお宿。

日本の温泉郷としては最北に位置する「豊富温泉」

「奇跡の湯」と呼ばれる希少な湯が涌く小さな温泉街にある

何もかもシンプルな湯治宿

 

明日の朝は冷えそうですから準備しておいたハーフバイクカバー。

 

 

予約からチェックインそしてチェックアウトに至るまで全て原則無人化となっていて

手続きはWEB上。

 

 

誰にも会わずに入室してみると

清潔なお部屋にキッチン、冷蔵庫、シャワールームなど、中長期の滞在にも適した生活設備が完備されておりました。

 

 

でもココに温泉は無い。。。湯治宿ですからね。

サロマ湖に近いこのエリア、やって来るだけでも簡単ではないのに

湯治の宿があるなんていったいどんな温泉が湧き出ているのでしょう?

建物側面のエアコン室外機の設置方法がさすがですね。

当然宿に温泉は無いので、歩いて2分くらいの公衆浴場を利用することになるのですが、

食事もこちらが目的地。

我々ツーリングでキャンプはやりませんが、宿はホテルだったり旅館だったり

そして食事は宿か居酒屋なのか、それぞれの場所によってRTが組み合わせて変化とメリハリをつけています。

でも今回のそれはこれまでにない組み合わせ。

 

時間は十分にありますけど敢えて入浴前に食事とします。

食券を買い求めるスタイルの食堂の「ジンギスカン」

こちらが安くてうまいのだそうで、このあとの温泉もそうだけど

期待が高まります。

 

 

 

サロベツファームのその名も「王様のジンギスカン」

その美味さにジンギスカンの経験が乏しい僕でもこれはハイレベルなお味に違いないと夢中で味を覚えました。

 

 

 

石油試掘時に天然ガスとともに噴出した、豊富温泉。

石油成分を含んだ独特のお湯は世界でも類を見ず「油風呂」として親しまれているらしく、

温泉といえばどこもそれぞれに香りを放っているものですが、こちらはまさに鉱物系の油の香り。

皮膚疾患を中心とした様々な疾患の療養湯治湯として知られ、湯治湯として全国から多くの湯治者が訪れるのだそうです。

油と言っても不快なものではなくてむしろ肌はしっとりすべすべ。

宿とジンギスカンと温泉のどれもが我々にとっての最北端。

人通りのない温泉街の夜は随分と冷えてきてこんな空気は久しぶり。

明日の早朝の覚悟はできているのであとは寝るだけ。

安定した晴天の予報ですから条件は全て揃うことになりますね。

 

 

初日の走行は550Kmほど

疲れを感じないのは北海道だからなのか (^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

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早朝ツーリング 秋到来

2024年09月23日 20時18分00秒 | ツーリング

今朝のスタートでジャケットをメッシュにしようかどうしようかと迷いましたが失敗でした。

中止になった先週だったら迷うことはなかったのですが、昨日から今日にかけて急に気温が下がりましたもんね。

 

 

 

ルート上の所在に詳しいトイレ休憩をこまめに取りながら気温が上がるのを待ちます。

まさに季節の変わり目を実感しましたがこんなに急じゃなくていいのに (^_^;)

 

 

 

 

 

今回のルートは美祢、長門、向津具、豊北ありと

県西部内側をぐるりとワインディングで周回したカタチ。

ところによって逆方向、そして少しだけ新ルートもあったりなんかして、

そろそろ当ツーリングのルート展開に飽きてきた人にはラッキーな開催だったのではないでしょうか。

同じルートを繰り返さないやり方ですから

棚田百選(東後畑棚田)を通過するのも次回はいつになるかわからないので

今回は小休止でもしましょうか。。。とそんなこともしたくなる心地よさ。

 

 

参加車5台と少なめでしたが後半は気温も上がり、ルートも冴えていて気持ちよく走れました。

 

今回は鹿に何度も遭遇しまして

地元ゆえトリッキーなルートが多いだけに先日の北海道に劣ることの無い危険度だと思いました (^_^;)

 

本日の走行はブロスのメーターで230Kmほど。

しっかりと楽しんでおかないとすぐに寒くなってしまいますからね。

次回は10月6日(第1日曜日)の開催です

お間違えの無いように (^_^;)

 

 

 

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