Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日も暑い日でした~!

2013-06-12 23:36:57 | Rossoの休日
本日は朝から真夏の様な青空で梅雨はどこに行ったの???
と言う天気でしたね。
となり町の松江市では摂氏34度を記録したらしい・・・もう真夏ですね。
そんな中畑の野菜に潅水をしておりましたら気が付いた時にはすでにお昼を大きく回った頃でした。
13時半を過ぎてからお昼ご飯を食べてようやく本来の仕事にかかります。

今日は定休日なのでSAアペルタがメインですがせっかくの休日なんでいつもは出来ない事を優先して行いたいと思いましてマクラーレンMP4/4の修理を行う事にいたしました。
いつまでもお預かりしているのも申し訳ないですしね。
まずは失われてしまったリアウイングのスプリッターを取付けました。

問題点の一つだったウインドスクリーンも元通りにしました。

ご依頼者の息子さんが落として割ってしまわれた

クリアーのカバーも新しい物に交換致しました。

修理が完了しましたのでご依頼者の方に向けて発送致しました。
明日にはお手元に届くのではないかと思います。


さて本命のSAアペルタは・・・
リアスポイラーの大きさを変更した為にボディラインとのつながりが不自然になってしまいましたのでこの部分をパテで修正致します。
実際にはそう多くのパテを盛る訳じゃないのですが少しの量でもラインが変わって十分な効果を発揮する物と思います。
不要な部分にパテが付くのを防ぐ為にマスキングテープを貼っておきます。ボディにトランクをあわせる為に装着状態でパテを盛りまして分割部分はデザインナイフを入れて切り離しておきます。

デザインナイフで分割部分を切り取ってマスキングテープを剥がしてトランクを取り外します。
このまま硬化したらボディに再び載せてからペーパーを掛けてラインを合わせながら削ってゆく予定です。


ボディにパテを盛ってしまったので他の部分の製作をしなければなりませんので足回りの製作を進めておきたいですね。
ホイールを固定する為には二つの方法が有りましてホットホイールのミニカーの足回りを使う方法かそれを一切無視してシャフトを使って新たに足回りを構築するかの二つですね。
今回は前者を採用してステアする機構を活かす事にいたしました。
しかしBBR製のホイールやブレーキの出来の良さも理解出来ますのでホイールのスポークから見える部分はBBR製を移植する事にしました。
まずはホットホイール製のブレーキシステムの不要な部分を削って落とします、今回はフライスを使って削り落とします。

削った所は・・・今回はフロントもリアも同じ様に削って移植する事にいたしました。

と言っても楽じゃないのはシャーシをGTOの物を使用しましたのでこのアップライトの部分もGTO用を流用する方が間違いないですね。
599GTBと599GTOはこの部分の部品が似ていますが寸法は全く違っていまして形状だけでどちらを使うのか決める事は大変難しい事なのです。
GTO用はカーボンブレーキなので冷え過ぎない様にカーボンブレーキディスクにカバーが付いていましてこんな感じになっています。
これを全てきれいに削り取っておきました。

アップライトとステアリングのタイロッドはアップライト側のピンを焼き止めする事でタイロッドを留めていますが焼き止めした部分を切りとりました。

微調整などの時に不都合なのでこの止めの部分をビスドメに変更しますが、元々のピンを切り取って穴をあけて極小ビスが打てる様にします。

よく見るとタイロッドの長さが少し長そうで反対側のアップライトを直進状態にするとこちら側はこんなに開きます・・・トーアウトという状態になっている訳ですね。

ホイールはBBRの物を使いますがセンター部分の直径が6.2~6.3mm有ります、しかしホットホイールのミニカー側の穴は6.0mm指定していますので中央部分の太さを調整しながら削ってミニカーの足回りにあわせてゆきます。
ここでも運が良かったですねホイール側が微妙に細く、ミニカー側の穴が広かったらセンター部分を削るだけでは組み合わせる事が出来なかったのですから・・・。