皆様、Merry Christmas!です。👏🎊
今年も残すところ1週間になりました。
オミクロン株が怪しげな動向ですが、予防対策万全で乗り切りましょう。😃
クリスマスに因んで???、スケビの最新号に載っていた「TERRA CHROME」とクレオスの「ガンダムメッキシルバー」を購入して試してみました。
一部テストの仕方が不十分な所があることはご了承下さい。
先ずは一番期待の「TERRA CHROME」からです。
テストに使ったのは全て100円ショップで売っているポリスチレン製のスプーンで、整形色はアイボリーです。
向かって左半分が下地にMr.カラー2番のグロスブラックを吹きました。
右半分は下地に何も塗っていません。
下半分はクリア無しで、上半分がMr.カラーGX100スーパークリアⅡを上吹きしました。
右下が一番「素」の状態で、乾燥が不十分な状態でマスキングテープを貼ったので少し荒れていますが、メッキ感は抜群です。
下地ブラック有りはあまり良い結果ではありませんが、下地カラー一晩乾燥させるか、専用の下地カラーを使えば結果は良くなるかも知れません。
クリアに対してはやはり少し曇ってしまいますが、丹念に砂吹きをするか、水性クリアを使えば結果は良くなるかも知れません。
右下の「素」の部分をティッシュで擦ると剥げました。
右上のクリアを吹いた部分をティッシュで擦るとメッキ感が復活してかなり良い感じになりました。
今回のテスト結果から判った使い方は、以下のような感じでしょうか。
・下地塗装なしで直に吹くと驚くようなメッキ感がある。
・十分に乾燥させた上で、ラッカークリアを砂吹き含めて優しく吹く(一気にドバ吹きしない)
・クリアが完全に乾燥したらウエスなどで軽く磨く。
まだまだ色々試してみる価値がありそうです。
参考として他のメッキ系塗料のサンプルをアップしておきます。
全て向かって右半分が下地グロスブラック有りで、左半分が下地なしの直吹きです。
ラッカークリアを上吹きすると若干曇るのは全部共通です。
ガイアノーツのプレミアムミラークロームです。
下地のグロスブラックの有無でかなり仕上がりが変わりますが、好みの問題だと思います。
完全乾燥すれば多少触っても平気です。
クレオスのメッキシルバーネクストです。
下地のグロスブラックは無い方が良いと思います。
塗膜の強さはガイアノーツと同等です。
アルクラッド107番クロームです。
下地のグロスブラックが有った方が断然仕上がりが良いです。
塗膜はかなり強いです。
次はクレオスの「ガンダムメッキシルバー」
向かって左半分はMr.カラーGX100スーパークリアⅡを上吹きしました。
完全に曇ってしまって只のシルバーになりました。
向かって右半分の下半分は塗ったままです。
結構メッキ感がありますが、指で擦ると曇ります。
もっと擦ると剥げます。
上半分はマスキングテープを貼って剥がした状態です。
メッキ感は無くなっています。
結論としては、プラに塗るだけでかなりのメッキ感は得られますが、触るのは駄目ですし、クリアも吹けません。
使い方としては絶対に触らない所に使う、例えばメッキパーツのゲート処理やバリ取りをした跡のリカバーや、完成後は触れなくなるような所などです。
使い道はあります。
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貴重な実験をありがとうございます。
でも、ちょっと使い道が狭いのが残念ですね。
それより、下地が平滑ならばグロス黒を吹くよりも直の方が明るい発色のせいか良く見えますね。黒を吹かなくて良いのは楽です。カメラが反射光の影響で露出を暗めにしているのを差し引いても、黒は要らないですかね。
下地の黒の有無によって、こんなに違うんだとビックリしました。
一度手を出したら沼にはまりそうで怖いのが最大の理由かも知れません。
お寒うございます、と言いながら今年初の雪掻きで、汗を拭いながらのコメですが(^^;
