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28日、日高川町で青山学院の中島大輔選手、西川史礁選手を招き野球教室 〈2023年12月15日〉

2023年12月15日 08時30分00秒 | 記事


町が生んだ大学侍Jの2選手が地元の球児を指導


 日高川町体育協会は28日、午前9時から南山スポーツ公園野球場で、今年春の大学野球選手権を制して日本一になった青山学院の主将で、楽天入団の中島大輔選手(4年)=早蘇中出身、龍谷大平安出身=と、不動の4番打者、西川史礁選手(3年)=丹生中、龍谷大平安出身=を招いた野球教室「トップアスリートから学ぼう」を開催。町内小中学生が参加する。

 中島、西川選手は、青学大の主力選手として今年大ブレーク。中島選手は、春季Lで打率・333のリーグ4位を残すと、5盗塁でリーグ1位。守っては俊足を生かした守備範囲の広さを見せつけて失策ゼロで文句なしの2年連続で外野手ベストナインに。秋季Lでもベストナイン(3季連続)と、春季MVPの西川選手に続いて2人で春秋のMVPを独占。明治神宮大会は準優勝に終わったが、ドラフト会議で楽天6位指名を受けて入団が決まった。
 西川選手は、4番・左翼手で秋春リーグで不動の4番打者として活躍。春季Lは終盤まで打撃部門のほとんどでトップに立ち、三冠王の快挙は逃したが、打率・364、打点10、3本塁打、安打数16、塁打数27でいずれも2位の成績を残して満票で堂々のMVPを獲得。中島選手とともに大学侍ジャパンに選ばれ、日本の4番打者として日米野球でも優勝を成し遂げた。
 同体育協会では、地元の少年少女に一流選手などから指導を受けられる機会を与えたいと、2008年の野球教室を皮切りにバレー、陸上、卓球などの教室を毎年開催しており、昨年は日本一のオリックス3選手が指導。
 参加は、日高川町内の小中学生に限る。問い合わせは町教育委員会内体育協会事務局(電話22・8816)へ。


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