東春日会が三浦市長に再選出馬要請
来年5月19日告示、26日投開票の御坊市長選(任期満了6月10日)に向け、東春日会(二階俊樹会長)が19日、市内各種団体のトップを切って現職の三浦源吾市長(64)=当選1回、島=に再選出馬を要請。三浦市長は「後援会の皆さんと相談し、じっくり考えたい」と述べるにとどめたが、再選出馬は確実視されており、来年3月議会で正式表明する見通し。
東春日会は三浦市長の地元町内会。二階会長ら役員・評議員代表が訪れ、三浦市長に「18日に役員・評議員会を開き、御坊市躍進のため、市長2期目の活躍を期待し、三浦源吾氏に出馬要請することを決定しました」との要請書を渡した。
三浦市長は、日ごろから親しく近所付き合いしている地元からの要請に「本当にありがたく、こんなうれしいことはない。感激しています」と感謝しつつも、市長選については「まずは残された任期を全力で務め、第5次総合計画をひとつでも実現できるよう頑張りたい」と明言を避けた。
その上で1期目を振り返り「目の前の新庁舎建設事業、新型コロナ等への対応に職員と一緒に頑張ってきたつもりだが、コロナ禍で市民の皆さんとお目にかかる機会が待てず、どのような評価をしていただいているのか正直不安を感じている」と述べ、今後については「後援会の皆さんと相談し、じっくり考えたい」と述べるにとどめた。
三浦市長は、元県職で日高振興局長等を歴任。保守分裂選挙となった平成28年市長選で7選を果たした柏木征夫・前市長の引退を受けた令和2年市長選で「オール御坊」「保守一本化」を象徴する候補者として立候補し、無投票で初当選を飾った。今のところ対抗馬の動きはなく無風状態。再選出馬となれば2期連続無投票が視野に入る。
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