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日高広域観光協議会 管内周遊で地域応援 モバイルさんぽ 「七つの扉解除して景品当てよう」 〈2020年7月12日〉

2020年07月12日 08時30分00秒 | 記事


観光総合サイトにアクセスして応募を


 日高広域観光振興協議会(会長・金崎昭仁日高町観光協会長)は、新型コロナウイルスの影響を受けた地域経済や観光を応援し、元気づけようと、8月から管内7市町の観光施設や飲食店、土産店などを周遊し、地元特産品、ペア宿泊券が当たる抽選に参加する「モバイルさんぽ」を始める。施設・店舗は100カ所を目標に準備しており、事務局の日高振興局企画産業課は「管内を周遊し、豪華景品を当てて下さい」と多くの参加を呼びかけている。

 協議会は昨年9月に観光総合サイト(ホームページ)「紀中を巡る~Hidaka History」を開設し、滞在費用別に分けた観光モデルコースをはじめ食事処、観光スポット、特産品、宿泊施設、各種体験など日高地方の魅力が詰まった各種情報を発信しているが、まだ認知度が低いため、より多くの人にサイトを知ってもらい、新型コロナで影響を受けた地域を元気づけようと、新規事業で「モバイルさんぽ」を実施する。
 協議会のサイト内に泉、宝、古(いにしえ)森、海、饗(きょう)川の「七つの扉」を用意。日高地方の観光施設や飲食店、土産店などにQRコードを記載した三角柱を置き、スマホでコードを読み取り、協議会のサイトにアクセスし、パスワードを入力して対象の扉を解除。申し込みフォームに必要事項を明記し、申し込むと、景品が当たる抽選に参加できる。
 扉は対象の施設・店1カ所訪れれば解除できる。七つの扉ごとに景品を用意しており、扉ごとに応募できる。景品は泉が紀州南高梅(MARUNI)宝が雲水釣鐘まんじゅう(雲水)古が釣鐘まんじゅう(あんちん)森が紀州五代梅の心(東農園)海がtomato-ume(JA紀州)饗がかきまでご飯の素(いなみの料理広め隊)川が梅珠手箱(ウメタ)で、それぞれ2人に当たる。また、七つの扉すべて解除すればコンプリート賞として管内のホテルペア宿泊券(5組10人)を用意している。
 施設・店舗は100カ所を目標に準備中。周遊してもらう仕掛けとして御坊市の野口オートキャンプ場や日高川町の道の駅産品中津なら川の扉、由良町の白崎海洋公園や御坊市のEEパークなら海の扉、日高川町の道成寺や美浜町のカナダミュージアムなら古の扉、日高川町のかわべ天文公園や御坊市の御坊総合運動公園なら森の扉といったように扉のテーマにあうように施設・店(一覧はサイトに記載)を分けている。
 扉ごとの抽選参加は8月中旬~10月末、11月~12月末、来年1月~2月末の3回あり、それぞれの期間中に施設・店を回れば応募できる。コンプリート賞の応募期間は8月中旬~来年2月末。振興局企画産業課は期間中、4200人の応募を目標にしている。「日高地方を周遊し、地元にお金を落としていただければ。多くの皆さんのご参加をお待ちしています」と呼びかけている。


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