Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今更ながらタメオは凄いと思う!

2013-06-22 20:22:34 | Maybach Zeppelin
今日は梅雨の中休みだったのか天気は曇り時々晴れで少し梅雨らしく蒸し暑い感じでしたね。
畑ではまだ土の中に水分が十分に有りましていい感じでしたね。
ついでに昨年のトマトのこぼれ種が発芽していたのでトマトの苗として空いた畑に15本程植えておきました。

一昨日キャストした時にフェラーリ312T2のFRP製部品にもエポキシ樹脂を流しておきました。
うかつな事にゴム型の上に有った余分の樹脂を捨てておかなかった物だからこんなに厚い透明樹脂のかたまりが出来てしまいました。
おまけにシリコン型に食い付いてなかなか外れません(笑)

少し力を入れて分解すると何とか脱型する事が出来ました。
メタルの表面を磨いてなかったので完全の透明では無く磨りガラスの様な感じで半透明ですね、まあこの上に塗装をしてFRPの様な風合いを出しますので完全に透明でなくても全くかまいませんむしろこの方がそれらしいという物です。

余分なバリを切って整形してみました・・・量産をするならこれくらい一気に作らないといけないのですが今回は量産は考えてなくて一つ一つを丁寧に作りたかったのでこんな感じにしました・・・。

インダクションボックスを作りかけのエンジン部分に装着してみました・・・色が半透明なので質感は今一歩ですが・・・明日はファンネルとフランジを付けてみようかな・・・もっと形状がよくわかる様に思います。

次はロールバーの製作です。
キットでは鉄製?の部品が付いていますがこの部分は洋白線の方がハンダ付けに対しては楽ですから同じ線径の0.8mmの洋白線を使って作り直しておきます。

補強のバーをハンダ付けします。

斜め後ろの補強もエンジン本体にあわせてハンダ付けします。
接続部は針ヤスリをつかって削ってあわせておきます。

リアサスペンションを前側から引っ張るテンションロッドは長さ調節用の六角ナットを鉄道模型用の部品で追加しておきます、僅かな事ですがこれがまた良い感じになるのです。

これでエンジン周りの仮組は一段落しました、次はこのキット独特(?)のアルミモノコックフレームの再現でエッチング板の組み合わせによるフレーム製作になります。
モノコックの床板に補強のパネルをハンダ付けします、タメオのインストには接着とかハンダ付けとか書いてないのですが強度の面からハンダ付けを推奨します。
まあ不得意な方は接着で組み立てれば余り問題は無いかと思います。

どんどんパネルを取付けてゆきます。

今日の作業はここまで・・・と思ったらハンダ付けの為にフラックスを使っていますので水で洗い流しておきます、この作業をしないと数日で緑青が出て来ます、腐食防止に洗浄は欠かせませんよ(笑)

せっかくなのでエンジンを装着してみます・・・なんと格好良い・・・


このキット最初はやたらとエッチングの部品が多いと思っていましたが決して組めない構造じゃなくてキッチリと組める構造である事またその表現は繊細かつ最良のバランスを持っているので最近でている国産のフルディティールキットの様に組めるのか組めないのか良くわからない物とは違うな~と思います。
この辺りがタメオの凄い所なんですね。