Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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車高を決めます

2022-03-26 21:34:03 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は朝から雨が降っていました・・・風も強いしまるで春の嵐といった感じでしたね。
それでもお昼頃には雨も止んで風は強いですが南風が吹いているようで比較的暖かいですね。

そんな土曜日の少しゆったりした朝だったのですが・・・新聞を読んでいて気がつきました。
また一人、3月21日に大事な知り合いが亡くなりました。
とても残念な事なのですが松江市のホビーショップウエストの堀江さんがお悔やみ欄に出ておりました。
少し前ですが私が初めて静岡ホビーショーに行ったのも堀江さんが業者招待日に登録してくださって一緒にいきました。

もう私がこの仕事を始めてから19年になりますから20年近く前のことかな〜。
兼ねてから病気療養中でした。
昨年の11月か12月ごろには病院から電話をしてくださったり少し声は掠れていましたがそれでも元気な様子に聞こえました。
「少し痛くなったから病院に自分で入ったよ」とおっしゃったのが声を聞いた最後だったかな・・・。
そうそう、それと奥さんが店番をしていらっしゃるのですが大変そうだから週休二日にしたともおっしゃっていましたね。
「本当なら火曜水曜をお休みにしたいところだけど渡部さんが買い物に来れなくなるから、うちは水曜日と木曜日にしたよ」ってお話もしましたね。

出勤して早速、お悔やみに伺いました
21日に亡くなられていて今日はもう26日ですから葬儀も終わっているかもしれませんのでとりあえず先にお店の方に伺いました。
シャッターは閉ざされていましたが張り紙には今日の午後2時から開店とあります。

でも私は厨房係がありますので午後から出かけることが難しそうなのでご自宅に伺うことにしました。古い記憶(松江市で仕事をしていたのは30年くらい前かな〜)を辿って伺いますと間違えてお隣のお宅に・・・などと言う失敗もありましたが、ちょうどご自宅から出て来られた奥様にお会いしましてお悔やみを言っておきました。
どうも生花を持っていらっしゃったところを見ますとお墓参りに出かけられるような感じでしたのですぐに失礼いたしました。
お店の方は当分自分が開けるとおっしゃっていらっしゃいましたのでお近くの方はまた立ち寄ってあげてください。

お悔やみから戻ればもう11時を過ぎていまして厨房係はギリギリセーフでした。
すでに駐車場には車が2台停まっていましたのでドキドキしながら車をガレージに入れまして厨房に・・・その後はお決まりのコースです。

さて午後からは本業を開始します。
今日はスカイラインですね。

今日からは組み立ての準備を始めましょう・・・
本当はまだダッシュボードの加工があるのですが、全体をバランスよく調整する方が大事なので・・・こちらを優先したいと思っています。

元になったイグニッションモデルの2000GT-Xはかなりのシャコタンになっていましてこの点が大変心配だったのです。
ホイールアーチは少し小さくしていますが・・・そのバランスは如何に・・・と言うことなんですね。

金属製のシャーシはまだ着けてないですが・・・ボディとホイールのバランスはこんなものでしょうか?
目安になるのはこのカタログの写真ですね・・・
ホイールのセンターがドアの下側の筋彫りと同じ高さになっています。

と言うことは・・・
ミニカーで言いますとこれくらいの車高ということになりますね。
実車のフロントタイヤとホイールアーチの間はタイヤのハイトくらい空いています

リアはサーフラインで少しタイヤが隠れるかどうか・・・くらいですかね。
後ろはもう少し低くても良いかもしれませんね。

そういえば・・・トヨタの頃に聞いた話ですが・・・。
カタログを作る会社の人に聞きましたがカタログ用の写真を写すのはなかなか大変だったみたいですね。
カタログの写真が格好良く見えてないと車が売れないと言われてどうにか格好良く写すのですが・・・皆どの車も写真を撮る時には車高が高過ぎて格好が良くないのです。

メーカーが持っていきている発売前の車の写真を写していますから、勝手に改造をして車高を下げるわけにはゆかないのです。
仕方がないのでトランクやフロントの床に土嚢袋を積んだとか・・・

このスカイラインのカタログも苦労していますよね。
車高が高いので車体の下に草(芝生?)を配置してタイヤのハイトが半分くらいになるように見せていますね〜。
これ位だと5〜8cmくらいはダウンして見えるでしょう(笑)

