Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディ前半とライトの形状がやっと決まりました・・・

2022-07-20 20:00:44 | Hino Samurai

本日の山陰はこの所の雨天が嘘の様にいい天気になりました。
昼間はアブラゼミの声がうるさいこと・・・(笑)
夕方になりますとヒグラシが鳴いています・・・不思議なことにミンミンゼミは今だに声を聞きませんが・・・。

こんな天気なのですが朝方まで雨が降っていたらしく出勤途中の道路には所々水溜りができておりました。
またアメリカザリガニが道路に上がってきて私の車に停止命令を出すようにハサミを振りかざしていました。
まさか道路を横断するのに車が止まるように手を上げていたわけではないと思いますが・・・。

いつもの時間に出勤して午前中はブルーベリーを収穫しておきました。
昨日は2時間半ほど途中まで収穫しましたがまだ残っていたのです。
今日は残った部分を全部収穫しましてこれで数日は収穫しなくても済みますね。

午後からは通常の業務です。
昨日塗った木製の展示ベースですが・・・乾燥中に1個だけ落下してしまいました。
今朝到着してから塗装ブースをみますと落下して角の部分が欠けてしまっていました。

結構大きく欠けてしまっていまして・・・パテを使って角を修正しました。
その後ラッカーを使ってタッチアップしました。
元の木の風合いが再現できるように古くなった小筆を使って木目を再現しました、周囲の木部と同じ風合いになるようにするのが結構大変ですが・・・
どこに傷が付いたかわかりますか?
画像の中央あたりですよ(笑)
よくわからないかもしれませんね。

この次は普通の木製ベースの塗装手順に沿って仕上げをしておきましょう。

さて、ここからが本業開始の部分ですね。
第一回目のパテを入れてから削ってサフを入れましたね。
比較しますとボディの左側のFフェンダーの膨らみの幅が0.5mmほど狭いように感じましたので

もう一度パテを入れています。

2回目に盛ったパテを削ります。
周囲の形状と馴染むように削ってゆきましょう。
パテを盛る前の不足した寸法は0.5mmほどなのですが斜めの面の部分も必要ですので1.0mmほど余計に盛ってあります。

続いてもう一度サフを塗って様子を見ます。
左右の幅はこれで大丈夫そうですね。

ボディの幅はなんとか修正完了しましたが・・・実はここからが本当に難しいのです。
ライトの大きさや形状を決めなければなりません。
この写真を見ますとライトの凹みは結構小さいような気がします。

ミニカーのボディにはマスキングテープを使ってライトカバーの形状を書き込んでみました。

下の写真でライトのついている部分のボディの幅とライトの幅の比率を調べます。

ライトの大きさや形状は車の顔に大きく影響がありますので大変難しいのです

ミニカーのボディの幅を測定して写真から弾き出したライトの幅は4.5mm程度なのでマスキングテープを貼ってライトの形状を描いてみます・・・幅が4.5mmになる様にしておくのはもちろんですよ。

ついでに前側の補助灯(角形4灯式のヘッドライトという考え方もあります)もヘッドライトの位置関係をもとに鉛筆で書き入れてみましょう・・・
前側の2灯の上側はキットではほぼ真っ直ぐになっていますが・・・実車写真では斜めに見えますのでここでは斜めにしています。

ライトの部分に貼ったマスキングテープを剥がしまして別に準備したマスキングテープをカットします。
左右で反対にしなければなりませんが・・・別々にカットしますと左右で形状が変わってきますのでマスキングテープを粘着剤がついている面を貼り合わせておきます。
そこにボディから剥がした型取り済みのマスキングテープを貼って同時にカットします。
粘着剤同士を貼り合わせた部分を剥がしてやれば左右で全く同じ形状にカットできますね・・・まあカッティングマシンがあればこんな苦労は要りませんが・・・(笑)
無くてもできますよ。
ライト上部にラインを書きましてそのラインに沿ってライトの部分のマスキングテープを貼ります。

そしてマスキングテープが貼ってあるとライトの凹みを削れませんからマスキングテープの周囲を鉛筆で描きます。
これでやっとライトの形状が決まりましたね・・・
見た感じがとても良くなったと思うのは私だけでしょうかね・・・。
キットの形状ではどうしても我慢ができなかったんですよね。
(でもまだ削っていないのでなんとも言えませんが)

まあ作り手の数ほど理想の数がありますからね〜。

明日は新しい製作についてご説明ができると思いますよ。