3連休中日の10月8日、今年で第4回目となるバイクと車の情景作品専門の展示会「Life on Wheels」を観てきました。
ポスターに記載されたとおり、14人の出品者はいずれも各種模型誌で作例を執筆されたり、単独で本を出版されたりしている有名プロモデラーさん達ばかりです。
場所は早稲田大学に隣接する早稲田スコットホール内のギャラリーです。
礼拝堂を中心とした非常に風格と趣のある建物です。
ギャラリーの入り口です。
前室22㎡と主室42㎡の合計64㎡のコンパクトなギャラリーですが、カーペット敷きの床に煉瓦作りの壁と白い天井というシックな内装で外観と共にこの展示会の会場として正にピッタリです。
14人のモデラーさんが入魂の作品をお一人1~2点の出品なので、非常にゆったりしていて観易いです。
早稲田スコットホールギャラリー HOME (hoshien.or.jp)
それでは出品作品をご紹介します。
各作品の詳細な説明はこちらをご覧下さい。
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尚、写真の撮り忘れなどでご紹介できない作品もありますことをお許し下さい。
ZIPP齋藤氏の「Here comes the weekend! Go to Brighton 2064」と題した、架空スクーターを中心にしたModsジオラマです。
スクーター、フィギュア、建物の細部まで本当に驚きの作品です。
氏が1年以上の時間を掛けて製作された渾身の作です。
奥川泰弘氏の作品。
日本の蔵とアメリカンホットロッドという意外な組合わせが良いです。
横に日本酒の徳利と御猪口が置いてあるのも洒落てます。
ピロセピロシ氏の「15番荷捌き場の風景」と題した作品です。
ほぼフルスクラッチだそうです。😲
ヤマモン氏の「Place in This World」と題した作品。
ローデン1/35のグレイハウンドバスの内部までしっかりと作り込まれていますし、電飾の光加減も絶妙な凄く雰囲気のある作品です。
松本洲平氏の「途中経過報告 情景のためのプロセス」と題した、1/32と1/35のジャガー2台の作品です。
ビートルズとローリングストーンズのシングルレコードに上に乗っています。
この後がありそうです。
写真がピンボケになってしまって大変申し訳ありません。🙇♂️
伊藤康治氏の「Buggy Boogie Woogie」と題した作品。
レベル1/24のブロンコハーフキャブとデューンバギーとトレーラーとタミヤのフィギュアを組み合わせた作品ですが、手作りの椰子の木が素晴らしいです。
中村たけやす氏の「修理・・・直せるのか??」と題した作品。
グンゼのメッサーシュミットを中心にした修理工房の情景です。
工具箱や破れたソファー、猫などの小物も素晴らしいです。
これも写真がピンボケですみません。🙇♂️
塚本康仁 a.k.a プラモ極道氏の「Le pur sang」と題したブガッティ2台の作品。
藤田祐樹氏の「3776」と題した作品。
1963年8月4日に日本で初めてスーパーカブで富士山登頂を成し遂げた鍋田進という方の偉業をテーマにした作品ですが、このカブは全長わずか数センチしかありません。😲
JJ氏の「Coffee Break」と題する作品。
SR600が置いてあるダイニングでコーヒーを飲みながら寛ぐシーンを描いた作品です。
本物のコーヒー豆が使われています。
清水圭氏の「PERCH」と題する作品。
「路面のショップと乗り物」というテーマで、冬のロンドン郊外で凍えたライダーが見つけた都会の止まり木というシチュエーションを描いた作品です。
バイクやフィギュアは1/35です。
コンパクトな会場は大勢のお客で賑わっており、静かな熱気を感じることができました。
車とバイクを題材にした情景というテーマでこれだけバラエティに富んだ作品が並ぶというのは、やはり一流の作者の豊かな発想と技術の成せる技であると痛感致しました。
スコットホールの落ち着いた雰囲気にマッチした、大人の展示会でした。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
何と瀟洒な建物でしょう!
ここヨーロッパですか!?
そして中の趣の有る会場に展示されている、これまたぶっ飛びのチョー作品群、
これがまさに眼福というヤツでしょうか、素晴らしい時間をお過ごしになったのですね~うらやましい~ッ(^^)
ワタシはこのジオラマセットと云うのが絶望的に苦手で、気の利いたコメなど出来ません。
ただ口を開けて写真を眺めさせて頂いています( ̄▽ ̄;)。
仰る通り、日本とは思えない佇まいの中での正しく眼福でした。
高い技術に裏付けられた豊かな感性(発想力、アイデア、センス)があってこその作品ばかりで、私ごときがとても到達できない世界です。
車やバイクが主役というよりも周りの情景や人が主役のような作品も沢山あってもの凄く勉強になりました。
楽しんで頂けて光栄です。
作品の素晴らしさ よい作品展だったことでしょう
ジオラマにする時のアイデアとそれをかたちに
された技量凄いと思います。
会場と作品がピッタリとマッチした大人の空間で素晴らしい一時を過ごせました。
仰る通り、アイデアや発想があってもそれを形にする技量がなければこういう表現はできないと思いました。
ストーンズの曲名が何なのか気になります(そこかい!)。
どの作品も拘りというか、思い入れが滲み出ています。
バスは写真ではお伝えしきれませんが、本当にムードタップリですよ。
ストーンズのシングル盤は「SWAY」です。
https://www.youtube.com/watch?v=ryWIbjsnndo