ついでと言っては何ですが・・・
ボディがホワイトなのでクリアーについたゴミが見えにくく目立たなくて良いのですが軽くペーパーをかけて磨いておきましょう。
ペーパーの次はコンパウンドをかけて磨きます。

続いてこの車高で組み立てるには床下のホワイトメタルのシャーシを少し削ってやらないとシャフトが収まらないのです。
シャーシをフライスのバイスに固定しまして溝を掘っています。

続いてホイールを加工します

ホイールですがシャフトが入るセンターの部分ですが接着剤で固まってしまって凹凸のある形状でしたのでホイールからタイヤを外しまして削ってゆきましょう。

続いてホイールはホイールでもステアリングホイールの加工をはじめましょう。
ワゴンに付いていたのは2本スポークの純正品、2000GT-Xには市販の汎用3本スポークのステアリングが付いていますが今回は純正の3本スポークのステアリングホイールを作りたいのです。
このステアリングは少し野暮ったい形状なんですがこれが純正なんでね〜仕方がありません。

まずはグリップの部分を洋白線を丸めたもので作ります。

グリップ部分の裏側の部分ですが指が入るように凹凸が付けられていますので針ヤスリで削っておきます。
普通1/43モデルではここまで再現されていることは少ないのですが・・・まあ雰囲気ですよ。

続いてスポークとグリップの部分を接着します
エポキシ系の接着剤を使うと強度が上がると良いのですが・・・

ここで時間となりました

続きは3日後にね・・・(笑)

 

 

 


ミッションパーツ複製の回り道です

2022-03-25 20:45:02 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は天気が良くて暖かだったですね。
でも朝は結構冷えていまして屋外では厚めの上着が欲しいほどでした、日がさすにつれどんどん気温が急上昇です・・・。
出勤して最初の仕事はCafeの窓掃除です。
水をかけて洗いましてワイパーのようなヘラで水分を切ります。
当方の店舗は壁の半分はガラスじゃないの!?と言うくらい窓が大きくとってありますのでこの黄砂の時期は雨が降りますと黄砂が含まれていますので窓が汚れてしまいます。
掃除が大変なんですよね〜。

そして畑のタマネギに施肥をします。
明日は雨の予報なので今日中に済ませたいですね・・・特にタマネギはね。

他にもラッキョウやニンニクもありますが、こちらは収穫が少し遅いのでもう少し後でも大丈夫でしょう。
今日の午前中でタマネギは全て完了しました。
ニンニクが後1列残るだけになりましたが・・・その時点で予約のランチのお客様がポツポツお越しになられましたので畑仕事を中断して厨房係です。
午後14時までびっしり働いて・・・午後からは本業のスタートです。

今日はゴールデンアローでしたね。

ゴールデンアローのミッション部品ですが複製をとっておくことにしました。
このまま使うかどうかはわかりませんがボディの内側は結構タイトなので複製を残しておく方が良いかな〜と。

実はこの下の写真二枚はの作業は3日前の最後の作業でして・・・スマホからPCにエアドロップで画像を移すのですが選択していなかったらしく・・・ブログ更新の時に画像を探したのですが残っていなかったのです。
で・・・昨日、スマホの中の最近削除した画像と言うのが有ることがわかりましてね。
探してみましたら有りました!!
バックアップ機能も便利が良いですね、やるね〜スマホ!!さすがスマホ!!(笑)

制作の方は自信なさそうでは有りますが、転ばぬ先の何とやらですからね。
2.0mmのプラ棒で湯口をつけましたのでそれをプラ板の上に瞬間接着剤を使って立ててゆきます。
流石に瞬間接着剤ですね〜こんな時には重宝します。

続いて・・・真空注型装置の中でシリコンゴムから気泡が出ております。
この装置のおかげで複製は楽にできますね。

ここから先は本日の作業ですよ。

シリコンは硬化しまして型枠を外してもこんな状態です。
寒天の中で部品が並んでいるように見えますが・・・これはシリコンですよ、食べられません。

型枠を外してから中の原型を取り出します。
と言ってもわからないかもしれませんが・・・
横側からナイフを入れてシリコンをカットして原型を取り出します。
貫通の穴がある場合はセロテープを貼っておきますといいのですが・・・いつも忘れています。
まあその貫通部分のシリコンをカットすれば良いのですが・・・ただそれだけです。

