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御坊ボーイズ所属の村上蒼佑(切目中)、石家幸宗(湯浅中)両選手が世界の舞台へ 〈2023年8月9日〉

2023年08月09日 08時30分00秒 | 記事


大会に向け力を込める村上選手(右)、石家選手


 中学硬式野球の和歌山御坊ボーイズ/ジュニアタイガースに所属する村上蒼佑選手(14)=切目中3年=が元メジャーリーガーの野茂英雄氏が総監督として米国に遠征する「JUNIOR ALL JAPAN」、同じ所属の石家幸宗選手=湯浅中3年=が日本少年野球連盟主催の世界少年野球大会に出場する西日本選抜のメンバーに、それぞれ招集された。

 村上選手は小学1年から印南ファイターズ少年野球クラブで野球を始め、中学校から御坊ボーイズ入り。身長165センチ、体重56キロの右投げ右打ち。副主将を務め、失策が少ない堅実な守備が売りで、3番に入り、打撃も1球で仕留められる勝負強さが光る。
 今回の「JUNIOR ALL JAPAN」は、野茂氏が総監督のNOMOJAPANと称され、全国の中学生15人を選出。すでに結成式や合同練習を行っており、村上選手は守備を買われて二塁手での出場となりそう。8月21日から米国ロサンゼルス入りし、22日にMLBのサンディエゴ・パドレス対マイアミ・マーリンズの試合を観戦、23~26日に米国のチームと試合を行ったり、招待ディナーなどもある。
 普段、御坊ボーイズでは遊撃手だが、内野守備の安定感には定評のある村上選手は「レギュラーを取れるように頑張り、思いっきりプレーし、少しでも勝てるようにしたい」と意気込んでいる。
 石家選手は小学2年から湯浅少年野球クラブで野球を始め、中学校から御坊ボーイズに所属。身長168センチ、55キロ、右投げ左打ち。チームでは二塁手を務め守備に自信があり、長打を打てる先頭打者で走攻守がそろう主将としてチームを引っぱる。
 世界大会は10~13日に豊橋市民球場などで開き、日本から西日本、中日本、東日本の3選抜チームが出場し、米国やメキシコ、韓国、中国など12チームが参加する。石家選手は西日本選抜20人のうちの1人。「持ち味を出して全力でプレーし、世界一をとりたい」と抱負を述べた。
 御坊ボーイズの山崎幸二会長は「守備が売りの2人で、どれだけ打てるかが鍵。いい経験を積んでほしい」とエールを送った。


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