紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

スポーツ少年団交流大会県大会で「日高VBC」2年連続優勝 〈2023年12月12日〉

2023年12月12日 08時30分00秒 | 記事


優勝で笑顔のメンバー


 小学生バレーボールの第21回全国スポーツ少年団交流大会(女子の部)県代表決定大会は3、9日、海南市の拝待体育館、下津小学校などで開き、日高VBCが2年連続で優勝し、来年3月28日から宮城県で開幕する全国大会への切符をつかんだ。サーブで攻め、拾ってつなぎ、3枚のアタッカーで決める速いコンビバレーが冴え、日高らしさで全試合ストレート勝ちを収め制覇した。

 大会は地方予選を勝ち抜いた24チームが出場してトーナメントで競技。日高は初戦2回戦の田中を2(21―13、21―10)0、準々決勝の耐久を2(21―8、21―6)0で圧倒。準決勝の串本には第2セットを迫られるが2(21―7、21―17)0で勝利し、1セットも落とさない強さを見せた。
 決勝は今夏の全国大会に出場した南部を破り勝ち上がってきた貴志南と対戦。攻めのサーブで崩しながら、相手エースを主将・初井、栗山のレシーバー陣が拾って封じ、セッター西岡が、ライト石神、レフト小藪のアタックに加え、センターの阪本の速攻を合わせたコンビバレーを展開。第1セットを21―12、第2セットを21―10と引き離して頂点に立った。
 シーズン終盤にアタッカー陣のケガが相次いだ中で迎えた今大会。崎山忠士監督は「目標に向け、1年間、努力を重ね、控えの6年生が補いながら、戦えた。体調面を万全に挑めたことも大きく、日高らしいバレーができた。全国では昨年のベスト16を上回り、ブロック優勝を目指したい」と話した。全国大会は来春3月28日から31日まで宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナなどで開く。
 このほか、日高地方勢では、日高中津が1回戦の箕島、2回戦の広瀬を2―0で破ったが、串本に1―2で敗れてベスト8。南部は初戦の2回戦で貴志南に1―2で惜敗した。
 日高VBCメンバーは次の皆さん。
 監督=崎山忠士▼コーチ=山本美紀▼マネージャー=阪本夕子▼選手=初井優亜、西岡咲歩、石神咲歩、小藪那智、阪本真央、北山結菜、栗山璃子、猪原羽友莉、芝乃愛(以上6年)岡優芽、古座紅花(以上5年)山本天彩、木村望愛、福田紅梅(以上4年)酒井弥音(3年)。


 その他の主なニュース

キックボクシング・入田和樹選手(日高川町)ホーストカップで勝利

日高高校同窓会第2回全員総会」開催、同窓生150人が親交深める

梅の里女子野球大会で日高ドリームガールズが準優勝

美浜町農業まつり開催、展示・即売やイベントでにぎわう