そして上下をひっくり返しまして上側の周囲にP.Pテープをぐるっと一周巻きます。
このテープがレジンの樹脂を流れないように支える囲いになるわけですね。
真空注型装置の中にレジンの主剤と硬化剤をセットして真空にします。
真空になった状態でレジンを混ぜ合わせて型に流し込みます。
そして真空を解除しますと複製完了ですね。
それが下の状態です。

型の中にも綺麗にレジンが流れていますね。

そして乾燥機で加温しますと30分くらいで硬化します。
念の為45分のタイマーで加熱しまして温度が下がってから脱型します。
暖かいうちに脱型をしますとせっかくの複製品が曲がってしまうこともありますのでね・・・。

念には念を入れるわけですよ。
取り出しました・・・
取り出しは原型の取り出しと同じです・・・なんら難しいことはありません。

最終的に3回複製をしておきました。
使うか使わないかわからないですが・・・それでもやっぱり作っておいた方が後々は役に立つかもしれません。

特にステアリングギアボックスは複雑な形状をしていますからね・・・省略はできませんしね。

肝心のエンジンですが・・・
タペットカバーの部分にスがあることが発覚しましたのでパテをしておきましょう。
これくらいなら大丈夫です。

そしてエンジンやミッションの全部品にサフを塗っておきました。
もう一度サフを塗って下地を確認したらいよいよ塗装に入ります・・・・。



このエンジン・・・色が難しいのよね〜。
理由は次回ですね・・・。

明日はスカイラインです!!


各部デカールの貼り付け

2022-03-24 20:00:44 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰は大変天気が良くなりましたね。
気温は山陽方面よりも上がって22度の予想でしたが、どうだったのでしょう?
確かに上着を着なくても外で寒いとは感じませんでしたね。

次の雨は土曜日の予定だったので今日はタマネギの施肥をしておきます。
と言っても今日中に終わるわけではなく・・・草をとりながらですから数日かかりそうですね。

今日は中手の赤タマネギと奥手の「もみじ」の施肥をしています。
畝を3本施肥しましたが、まだ後4本の畝が残っています・・・滝汗!!

こちらは晩生のタマネギなので昨日の写真と比べて葉っぱが少し細く丈も少し短いですね。
まあ良いのです6月までに頑張って大きくなってほしいですね。

ガレージの床上げですが・・・
今日は砂利を入れて転圧して固める作業のようですね。
ほとんどの部分に砂利が入りましてあとは出入り口の部分を残すだけになりました。
これはお昼頃の状況ですが午後からは出入り口の部分に型枠をして最後の砂利を入れて転圧して終わりですね。
明日は一日空けて月曜日に最終の生コンを流す予定です。
数日後には型枠を外し屋外に砂利を入れて整地したら工務店さんの作業は終了ですね。
その後は私の仕事です。
薪小屋の薪をガレージの中にいれて薪小屋を移動して新しい薪小屋の基礎を作ります。
基礎ができたら薪小屋を移動してから今年冬の丸太を割って薪を作ります。
多分この辺りの作業をするのは4月終わりから5月のGW付近かと思われますね。
何せ1馬力なんでね〜!(笑)

午後からは本業の仕事を始めますよ。
今日は488ですね。

前回はデカールを作ったのでその作ったデカールを使って部品を作ったりするのが今日の作業ですね。
まずは・・・フロントフードの中にある物入れの中についているアルミ製のプレートです。
作ったデカールをアルミ板に貼り付けてクリアーを重ねて塗っております。

念のために二枚作って出来の良い方を使います。
このデカールは白文字を印刷したのではなく白い部分と黒い部分を反転させて黒いインクで印刷しています。

文字の部分は透明なので下地のアルミが見えていますね。

エンジンの後部上側にはフェラーリのマークがつけられていますね。
この状態でミニカーのデフォルトの状態なのですが・・・
凹んだ部分にちょうどフェラーリのマークがついています
でもね〜
これ違うのですよ。
本当はここにクロームメッキのプレートがついていましてその部分にフェラーリの黒い跳ね馬と488の黒文字ピスタの赤い文字が入るのです。
模型で凸になっているのか凹になっているかは大きな違いでして・・・やはりプレートがついているのなら私は凸で再現してほしいな〜と思うのです。
しかもマークソフターを使ったのかシワシワです・・・・(滝汗!!)

