Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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サイドウインドウのサッシを作ります

2020-09-03 20:19:41 | mini pickup truck
本日の山陰は台風の余波で風が強かったですね。
早朝に目が覚めたのですが・・・強風で家が揺れているのがわかった位風が強かったです。
午前中もカラカラに乾いた風が吹き、空の雲は北の方角に凄い早さで流れていました。
余りにも暑かったのでオクラとイチジクを収穫したらすぐにアトリエに撤収しました。
まあ特に熱中症がぶり返す様な感じはないのですが・・・
今日は隣りのギャラリーの展示の入れ替え日でして・・・十分に準備はしておりますが何かと手伝いが発生する可能性が有りますからね。

中庭を見る限りはこんなに穏やかな天気なのですが・・・画像には風が写らないから・・・。
北の方角は画面左側の方になりますね・・・多分その空の向こうには台風9号があるはずです。


さて今日も仕事です
昨日の続きでガルフミニを進めます。
エンジンをシャーシに固定しましたので次はオイルフィルターを取付けます
ミニの古いタイプのエンジンでもオイルフィルターはカートリッジ式なんですね〜。
日本のホンダS500〜800までですと標準はカートリッジではなく中身だけのフィルターでフィルターのケースはエンジンの部品の一部なんですよね。
1964年式のホンダでさえカートリッジでは無いのですがミニは同じ時代に既に今と同じカートリッジ方式を使っているとしたら凄いですね。

続いてステアリングのセンターマークのデカールを貼ります。
これは先日ホワイトの物の為に作った物ですね・・・
センターマークはやはりないと変ですから。

ドアの内装を加工します
こちらもホワイトの方とほぼ同じです・・・
ドアポケットの上側にはクロームのモールが付きます。
唯一違うのはドアロックの部品ですね
ホワイトの物は実車がブラックでしたのでブラックにしてあります。
が・・・私が持っていたミニのピックアップにはクロームメッキの物が付いていましたのでこちらのガルフミニの方はクローム仕様にしています。
どちらが正しいのか私は知りませんが商用車という性格上メッキでは無くシルバーで塗ってあったりブラックであっても全く不思議では有りません。

次はフロントガラスを固定します
その前にバキュームしたフロントウインドウを切り出して削り合わせる作業が待っています。
これが結構時間がかかるんですよね。
1枚失敗しちゃいました・・・ちょっと削り過ぎたんですね。
小さくなった物はもう使えませんから・・・やり直しですね。

次はこんな部品を作っています。
これは何?
素材は真鍮の0.7mm幅の帯金です
途中を曲げています。

ウインドウのサッシでした
このミニはピックアップなのでかなり後期までスライド式のウインドウを使っていたらしいですね。
一番最後の方では普通のミニと同じくサイドウインドウが上下するタイプになったみたいです・・・。

実際にボディに方にあわせて長さを調節してあわせます。
通常は・・・
こんな部品ですとエッチングで作ってしまうのですが・・・
このミニは量産品では有りません・・・一つ一つ部品を手作りしていく作品です、回り道に見えますがこれが普通です。

ついでにホワイトの方の車体にもウインドウ枠を作っておきます
同じ作業は連続でやってしまった方が良い結果が出ますからね。


サッシを塗装したい所ですが・・・サイドウインドウのガラスの型紙を作っておらなければなりません・・・
明日はこの辺りからですね。