境内を竹キャンドルで幻想的に演出
一般社団法人御坊青年会議所(花光健太理事長)は7日に小竹八幡神社で第48回七夕まつりを開いた。今年は初めて、境内に竹キャンドルで光らせた天の川が登場、七夕ムードを高めたほか、来場者が夢と希望の願いを書いた短冊を取り付けた笹を飾り、恒例の笹祓い式で天に届けた。ゲームコーナーやスタンプラリーもあり、多彩なイベントに親子連れらで盛況だった。
星を表現しようと、竹キャンドルを境内に並べて天の川をつくり、午後5時40分に点灯。コラボ事業で日高川町のイベント「寒川ワンダフルナイト」の竹キャンドルを使い、星座・はくちょう座に見立てて設置。幻想的な演出をスマホで撮影する来場者が多く、小型の竹キャンドルを作る竹あかりワークショップを楽しむ姿も見られた。
午前9時から午後7時30分まで受け付け、多くの笹飾りが境内に。御坊市の姉弟は「戦隊ヒーローのように強くなりたい」「料理を作れるようになりたい」、美浜町の3姉妹は「ピザ屋さんになりたい」「好きなキャラクターいっぱいの部屋にしたい」「身長伸びてジェットコースター乗りたい」と短冊に願いを込めた。野球選手、サッカー選手、看護師などなりたい職種が書き込まれていたり、家族の健康を願うものが多かった。
各市町ブースがあったほか、起震車体験、警察・消防・自衛隊・建設組合によるはたらく車展示で子どもが試乗したり、記念撮影。ボウリングや輪投げなどの子ども向けゲームコーナーやプレゼントするバルーンアートも。「茅の輪くぐろう」や「はたらく車に乗ろう」などを巡って全5種類のスタンプで景品がもらえるラリーに挑戦したり、1市5町のご当地のゆるキャラが大集合し、会場を巡って盛り上げた。
境内で読み聞かせオヤジの会の絵本の読み聞かせ、御坊少年少女合唱団の発表のイベント後、集められた笹飾り前で小竹伸和宮司による笹祓い式を行い、花火で彩り、締めくくった。
その他の主なニュース
● 大相撲で活躍の木村守さん(御坊市出身、元木村山の岩友親方)死去
● 中尾俊二さん(日高川町)作出の「北吉田白蓮」蓮公園に展示
● 侍ジャパン大学 西川史礁選手が欧州国際大会で初打席本塁打でMVP
● 楽天の中島大輔外野手がプロ初スタメンでフル出場し2安打、初盗塁