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印南町の稲原駅舎を地域住民の拠点施設に改修 〈2024年5月15日〉

2024年05月15日 08時30分00秒 | 記事


改修工事を行う稲原駅舎(上)と完成イメージ図



 印南町はJR稲原駅の駅舎改修を行う。町内にあるJR駅は機械室など一部を除きJRから駅舎の無償提供を受けており、印南駅、切目駅の駅舎はすでに改修済みで地域住民の交流拠点などとして活用されている。稲原駅舎の改修事業は昨年度で設計を終え、改修工事に向け、このほど入札を行い、(有)杉本組=同町西ノ地、杉本憲昭代表=が2368万800円で落札、年内の完成をめざし近く工事に取り掛かる。

 町内にJRの駅が3つあり、地域住民や若者、移住定住希望者の交流拠点などに活用しようと印南駅は平成29年度、切目駅は令和元年度で改修。印南駅では改修後、ミニコンサートの開催や待合室に町のシンボル「かえる」のオブジェやピアノが置かれ、情報バラエティー番組「ナニコレ珍百景」で「音楽とピアノが楽しめる和歌山の小さな駅」として紹介された。
 両駅に続いて稲原駅の駅舎も地域住民の交流拠点としての活用をめざし昨年度から稲原駅リノベーション事業として着手。昨年度は設計を行い、今年度で改修工事に取り組む。工事は屋根の葺き替えをはじめ、外壁や内壁、内装を改修するほか、展示スペースや住民が集える休憩スペースとしてインナーテラスを設ける。
 設計・管理は大谷建築設計事務所=御坊市薗、大谷貴穂代表=が請け負っている。


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