紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

夏休み入り日高町の産湯海水浴場にぎわう 〈2024年7月23日〉

2024年07月23日 08時30分00秒 | 記事


浜辺には多くのテントが並んだ(21日)


 気象庁は21日、近畿と中国地方で平年より2日遅く梅雨明けしたとみられると発表。夏休みに入って初の土日を迎えた日高町の産湯海水浴場では、多くの家族連れらが訪れてにぎわった。オープン序盤の天候不順から、来場客は伸び悩んでいたが、気温が高くなり、ここに来て、一気に海水浴シーズン到来。今後、7月下旬、8月上旬と、さらに来場者も増えそうだ。

 今年は9日の平日にオープン、例年好評の宝探し大会は土曜日の13日に催したが、オープン当初のためや天候不順で数字は伸び悩び、例年多い海の日15日も入りは少なかった。30度を超える真夏日が増え始めると、19日の小中学校終業式後の20日は120台、21日は240台と土日の例年近くの入りになった。
 同浴場は、駐車場に並ぶヤシの木で南国ムードを高めており、町建設業組合が設置した浜辺の「よしず」で涼んだりする姿も。浜辺には多くのテントが並び、子どもたちは浮き輪に乗って泳いだり、タモを持って海の生き物を探したり、浜辺で砂遊びするなど満喫していた。
 産湯は中紀でも随一の規模の海水浴場。白良浜に比べれば大きくはないが、遠浅で約1キロにもわたって続く、きれいな白砂の浜は関西でも屈指の美しい海と言われる。海の家や駐車場を運営する町地域振興(株)では「天候不順はあったが、まずまず順調に来ている。今後の天候が良いことを願うばかり。皆さんに産湯の美しい海を楽しんでもらえたら」と話しており、盆時期にピークを迎えると見られる。


 その他の主なニュース

由良町少年議員結団式 2期生10人任命

キイペニンシュラヨットクラブの「親子体験クルージング」

夏の高校野球 日高と紀央館の日高勢が激突、日高が熱戦を制す

御坊市民文化会館友の会が「第39回夏のまつり」を開催