Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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そしてこちらも始めます

2022-07-22 21:35:24 | 日産シルビアCSP311

本日の山陰は・・・
雨のち曇り・・・そしてまた雨の連続でした。
時々日が射すのですが、天気は一向に回復せず降ったり止んだりの1日でした。

朝一番で中庭の草刈りをしようかと思っていましたが・・・
雨が降ってしまい断念しました。

中で仕事をしていますと晴れてきまして・・・日が射しています。
ここぞとばかりに着替えて中庭の雑草の際を刈りました。
一応のところ際刈りは終わったのでホッとしました。

厨房係は今日はちょっと暇だったかな(笑)
中庭の草刈りで疲れていましたのでちょうど良かったですね。

さて午後からは本業です。
今日はまた新しいものを始めましょう。
1つ終わって2つ始めたら収拾がつかなくなってしまうのではないかと多少心配しますが・・・
始めないと終わらないですからね・・・。

本日開始するのは1/24日産シルビアCSP311です。
お客様の車と同様の仕様にする改造を行います。

メーカー名は不明、多分中国製かな・・・
でも1/24は珍しいですね。

見積するにも直すにも・・・まずはベース板から外さなければなりません。
裏を見てびっくりです!!
なんとネジの山が三角なんですけど・・・
こんな場合はマイナスドライバーを突っ込んで回すと外れるのですが・・・
ネジが硬くて外れません・・・と言うか回りません(笑)

仕方がないのでネジの頭の中央にダイヤモンドカッターで切れ込みを入れてみました。
ネジを後で交換する分でも外さないと前に進められないのです。

こうすればマイナスドライバーで外すことができます。
まあ固い事には変わりはありませんが、回らないことはありません。

やっとベース板とミニカーが外れました

裏の文字を見ますとやはり中国製ですね。
しかし、メーカー名はありませんね。

ミニカーとベース板を外して安心したのも束の間・・・
シャーシとボディの間のビスもドライバーの穴がプラスでもマイナスでもないのです。
また三角なんだよね・・・

しかもこんな穴の奥の方なのです、コレではダイヤモンドカッターで切れ込みも入れられません。

シャーシとボディの間はネジが緩かったのでマイナスドライバーを押し込んで回すことができましたのでボディとシャーシを簡単に分解できました。
シャーシを外しますとこんな部分にも三角ドライバー用のビスが使われていました。
もっとびっくりしたのが・・・このドアのヒンジですね。
見た感じ・・・かなり異様です。

この時点までまだドアを開けたことがなかったのですが、こんな感じで開きます。
しかし・・・コレじゃあ実車と違いすぎですね。
下の写真を見ますと横開きのガルウイングドア・・・って感じですかね(笑)
ちょっと設計に問題ありかもしれませんね。

なぜドアを開けたのかと言いますと・・・
お客様からドアのサイドウインドウを開けた状態にしてほしいと言われていまして・・・外して加工した方が傷みが少ないと判断しました。

ウインドウを開けた状態にするには窓ガラスを切って無くしてしまえばいいのですがCSP311のドアウインドウは周囲にサッシがついていましてドアのウインドウを開けた場合サッシだけが残っていなければならないのです。
四隅に1.0mmの穴を開けておきましてその穴を結ぶように糸鋸でカットしました。

穴を開けたウインドウ部分ですがまだ余分な部分がついていますので木片にペーパーを貼り付けたもので削って整えました。

ガラスをカットした厚みの部分ですが透明なプラスチックでできていますので厚みの部分をラッカーシルバーでタッチアップしておきます。

建て付けは良さそうなんですね。
ボディに戻しますとこんな感じになります。
ウインドウが開いているように見えますね。

お客様には内装とステアリングを実車通りにしてほしいと言うことだったので内装を分解いたしました。
シートや内装は実車の写真ではアイボリーホワイトに近いカラーなんですね。
ミニカーではフラットホワイトなんですがちょっと雰囲気が違うのです。

ちなみにシートはこんなカラーなんです。

内装やシートは付いたままになっていたパーティングラインやバリを削ってから塗り直しました。
本来は床のカーペットの色を塗り直すと言うことだったのですがやはり全部のバランスが大事なので周囲の部分もやり直します。
シートだけではなく内装も全て塗り直しましょう。

明日はF2007を進めます。