4年ぶりに四つ太鼓が練り歩く(紀小竹組)
御旅所で保存会員が戯瓢踊奉納
管内最大規模の秋祭り、御坊祭(小竹八幡神社秋季祭礼)は5日、4年ぶりに余興が復活し、盛大に行われた。各組の宮入りでは、奴踊りや獅子舞を奉納、威勢良く屋台や四つ太鼓を練り回し、夜遅くまで見物人を楽しませた。
神殿式のあと、各組が美浜町浜ノ瀬の御旅所まで渡御。のぼりや傘ぼこを持って、各組が並んで歩き、道中を彩った。各組ののぼり、屋台などが続々と御旅所に到着すると、巫女の舞、戯瓢踊り。御旅所前の煙樹ヶ浜では、四つ太鼓を新調した中組、紀小竹組、御坊町、名屋組、上組の潮かけも行われた。
午後は、お宮で下組がすずめ踊り、上組が子ども奴踊りを奉納。このあと午後3時から中組がトップで宮入りを飾ると、浜之瀨組、下組、紀小竹組、御坊町、名屋組、東薗組、春日組、上組ののぼり、屋台、四つ太鼓が順番に宮入りした。
のぼりは、5反、3反と力強く差し、勇ましい姿を見物人に披露。屋台も宮入りし、境内で奴踊りや獅子舞を奉納。芝では、四つ太鼓が「サイテクリョウ」「ホーエンヤ ホーランエ ヨイヤサノサ」と大いに盛り上がりで、屋台と四つ太鼓が激しく競り合い、威勢の良い声は夜遅くまで聞かれた。
その他の主なニュース
● 中島医院(御坊市)院長の中島彰一医師(紀央館学校医)に文部科学大臣表彰
● 「印南漁民顕彰の日」に合わせ、印南浜公園の顕彰碑前で献花式
● 極早生ミカン「ゆら早生」の選果がJAゆら柑橘選果場で始まる
● 由良町中央公民館で日高地方PTA連合会の令和5年度研究大会