Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ドアの製作Ver.4

2015-07-03 18:56:44 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も結構暑かったですね~
山陰は天気が良かったですが・・・千葉県だったかな雨が凄かったのは??
相変わらず蒸し暑い天気が続いていましてそんな中ですが午前中は黒大豆の苗を頂きましたので30本程ですが植えておりました。
またラッキョウも掘っていましたがこれはお盆明けに植える為の物で食用では有りません。
掘ったラッキョウは葉っぱの余分な部分を切りまして陰干しにしておきます。

外は暑いので比較的早くアトリエに入って来まして制作開始です。
雨が降っても暑くても仕事という逃げ場が有るので助かりますね(笑)
さて今日からはまたアトランティックのドアの製作に戻ります、前回までの製作ではまだドアパネルしか作っていませんのでここからはウインドウが付く為の凹みを作ってゆこうと思います。
ドアにはまだまだ問題が有りまして外付けのヒンジや内装、ドアのストッパーなど特徴的では有るけどむずかしいぶひんが沢山有ります。
さてウインドウの凹みを作ってゆきましょう。
まずはウイングローブ氏の図面に従ってウインドウのガイドを作ります、このガイドの形状でウインドウの形状が決まると言う難しい仕事ですね。
ガイドの素材は0.5mmのアルミ板です。

ドアパネルにガイドを当ててマジックでケガキ線を入れます。
このウインドウの位置ですが前側はドアの前側の細いピラーを残さなければなりませんので位置は大体出ますね・・・ただし高さが難しい・・・。
フロントウインドウとの兼ね合いが有りますからケガキ線を入れたドアパネルをボディに当ててみて雰囲気を確かめます。

いよいよウインドウの穴を開けなければなりませんがその前に準備をする物が有りました。
ウインドウの部分を切断する場合には糸鋸を使用するのですが切る方のドアパネルをきちんと固定しないと糸鋸の刃が何本合っても間に合いません、そこで作ったのが「すり板」と言う道具ですね。
まあ簡単な物なので自分で作ってしまいました。
今までに使った事がなかったのです・・・と書きますと驚かれるかもしれませんが・・・今まではバイスに挟んで切っていたんですね。

ただバイスに挟みますと糸鋸を横向きにしないといけないので糸鋸の自重が刃にかかってしまい折れやすくなってしまいます。
「すり板」ですと糸鋸の動きが上下になりますから余分な力が刃にかからないので刃が折れ難くなる様な気がします。
実際に切る場合にはこんな感じで切りますよ

ウインドウを切り抜いたドアをボディに当ててみます
車体はNo.4を使っています高さはこんな感じかな?

ウインドの高さを一定にする為にウインドの下側の一辺をマーキングする型紙を作りました。
この厚紙(古ハガキなのですが)をドアパネルの下側に当てて上側にケガキ線を入れる予定です。

ウインドウの下側にケガキ線を入れておいてその上側にウインドウのガイドを置いてケガキ線を書けば位置関係は比較的ピッタリと決まるはず・・・

次は穴を開けます
と言っても画像をよく見て下さいよ
前後の端に0.8mm程度の穴を1個ずつ開口しますがここが糸鋸の刃が方向を変える為の穴になります。

4号車のドアにウインドウの穴が開きました

次々とやっつけてゆきます
・・・次は3号車。

次は2号車・・・ドアには間違えない様に番号を入れておきます、作業をしますと指で当たりますからうっかりしていますと文字が消えてしまいますからね~面倒でもその度に入れておきますよ。

当然ながら1号車も完了しています。

明日はウインドウを嵌め込む凹みを作ります。