私が作るなら洋白板をカットして四隅を丸めます。
そしてバフがけをしてピカピカに磨きます。

それにデカールを貼って乾いたらクリアーを塗ります。
まあデカールは印刷限界がありますのでこれで精一杯なのですがもっとシャープに文字を出すなら洋白板に文字や跳ね馬をハーフでエッチングして色を指しますとよりシャープな仕上がりになるでしょう。

次にドアの開口部分に注意書きのデカールを貼っています。
この部分には他にドアのキャッチが付いていますが流石にそれは難しいでしょうね。
ドアのキャチをつけたらドアが閉まらなくなっては笑えません。

ドア開口部分の前側にはアッセンブリーナンバーというのが貼られています。
しかしながらミニカーとしてのヒンジの形状が違うので・・・黒い部分にはみ出してしまっていますが・・・これは仕方がないですね。
実車はこの部分がもう少し広いのですよ。

続いてこちらはシートバックの部分につくテーラーメイドのエンブレムですね。
一見したところ黒い板に白文字のデカールを貼っているように見えますが、カーボン柄のデカールを貼ってその上に白文字のデカールを貼っています。
なぜなら・・・実車がそうだからですね。

こちらはリアウインドウのフェラーリジャパンの輸入した車を示すステッカーですね。
コクピット後ろ側にはコーンズのステッカーも貼られていますからフェラーリジャパンが輸入してコーンズが売りましたよ・・・って事になるのかな?

上のウインドウがつくリアのエンジンフードの内側ですね。
上のはガラス、したのはその構造材になりますね。
ここにも注意書きが貼られています。

最後に大仕事が・・・
実車の写真を見ていたらフロントフードの下側ですがミニカーではフラットブラックを塗っただけだったのですが・・・実車の写真ではカーボンになっていました。
中央の穴の部分が小物入れになっていますがその周囲の部分は全てカーボン・・・ノーマルのピスタでもここはカーボンなのかしら・・・・!?
多分、何も強度を持っていないただのカバーだと思うのですがカーボンでないといけない理由があるのでしょうか?
強度を負担しているのであればプラスチックよりもカーボンなのでしょうけどね〜。

でも実車がカーボンですからカーボンデカールを貼りました。
広い面ですし凹凸もありますからデカールを貼るのはなかなか大変ですよ。

明日の更新はゴールデンアローですね。


内装の組み立て

2022-03-23 20:27:43 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は午後から雨が降ると言われていましたので・・・午前中も曇りでした。
いよいよ、ガレージの床上げの第3期工事が始まりました。
こんな感じでユンボを入れて砂利を30cmくらいの厚みにして慣らします。
明日はもう少し砂利を入れて転圧して来週くらいには生コンですね・・・
手前側は既に床上げが終わっていますので40cmくらい高くなっていますがこうして写真を撮りますとかなり高く感じますね・・・というか天井が低く感じます(笑)

と・・・まあここまでは工務店さんの仕事なのです。
私は、と言いますと。
草を刈っておきました。
まずは当方のタマネギ畑ですね。
肥料をやりますから畝と畝の間の歩きの部分は草がよく生えます(笑)
草刈機を使って刈っておきました。
そして・・・隣のおじさんの畑です。
先週のお休みに途中まで草を刈って畑を起こしましたがまだ半分くらいは草が刈ってなかったのです。これでやっと隣の畑の草刈は一段落ですね。
一ヶ月くらいは大丈夫かな〜。

そしてタマネギに肥料をします。
これも隣のおじさんの仕込みですね、1月・2月・3月の20日頃に肥料をします。
今回は今年最後の肥料です、これ以降はタマネギ畑には肥料をしません。
あまり肥料をしますと花が咲いてしまうんですよね。
そうなりますとタマネギの中心が硬くなって食べられなくなりますし、腐りやすくなります。
まずは収穫が早い極早生からです、そして早生と肥料をしておきました。
明日は中手(赤タマネギ)晩生(もみじ)と続きます。
もう2〜3日掛かりそうですね。
下の写真で左側が極早生、右側が早生になりますがこの半月ですごく大きくなった気がします。

緑も濃くなって元気がいいですね〜!!!

