紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

御坊市が子育て支援「にっこりあサロン」4月開設、週1回妊産婦が集う場に 〈2018年3月25日〉

2018年03月26日 08時30分00秒 | 記事

妊産婦が気軽に集えるサロン開設へ


 御坊市は、平成30年度新規事業として4月から産前・産後サポート事業を始める。これまで妊娠中や生後6カ月までの母親が定期的に集える場所がなかったため、昨年6月に開設した子育て世代包括支援センター「にっこりあ」の姉妹事業として市福祉センターで毎週水曜日に集団参加型の妊産婦サロン「にっこりあサロン」を開設し、専門スタッフの相談やミニ講座を行いながら仲間づくり、情報交換、交流の場に活用する。

「にっこりあ」は妊娠期から子育て期までの総合的な支援態勢を整えたワンストップ拠点として市役所に開設。助産師や保健師の専門職が各種相談、産前・産後のサポートやケアなどきめ細やかな支援を行い、月平均100件以上の相談があるなど好評を得ている。特に助産師2人を配置することで出産前や産後直ぐの母親すべてを対象に電話したり、訪問して悩みを聞くなど、これまで手薄だった産前・産後のサポートが手厚くなった。
 相談の中で「身近に悩みごとなど相談できる人がいない」「生後6カ月までに子どもと出かける場所がない」との声が多く寄せられた。妊婦や生後6カ月までの産婦が気軽に集まれる場として「プレママ&フレッシュママサロン」を開いていたが、2カ月に1回だったため、新たに産前・産後サポート事業として4月4日から毎週水曜日午後1時30分から3時30分まで市福祉センター2階で「にっこりあサロン」を開設(5月2日、8月15日、12月26日、1月2日は除く)する。
「みんなでつながろう、みんなで支え合おう」をスローガンに助産師ら専門スタッフが個別相談に乗ったり、参加した妊産婦がおしゃべりしたり、子育ての不安や悩みを出し合いながら楽しく過ごしてもらう。月1回ミニ講座も開催。助産師や保健師、ヨガインストラクターが講師となり、4月18日と7月25日はベビーマッサージ、5月30日と8月29日は骨盤ケア&マタニティーヨガ、6月27日と9月26日はママと赤ちゃんが楽しむ歌を予定している。
 健康福祉課は「妊婦さん、産婦さんが気軽に集える場所がほしいというニーズが非常に多く、子育て支援をさらに充実させるため『にっこりあサロン』を開設することにした。予約不要なので、自由にお越しいただき、ママ友づくり、仲間づくり、情報交換の場として活用してください」と話している。問い合わせは「にっこりあ」(専用電話23・2525)へ。


その他の主なニュース

 阪本琢磨さん(御坊市)ドローンで日高地方各地撮影

 御坊警察署長に大野矢雄氏着任

 大阪天満宮書き初め大会で小宮華ノ香さん(日高附属中)大阪府知事賞

 30年度御坊市民教養講座 講師に清水健、林真理子、杉村太蔵さんら6人


この記事についてブログを書く
« 由良町の衣奈ワカメ水揚げ量... | トップ | 御坊市新庁舎現在地建て替え... »
最新の画像もっと見る