Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディとシャーシの合わせ

2018-04-17 20:50:18 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日は定休日なので自宅の仕事も進めておかなければなりません
自宅の仕事って?
と思われるかもしれませんが私の一家の代表者でありますので祖先の法事は私の仕事なのです。
という事で本日は私の祖父の33回忌の法事を行いました
祖父は私が結婚した翌年の4月30日に亡くなりましたので孫の顔は見せてあげられなかったのが大変残念でしたね
自分が祖父の年に近づくにつれてそんな想いは強くなってきますね。
そして同じ年の7月に長女が生まれました。
もう32年も経ってしまったんですね〜

本日の山陰はちなみに曇りで黄砂が飛んでいるのかドロ〜ンとした空模様でしたね〜

そんな日ですが少しだけ製作を進めておきましょう
ミニのピックアップはキャストの見積りの為に発送されてしまいましたし・・・
サルーンの方もメイクアップさんに出張していますので・・・手元の作りかけはアトランティックですね
このアトランティックは一番ボディの出来の良かった2号車のボディをホワイトメタルで20個ほどキャストして頂きましたのでこれをシャーシに合わせる作業をしなければなりません。
いくら複製といってもそのままスッキリと収まるとは到底思えないからです。
案の定ボディを被せますとエンジンルームとコクピットの間のバルクヘッドが少し後ろに下がってしまいます・・・
キャストをするにあたって最小限の板厚が必要だったので少し板厚を増した部分でチリが合わなくなったものと思います
気をつけてやったつもりなんですが・・・金属が固まる時の収縮もありますからこちらが思った通りには行かないのがメタルキャストの醍醐味!?
そう言えば昨年11月にメイクアップの植本社長が来られた時に同じようなことを言っておられたのを思い出しますね。
仕方がないので一旦バルクヘッドを外してみます
この状態でボディの内側と干渉する部分がありますのでやはり収縮しているのでしょう・・・一見したところでは影響が無いみたいに見えますけどね。
内装側を削って合わせます。

バルクヘッドの斜めに上がった部分を少し前側に延長します
この辺りは真鍮板なのでハンダ付けが楽ですね〜
溶ける恐れがないですから・・・。

元々あったバルクヘッドを立ててハンダつけします
最終組み立てではこのバルクヘッドに洋白板をキサゲ加工した化粧板を貼って仕上げる予定ですので板一枚奥に入るような設定にしてあります。

バルクヘッドを加工する前にそのままボディを被せますとこんな感じです、バルクヘッドがずいぶん後ろ側によってしまって奥まっているのがわかりますね。
ちなみに奥側の黒っぽいグレーのボディが今回の原型になったものです。

修正後はこんなな感じで前側に出てきます
この状態でもバルクヘッドの上側が少し前側に倒れていますのでこのあと若干の修正を加えております
元ボディをキャストしたからと言って全く同じボディが生まれてくるわけではないので・・・修正は手がかかりますね。

それでもエンジンを載せますと格好がよく見えてきますから不思議なものです。


明日も休日なのですが午前中は隣町の日下エンジニアリングに表敬訪問の予定です。
午後からは制作に戻るか・・・受けている修理を少し始めるか・・・どちらかになりますね。

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