さて午後からは工務店さんと打ち合わせをしながら本業を開始です。
まずはこちらを報告ですね。
ケンメリスカイライン1800GLを作るに当たって懸案事項がありましたよね。
そうです!テールランプですよ!!
どうやって作るのか・・・今まであまり書いてなかったと思いますが、やっと下請けの〇〇さんから画像が届きました。
丸いテールランプならまだフライスや旋盤でなんとか作れるはずなんですが、この形状のものは大変むずかしいのです。
作って作れないことはないと思いますが正確な形状のものを作るのは大変にむずかしいと思う。

3Dプリンターで正確に出力できればランプの縁の部分も凸形状に出来そうですね。
あとはプリンター頼みとも言いますね(笑)

で・・・凄いのはこんな事も出来てしまうのです。
レンズを別部品にすると言うことも・・・
これを透明レジンで複製すればクリアーレッドやクリアーオレンジのレンズも出来てしまう訳です。

さてここからは実際の作業です。
シートをシャーシの上に配置してみます。
なにしろシャーシはイグニッションを縮めたものとシートはインターアライドのハイストーリーで別のメーカーのものなのできちんと合うと言う保証はどこにもありませんからね。

次は小物を作ります。
小物と言いますのはシフトレバーの根元の部分です。
このお客さまのお父さんがお乗りになっていたのはオートマだったんですよ。
今でこそオートマが普通ですしマニュアルを探す方が難しかったりしますがこのケンメリスカイラインの頃はマニュアルのほうが多かったはずです。
当然どちらのミニカーもマニュアルを再現してありますのでこの部分だどうしても自分で作らなければなりません。
ABS樹脂の塊を旋盤にかけて削りまして一部をカットしたのがこのオートマの根元なんです。
使うのは右側だけです左側はゴミ箱行きでした、が・・・本当は両方ともゴミ箱行きになりました(笑)

センターコンソール部分に置いてみますと・・・
なんだか少し大きいような気がしてきまして・・・
モールドも足らないような・・・

同じ方法で作ったのが左斜め下のある部品です。
右斜め上のは最初に作った方ですね。
丸棒を削る時に少し径を小さくして部品をカットした時の前後の長さを小さくしました。
しかもP-R-N-D-1-2と文字が入る!?部分を少し凹ませて削ってみました。

ちょっと小さいので見えにくいですが・・・

そしてシフトレバーです
アルミ製の部品を作っています。
オートマチックなのでT型のレバーなのですが長く見えるパーツが下側に伸びるシャフトでその脇の短いアルミの棒がグリップ部分ですね。

組み立てますと・・・
こんな感じかな〜
ちなみにプッシュボタンもついていますしグリップ部分は断面が丸ではなく楕円なんですよ・・・。

一応仮組みをします
シフトレバーの長さとか角度とか見ておかなければならない部分は多々あります、どれもバランスが大切なのでね。

シフトレバーよりも先にサイドブレーキを取り付けてみました。
このサイドブレーキはイグニッションの2000GT-Xのものですが・・・何だか違和感があります。
う〜ん、サイドブレーキのグリップはブラウンだったかな??

1800GLのカタログをみますと、シフトレバーの写真にサイドブレーキが映っていました・・・。

ブラックですね〜!

カタログと同じようにシフトレバーやサイドブレーキを塗っておきました
気がつかれたかどうかわかりませんがシフトレバーとグリップの間の部分はシルバーの金属色の部分があるんですね。
それもしっかり再現しておきました。

 

明日は488ですね・・・そしてまた新しい1週間が始まります。


内部パーツの塗装です・・・その前に複製を作っておきます

2022-03-22 20:09:29 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は朝のうちはまた昨夜雨が降ったのが残っておりましてあまり良い天気ではなかったですね。
午後からは天気が回復しまして青い空が戻ってきました・・・これは昨日と同じパターンですね。

今日は定休日なのでゆっくりと出勤・・・と行きたいところですが、今日は早めにいかないとガレージの床上げの作業の第3期目のスタートなんですね。
今日から型枠を組む作業をして金曜日か月曜日には生コンを打つことになるでしょう。

