Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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グリルの固定

2015-05-07 22:19:47 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日もいい天気でして、午前中は今年植えたバラと定植したばかりの畑の苗物には潅水が欠かせませんね。
春になってから種を撒いたラディッシュとサクランボを収穫してCafeに渡しておきました。
潅水をしながら畑の様子を見ていますとそろそろ早生のタマネギの葉っぱが倒れて来ましたね~葉っぱが倒れると収穫のサインなんですね・・・1/3位は倒れていますからもう数日したら収穫ができそうですね。
しかし、11日と12日は雨が降りそうなので収穫は静岡のホビーショーから帰ってからになりそうですね。
雨のあとはタマネギ自体は大きくなりますがその分水分が多くて腐りやすい、畑で抜いてからもそのまま寝かしておいて少し乾燥させてから取込みたいのです。
そして雨が降ると畑の土も水分を含みますからその上に寝かしておいても乾燥し難くなるのです、ですから静岡から帰ってからの方が良いと判断しているのですが・・・。
とは言っても言っても農業は天気具合を見ながらの作業になりますから・・・なかなか難しい物ですね。

朝は少し畑の作業を行いましたがその後は気持ちを切り替えて製作を始めます。
昨日はグリルを作りましたから今日はそのグリルを車体に付ける方法を考えながら取り付けてみましょう。
まずグリルの位置を決めましょう。フロントウインドウの前側のボディ先端からラジエターグリルの後端までの寸法はウイングローブ氏の図面を1/43に直した図面を計ってみますと27.5mm程でしょうか・・・
CMC製のミニカーでは1/43換算しますと28.5mm程になります。
どちらの寸法が正しいのかはわかりません、ただこの時期の車は手で叩いてボディを作りますので1台1台のボディが少しづつ寸法が違う事は容易に想像ができますから気にしちゃあいけないんでしょうけど・・・1mmの誤差は1/43ですから実車換算で43mm・・・つまり4cm3mmの誤差はかなり大きな誤差になってしまいます。
こんな場合はこの中間の寸法をとっておくのも解決方法の一つでしょう、つまり27.5mmではちょっとボンネットが短く感じるかもしれません、反対に28.5mmでは長過ぎる感じがするかもしれません・・・だから28mmの寸法を採用してみました。
まあそれでも誤差は出ますけどね。

グリルを取り付ける為にはただただ接着してしまうだけではいけません、その間にボンネットが有りますしそのボンネットは中央に有るヒンジによって支えられていますのでその固定方法に付いても検討をしないと後で手痛い目に有ってしまいます。
CMC製のミニカーを良く見ますとこんな部品がグリルとボディに付いていますので作ってみました。
素材は0.4mmの真鍮線と内径が0.4mm外径が0.8mmの真鍮パイプです。ただハンダ付けしただけでは強度的に弱いですし真鍮線にハンダが沢山付いてしまいます(ここにハンダが沢山付くと取り付け時に部品が持ち上がってしまいますので見た目が非常に悪いですね)のでなるべく強度を高くする為とハンダのはみ出しを少なくする為に一旦真鍮パイプに0.4mmの穴をあけてその穴に真鍮線を差し込んでハンダ付けしています。

グリルの上側にハンダ付けしてみました。
グリルの上面までの部分にボンネットの厚みが収まる予定なのでヒンジのシャフトを支える物の高さはこんな感じになりますね。

ボディ側はこの場所に付けました
ボディのつなぎ目のエッチングを取り付ける為に溝が掘ってありますがこの溝に少し埋める感じですね・・・。

前後のヒンジを支える部分に真鍮線を渡してみました・・・ここにヒンジが来る訳ですね。

いよいよグリルの固定なのですが・・・
固定は接着(エポキシ/瞬間接着剤等)とビス止めやハンダ付けが有りますが、この部品の場合強度や何度か脱着する事が有る事を考えますと極小ビスで止める方法が最良かと思われます。
グリルの裏側に表側に貫通しない様な穴を開けましてタップでネジを切っています。
このビスは1.2Mのビスですね。

写真は有りませんが・・・このビスを使って固定をする為の真鍮製のステーをボディ側の追加しました。
そして4台中3台のグリルを取り付ける事が出来ました。
明日は残る1台とボンネットを作る事が出来れば嬉しいですね~。