大変貴重な実験結果の公表、ありがとうございました<(_ _)>
うわさを耳にして購入してはいるのですが、クリアがダメと云うのは困りましたね。
指で擦ると曇る・剥げるのは、Mr.メタルカラーのアルミもそうでしたが、
とにかくメッキと名乗っているものが、曇ってしまっては意味がありません。
ちょっと使い道に困ってしまいますね。
コメントありがとうございます。
私のテスト結果の補足、修正も含めてまとめてリコメさせて頂きます。
まず、このようなメッキ塗料を車体や機体全体に塗ることは希だと思います。
実際には飛行機のスピナーなどの機体の一部、車やバイクのバンパーやフェンダーなどのメッキ部分に限定されると思いますので、そういう視点で使い道を考えれば良いと思います。
次に今回の実験は私の不手際で下地のグロスブラックやメッキ塗料自体の乾燥が不十分なまま進めた部分があるので、その点をお詫びいたします。
このブログをアップした後の経過も含めて補足いたします。
「TERRA CHROME」についてはメッキ塗料として十分に使えますし、これまで発売された中では最良ではないかと思います。
メーカーHPにも書かれていますが、メッキ塗料自体を十分に乾燥させた後、必ずクリアコートすることがコツだと思います。
勿論、下地を徹底的に平滑にしておくことは全てに共通です。
(プレミアムミラークローム、メッキシルバーネクスト、アルクラッドについては本文中に追記しました。)
ラッカー系のクリアを使う場合は一度にドバ吹きせず、何度かに分けて吹き、十分(少なくとも一晩)に乾燥させた後、ウェスやコンパウンド(仕上げ目)等で優しく磨くことだと思います。
そうすれば素晴らしいメッキ感が出ると同時に塗膜も保護されて触ってもマスキングテープを貼っても大丈夫になります。
クリアが駄目と言うことはありません。(訂正)
直吹きした後、指でベタベタ触ったり擦ったりするのはNGです。
下地のグロスブラックの有無は「好み」の問題が大きいと思いますが「メッキ感」重視なら要らないと思います。
グロスブラック下地の有無で塗装面にメリハリを付ける効果は十分にありそうです。
下地にグロスブラックを塗っておくと塗膜が強くなる(剥がれにくくなる)という効果は確認できました。
<想定される使い道>
無塗装銀の新品飛行機や部分使用、プロペラスピナー、車・バイクのメッキ部分でメッキの質が良くない場合
クレオスの「ガンダムメッキシルバー」については使い方が「触らない所」の部分使用に限定されると思います。
例えば完成後には絶対に触らないカーモデルの車内とか。
そういう意味では正にマーカーのようなペン先が太過ぎると感じました。
サインペンのような細いペン先とのマルチになっていれば使い勝手がグンとアップすると思います。
塗った後のメッキ感自体はほぼ満足のいくものです。
そんなに高いものではないのでカーモデルなどを作られる方は1本持っていると重宝するかも知れません。
私もこれが手に入ったので、今後は車やバイクキットのメッキパーツのメッキを全部剥がすのは止めて、これでタッチアップして誤魔化そうと思います。
シルバーの各塗料の実験、とてもためになりました。
下地に黒を吹いた方が良いと勝手に思っていました。
奥行きが出るのと、輝きが増すのとは状態が違うのですね。
自分は、シルバーはクレオスのC-8、仕上げのドライブラシではタミヤペイントマーカーX-11をよく使います。
AFVではシルバーの全塗装はないので、カーモデルや飛行機の塗装に今回のクラキンさんのレポートはとても参考になりそうですね。
今回ご紹介した5種類の中で「質」だけで評価すればテラクロームが一番ですが、お値段や入手し易さなどの総合評価ではクレオスメッキシルバーがイチオシのような気がします。(あくまで個人的感想)
エアブラシを使うときの癖(空気圧や吹き方)によっても結果が変わってくると思いますので、最終的には個々人で色々試されるのが良いです。
あくまでもご参考として・・・