少し打ち合わせをしてから今度はアトリエで本業を始めます。
・・・昨日のことだったでしょうか!?
ブログを更新しておりまして手違いからgooブログの編集トップのページを開いてしまったのですが。
一瞬目を疑ってしまいました。
このページにはアクセス数とかgooブログの中での順位とかが出ているのですが、私にあまり関係ないので普段はほとんど見ないのです。
前回このページを見たときにはgooブログは現在28万ブログあると書かれていた気がしますが昨日現在では30万ブログもあるんですね〜。
しかも私のブログ3月17日に30万ブログ中229番目らしいのです。
今までの最高は確か300番の後半くらいだった記憶がありますが・・・200番台は記憶にありません。
1日当たりの来訪者数で順位を決めていると思いますが我ながらすごいですね、まあこれも皆様のお陰です、ありがとうございます。
まあいつまで続けられるのか全くわかりませんが力が続く限り続けたいと思っております。

多分・・・このブログのおかげで今日もアマルガムのミニカー修理というか部品を作ってくれませんか?というご相談のメールをいただいております。
1/8フェラーリ312T2らしいのですがオイルフィルターが付いてなかったのか脱落して部品が無くなってたらしいのです。

他の部品への干渉や取り付け方も見ないと作れませんので・・・もし購入直後ならメーカーか販売店に相談して部品を取り寄せるかミニカーを交換してもらうかなどなど方法はあると思いますが・・・
部品だけ作れば良いのか、つまり取り付けはご自分で出来るのか!?などの問題もありますね。
私が取り付けて修理をするなら・・・問題はどうやって送っていただくかですね・・・と返信しておきました。
近くなら引き取りに行って修理後に持って行くというのが一番安全(ミニカーにとってですが)なのですがご住所が書かれてなかったのでそこから先はご相談ですね。

まあ返信を待ちましょう。

さて本日の本業はゴールデンアローですね。
確か前回はコクピットの組み立てをしておりましてシフトレバーの下部分を取り付けて烏符とレバーを取付けてシフトノブをブラックで塗ったところまででしたね。
いちおう雰囲気を確認するためにコクピットの上側のカウルを取り付けてみました・・・
思ったよりも開口部分が狭いので見えにくいかな〜。
でもまあカウルが外れますから完成後でも楽しんでいただけそうですね。

次はヘッドレストを取り付けました。
ヘッドレストはシートとの位置関係がありますので先につけてみました

エポキシ系の接着剤で取り付けますが仮組みは重力で・・・(笑)

続いてシートを取り付けようと仮組みしましたがんどうもうまく決まらない。
下側のアルミの板が付いた分で位置関係が狂ってしまったかもしれませんね。

上のコクピットのカウルを取り付けますと・・・余計にズレが目立ちますね

せっかく塗装が終わったシートですがもう一度削り合わせましょう。
削ったら今度はコクピットに乗せて確認します・・・(この作業は以前の時にもやっていましたが・・・)組み立ての位置が少しずつ違うのでしょう。

シートはこの後にサフを塗りましてそれが硬化しましたら今度はシートのカラーを塗って乾燥待ちですね。
乾燥を待っている間に他の事をします。
シートの後ろには燃料タンクがありますが、まだ給油口がつけてありません給油口はタンクがボディの乗ってカウルの位置が決まってからと・・・シートのズレと同じように微妙な位置関係なので後にしてあったんです。
まずは給油口の立ち上がりの部分をアルミパイプで取り付けます。
ボディの穴の中心に来るように微調整して取り付けます。

次に給油口の蓋を旋盤で削って作ります。
モノクロ写真で見る限りはそんなに綺麗でない印象なのですが・・・それでも一応見た目も大切かな!?と思いまして磨き出しの洋白製です。
蓋の上側が少し丸めてあるのはカウルを被せる時のガイドになる様に角を丸めておきました。
角がありますとカウルが引っかかって入りにくいですからね。

シートの塗装がやっと硬化しましたので取り付けます。
使ってない新品状態では変かな〜と思いまして少しウェザリングして汚しておきました。
まあほんの気持ちだけですけどね。

本日最後はこれです・・・
サフまで塗って傷とかを確認した部品ですが・・・もう一台ゴールデンアローのオーダーがありますので部品を複製しておきます。
私の場合大量生産ではありませんので作る時は新たに作るのがお客様に対する礼儀と思う部分もありますが・・・形状を忘れますと作れなくなってしまいますので、転ばぬ先の杖ですね。

複製の準備をしている途中で今日も時間となってしまいました。
続きは3日後です、明日はスカイラインかな!?