Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ミッションのギアケースの製作Ver.2

2015-07-18 23:10:13 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は台風一過で良い天気になるかと思っていたら午前中は鉛色の雲が厚くたれ込めて午後からは少し雲も薄くなって来たようですね。
明日は梅雨明けかな?
それとも台風12号が過ぎてからでしょうか??
この数日台風の為に畑にでていませんでしたので本日最初の仕事は台風の為に倒れてしまったバラのシュートを処理したり新たに支柱を立てて結び直したり・・・
野菜の収穫に回ったり・・・トマト・キュウリ・オクラ・イチジク・茄子・ズッキーニ・ブルーベリー・ブラックベリーなどを収穫しました。
夏の恵み・・・と言った所でしょうか!?

さて製作にかかりましょう。
本日もミッションのギアケースの製作なのですがギアケース自体はもう出来ていますのでその後ろ側に有るベアリングケースやシフトフォークの後端部とか動力のアウトプット付近の部品を作ってゆきましょう。
実車の画像を見ますとどうやらいくつかの種類が有るのか他の画像(同じブガッティの)が紛れ込んでいるのか少し構造が違う物も有るようです。
一番画像が多いシフトフォークの作動用のシャフトが3本見えていてその下にプロペラシャフトのアウトプットが出ていてその下はベアリングカバーになっているタイプの物を作ってみましょう。
昨日ギアケースを作った材料が残っていますがこれは組み立てる時に全ての部品が一直線上に並ぶように中心に1.0mmの穴が空いているものですね。
一番後ろ側のカバーを作りたいのですがこれもまた位置関係が狂わないようにこの昨日の残りの材料から削り出してゆきます。
中心の穴の他に4つの穴を開けました、上の3個はシフトフォークの作動用、一番下はベアリングカバー用ですね。

余分な部分の肉をフライスで削っています実際にはこの部分はギアケースの後ろ側に一体になっていますが一体の削り出しでは綺麗に作れないので分割にして作っています。

実物はフライスで削ったように角が有る訳では有りませんのでペーパーやヤスリを使いまして角を落としておきます。

次に旋盤で厚さ0.5mmにスライスして・・・

数日前から作った部品を1.0mmの洋白線に通してみますとこんな感じになります・・・良い感じだ!

そして何やらまた穴をあけています。
この部品はアウトプット様のベアリングとオイルシールを納めているケースになりますね。
CMCのエンジン完成品を見ますとどうやら真鍮製のようです。
穴は0.8mmを4カ所で割り出し円テーブルを使って位置決めをして穴をあけています。

次はミッションのアウトプットからプロペラシャフトとの間に有るラバージョイントですね。
アウトプット側3カ所、プロペラシャフト側3カ所のボルトで結合されますのでこのジョイントには6個の穴が開けてあります。
しかもアウトプット側プロペラシャフト側のボルト位置を合わせたいので同時に作業をしておく必要があるのです。
コチラは4mmの真鍮丸棒に6個の0.5mmの穴をあけています
これもまた割り出しテーブルを使って穴をあけています、5台分なので10個の部品を作らなければなりません。

本日の製作時間の大部分はこの穴開けに費やされました
割り出しテーブルでの位置関係を変えたく無いので一緒に作業を進める必要が有りますし穴が0.5mmと細いので慎重な穴開け作業が要求されますので時間がかなり掛かりましたね・・・明日はこの続きからですね。