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御坊市「Sioトープ」のハートマークコイの愛称「こひめちゃん」に 〈2024年5月2日〉

2024年05月02日 08時30分00秒 | 記事


こいみくじをPRする「みーやちゃん」

「こひめちゃん」に決まったハートマークのコイ


 御坊市と市観光協会が200匹の色とりどりのニシキゴイが泳ぎ、人気を集めている日高港塩屋緑地「Sioトープ」のイメージキャラクターにしようと、公募した赤色ハートマークのある珍しいコイの愛称が「こひめちゃん」に決まった。「こひめちゃん」や「みーやちゃん」のオリジナルマグネットが入った「こいみくじ」も1日から始め「鯉(恋)とハスの聖地」として売り出していく。

 親水池には令和3年6月から協会員や市職員らが自費で購入したり、市内外の有志から提供された鯉200匹が泳ぎ回り、休日は家族連れらが訪れる人気スポットとなっており「鯉(恋)とハスの聖地」として売り出すため、赤色ハートマークがあるニシキゴイ(丹頂紅白、体長約50センチ)をイメージキャラクターにし、かわいいイラストをつくり、愛称を公募した。
 北は岩手県、南は沖縄県と全国から207件の応募があり、審査で藤原晋作さん(45)=湯川町財部=が名付けた「こひめちゃん」に決まった。名付けた理由は「恋も鯉も古語で『こひ』。それと『みやこひめ』から『こひめちゃん』に。『みーやちゃん』と一緒に御坊をPRするのに最高の名前だと思います」。採用の知らせに「大変光栄です。みなさんにかわいがってもらえれば名付け親としてうれしいです」と話した。藤原さんには特産品(5000円相当)をプレゼントする。
 今月末まで開催中の「鯉まつり」にあわせ、1日から新たに「ガチャガチャ」を使った「こいみくじ」を始めた。「鯉」「恋」「来」をコンセプトにピンク色のカプセルにオリジナルマグネット、おみくじを入れ、1回100円で販売。オリジナルマグネットは「こひめちゃん」のイラストがは入った1種類と「みーやちゃん」のスポーツバージヨンなど11種類のあわせて12種類ある。
 おみくじには恋愛指数や恋のメッセージのほか「あなたのラッキーゴイ」の写真を入れ、池の中からラッキーゴイを見つければ運気が上がるとか。市内を周遊してもらう仕掛けとして、おみくじの裏にラッキースポット(市内の飲食店や観光施設)の写真も入れている。コイのエサが入った「ガチャガチャ」とあわせて利用を呼びかけている。
 鯉まつりでは親水池の3カ所にこいのぼりを上げ、夜間はイルミネーションでライトアップ。5日は市制施行70周年記念事業「シオトープまつり」を行い、午前10時からと午後1時から「みーやちゃん」が小学生以下の子どもにお菓子を配るほか、スターチスの「フォトスポット」を設置して写真撮影してもらう。


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